夢をみた。
スイスイと気持ちよく車を運転して旅をしていた。
もう30年もペーパードライバーなのに。
それはこの本のお陰。
「グレースの履歴」源孝志著
読んでみたいなぁと思っていたこの本。
読書友だちのIさんが贈ってくださり、読み終えたところ。
(ありがとうございます!)
久しぶりにとても読み応えのある本でありました。
ひととひと。
絡まった糸。
解されていく糸。
そして新たに紡がれる糸。
人生って
タテヨコ様々な小さな繋がりが織り重なっていつの間にか一枚の布が織り上がっていくような…。
ほつれた過去の穴や破れも
少しの勇気と、そして「時間」が繕う手助けをしてくれる。
向き合うかどうかは自分次第。
いろんなことを考えさせられつつ、わくわくする展開に惹きつけられる本でありました。
私にとって、本はドア。
開けばそこに拡がる世界。
たくさんのドアがわたしを待ってる。
次はどのドアを開けようか。