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時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

「光」に沈む闇

2022-09-01 | 本 のこと

「光」三浦しをん

時々、古本屋で本能だけで本を選ぶ。

「舟を編む」で有名だし、(でも読んでない)
三浦しをん原作の映画もいくつか観ていてすきだし
という安易な気持ちで中は全く見ずに手にとった。

しかし、これは…。
酷くきつい。

この本の発行は2013年。
読むうちに、東日本大震災のあとによくこれを書けたものだな…と苦しさを超えて不快になり、もう一度巻末をのぞいてみると単行本が刊行されたのは震災以前の2008年だった…。
それはそれで、なんとリアルな、まるで体験したかのような描写にまた驚く。

これは、津波被害に遭われた方の目に触れてはいけない本だと、個人的に思う。余計なお世話かもしれないけれど。
裏表紙にでも警告の文章を載せていただきたいくらいだ。

圧倒的な自然の暴力。人間による理不尽な暴力、そして闇。救いようのない重さ。逃れられない過去。。。

早く、なるべく早く
この闇から抜け出したくて
正に光を早く見たくて
一気に読んだ。

それでも読むことを止めようと思わせないところが、この著者の文章力の凄さなのだろう。

最後はこう終わるのか。。。
なんとも言えない読後感。
こういう時、頼りになるのは巻末の解説だ。

すがるような思いで解説のページへと進むと、なんとクラフト・エヴィング商会の吉田篤弘氏が待ち受けてくださっていた!

たいへん頼もしい解説文に出迎えてもらえて胸を撫でおろすような気持ち。
これでやっとこの物語から抜け出ることができる。

次に読む本はリハビリ的にやわらかいものにしておくとしよう。




「草花たちの静かな誓い」宮本輝著

2022-08-24 | 本 のこと


「草花たちの静かな誓い」
宮本輝著 2016年集英社発行

久しぶりの輝さんの長編。

昔読んだ輝さんの「オレンジの壷」を彷彿とさせるような、謎を追って海を越える物語。

地に足のついた主人公がとても好感が持てるせいか、読んでいて独特な安心感があるのが不思議だ。

時に、物語の中の世界の心地良さに、読み終えたくなくなる本に出逢う。

納得のいかない部分も解せない部分もあれど、現れる登場人物たちが人情に溢れ、会ってみたいほどイイニンゲンなのだ。

現実に於いても本の中に於いても、やはり心根のきれいなニンゲンには引き寄せられるものなんだな。。。

わたしは読み終えちゃったけれど、あの本の世界の中ではきっと今もあの花々たちはうつくしく咲き誇り、夜風にそよそよとかわいらしく揺れているに違いない。







「母の手紙」岡本太郎著

2022-08-20 | 本 のこと



「母の手紙」岡本太郎著
昭和27年 宝文館発行

若き日のパリ滞在中の息子岡本太郎に宛てた母かの子の書簡本。

昭和27年の初版。中はすっかり茶色く変色した旧字体のこの本。
読んでいるうちにカバーも擦り切れてしまった。
暫く前に古本市で出逢って以来、積読本の仲間入りになっていたこの本。

自宅療養中に、本を整理していて手に取り読み始め、どっぷりのめり込んでしまった。。。
この本は、岡本太郎の人となりが浮き彫りになるような…そんな一冊。

母かの子の我が子への想いに、父一平の二人への想いに、そして太郎の父母への尊敬と慈愛に、何度も泪がこぼれてしまう。

こんなにうつくしい親子愛があるだろうか。
同じ芸術家同士、互いを敬い高め合う…。

家族というより、戦友のような…。
三人が対等に立ち、そして互いに支え合う強い三角錐のようだ。。。

特にわたしのこころに沁み入ったくだりを記しておくこととする。
わたしも忘れないように。。

太郎からの返信の中の母への一文、
「おかあさん、感情家だけではいけませんよ。生きるといふ事実の上に根を置いて、冷酷なほどに思索の歩みを進めて下さい」
この言葉に対し、
「〜この言葉はおまへ自身、頑なな現実の壁に行き当たってさまざまに苦しみ抜いた果ての経験から来る自戒の言葉ではあるまいか。とすれば、おまへの血と汗の籠もった言葉だ。言葉は普通でも内容には沸々と熱いものが沸いてゐる。戒めとして永く大事にこの言葉の意味の自戒を保ち合って行かう。〜略」


本は、ドア。
どのドアを開けるかは自分次第。

出逢えてよかった。。。




追記 奥付の価格のところ、よく見たら地方価格なんてあったんだなぁ。ふしぎだ〜。



「滅びの前のシャングリラ」凪良ゆう著

2022-07-25 | 本 のこと


「滅びの前のシャングリラ」 凪良ゆう著
2020年10月中央公論新社発行

本の帯には「一ヶ月後、小惑星が衝突し、地球は滅びる」
滅びゆく運命の中で、幸せについて問う傑作 とある。

自分では選びそうにない本を
なにかのきっかけで目にして読む。
最近、そうやってバッタリ本に出会うのも面白いなあと感じている。

男子高校生の語りに始まるこの本も、するするとたいへん読みやすく、気がつくと引き込まれてしまっていた。
しかし。。。
終末へのカウントダウンが始まっていくと…
このところのコロナ感染爆発、終わりの見えてこない戦争、WHOのサル痘への緊急事態宣言、熱波による大火災、太陽フレアの危機のニュースなどなど。。

生温い平和が過去のものとなってしまった今、この本の中の世界の終わりのニンゲンの行動の哀しさがあまりにもリアルに胸に迫ってきて、先を急いで読みながら少々酸欠気味なキモチになってしまった。
普段から小説の中に入り込み易い体質なため、救いようのないストーリーや酷いバイオレンスを含む本は近年もう読まないよう気をつけている。

この本は、根底に温かな優しいものが流れているからそういう類のストーリーではないのだが…。

わたしの近年の読書タイムはほぼ眠る前のふとんの中。
眠る前にこの本を読み終えるのはマズイ、と本能が囁くので最終章は休日の夕方にとっておいた。

果たして。。
読み終えて本を閉じているのに、終わらないこのざわざわとした気持ち。
本の中の終末の話だとわかってはいるのに、何故か何処かで本当に体験してきたことのような。。。

そのまま夕飯の仕度に取り掛かる気持ちにはまるでなれず、暑さの残る日暮れの空を眺めに散歩に出た。

まだここにある平和な夕焼け空を見上げて、やっと肺に新鮮な酸素が入ったような…
やっと現実世界に戻ってホッと安堵したのでありました。

いやはや、布団の中で読み終えなくてよかった。
きっと眠れなくなり、壮絶な夢にうなされるはめになったことであろう〜。

本能の囁きはたいせつにしよう。



絵本「へいわってどんなこと?」

2022-03-01 | 本 のこと
 
21世紀、2022年の現代とは思えないようなこのロシアの軍事侵攻。

過去も未来も
市民は誰も戦争など望んでいない。

それでも渦を巻くように大きなチカラに引き込まれていった過去の戦争。
愚かな誤ちを決して繰り返してはいけない。

数年前に出会って感銘を受けた絵本
浜田桂子さんの
「へいわってどんなこと?」

改めてこの絵本をひらく。

当たり前のささやかなしあわせをすべて奪う戦争など
あっていいわけがない。


園に持っていって
子どもたちに読み聞かせてみよう。。。










「嵐が丘」を彷徨う

2022-02-03 | 本 のこと

このところ夜な夜な久しぶりに古典文学に潜っていた。
エミリ・ブロンテ「嵐が丘」

ひょんなきっかけで辿り着く物語の世界。
今回は一枚の写真から「嵐が丘」の世界へ。

年末頃、インスタでフォローしている写真家の投稿にアイルランドのHore abbeyという美しいお城の廃墟を見つけた。
「ジェーン・エア」を連想したら、その方は、風が強く雨も降ってきて「嵐が丘」を思わせる場所だったとのこと。
同じくブロンテ姉妹を想うフシギ。。。

「嵐が丘」かぁ。いつか読もうと思いつつ読んでない…。
そんなわけで、またまた昔からうちにある河出書房の「世界文学全集」の出番となったのであ〜る。

しかし、一言で言えば、重かった。。。
名著とはいえ、ヒースクリッフの暴君振りには閉口。
本人も生い立ちからずっと苦労の多い人生を送ったとはいえ、何人もの身近な人間の人権をどんだけ踏み躙っているんだよっ!
パワハラモラハラ甚だしい。

しかし、そうせざるを得ない彼の心の深淵を想うとまた哀しくなるのだった。

わたしにとって、本はドア。

物語とはいえ、夜な夜なわたしはドアを開けてヒースの茂る荒地を彷徨い、蝋燭の光しかない寒々とした古い屋敷の堅い木の椅子に座っているような心持ちになるのでありました。

物語に引き込むチカラはさすが、名著です。

それにしても、姉のシャーロット・ブロンテの「ジェーン・エア」は読み終えたくないくらいすきだったのだけどなぁ。


口絵:兄ブランウェル筆


河出書房 世界文学全集7
「嵐が丘」三宅幾三郎訳
昭和40年発行




対談本の魅力

2022-01-29 | 本 のこと

「生きるとは、自分の物語をつくること」2008年発行

小川洋子 河合隼雄 著


すきな作家のエッセイもすきだけれど
人となりが会話から浮き彫りになる対談本も結構すきだ。
年末に図書館で見つけて
借りた河合隼雄氏と小川洋子氏の対談。

おふたりのコトバに何度もハッとさせられる。

ー僕はこの頃よう言ってるんですけど、「僕はアースされてるから大丈夫」なんです。ー
ー通り道になっているっていうことですか。ー
ーうん、それで最後は地球にお任せしてるってね(笑)ー


ー8はね、日本語では多いことを表す。
ー8というのは無限大のマークでもありますし。ー
ー八百万。八百屋さん。素数の7だと七不思議。ー

ぽんぽん繋がるやり取り。いい感じに拡がる世界観。
もっともっとお話を聞いていたくなる…。

対談が完結を見ないままに河合隼雄氏は亡くなられ、この本の後半は小川洋子氏による「少し長すぎるあとがき」に終わる。

この本を読んでもっと河合隼雄先生の本を読みたくなり、
古本市で以前買った積読本の中に実は数冊あることを思い出して現在発掘中。

本ってつくづく、読み時ってものがあるのだな。。。

確かトリイ・ヘイデン氏との対談本も持っているはず。
記憶違いか…??
探してみよう。
ついでにそろそろ本の整理をするといたしましょう。



「ことり」と公園の鳥小屋

2022-01-20 | 本 のこと
ヨリミチ公園のインコたち。
どんなに暑い日も
どんなに寒い日も
皆で元気に鳥小屋の中を囀り飛び回っている。

天寿を全うした我が家のインコのふーちゃんとオカメのシェイクを想う。

飼っていた頃、部屋の中なのに寒くないかと鳥カゴに毛布を巻き付けたりホカロンをカゴに貼ってみたりしていたことを思い出して苦笑。

生まれた時から屋外の鳥小屋で暮らす彼らの方が断然逞しく健康的だ。
もちろん鳥小屋をいつも衛生的に管理してくださっている方の努力あってのことでしょうけれど。

それにしても、小川洋子氏の「ことり」を読んで以来この鳥小屋にヨリミチするたびにあの本の中の兄弟のことをいつの間にか考えているジブンに気付く。

こうして、時に本の中の人々が私の中に住み着く。

いつか年老いてもしも記憶に霧がかかったとしたら…

わたしはわたしの中に住み着いた物語たちと私自身の体験とをきちんと区別できるのだろうか。
ふと、そんな疑問が湧くヨリミチの時間なのでありました。







雑誌を買うのは久しぶり!

2021-12-14 | 本 のこと

木彫り。
とくに熊の木彫りには昔からとても惹かれます。
こ、これは!!

とても久しぶりに『雑誌』というものを購入。

[Casa BRUTUS]1月号部屋と置物

行きたいな北海道。
木彫り熊巡りの旅にきっと行くぞ。
うちの熊さん
(いつの間にかうちに居ました。古物の時計の仕入れに混ざっていたと思われます)
うちの熊ぼっこちゃんズ
(いろんな年代のものが縁あって増殖中)

だいすきな木彫り作家
[大住潤さん]
のポストカード

木から生まれたものたち全般すきかも〜。
家を見回すと木彫りの置物がどんだけあるんや、という感じであります。

木はいいなあ。
木彫りは奥が深いなあ。



「人質の朗読会」小川洋子著

2021-09-23 | 本 のこと


小川洋子著「人質の朗読会」

紡がれたひとつひとつの物語に身を沈める。
小川洋子氏の物語を読んでいると
いつの間にか静かに静かにそのことばたちの森の奥深く、または深い淵の底へと引き寄せられてしまう。

『自分の中にしまわれている過去、未来がどうあろうと決して損なわれない過去』

ひとりひとりの人生の
そんな過去のひとコマ…

『それをそっと取り出し、掌で温め、言葉の舟にのせる』

そうして語られる九つの物語。。。


この本を読んだひとは、おそらく皆一様に思うはず。
自分なら何を、自分の中の記憶のどのひとコマにスポットを当てるだろう、と。

自分の歩いてきた長い道のりの中の特別な瞬間とは。

自分の人生にまで深く想いを馳せてしまう一冊である。


さて、わたしはどうだろう。
記憶を全部大事にしまっておきたい性分のわたし。自分の中の雑多な大量の物語をこの先どうしたものか。

物凄く物語を紡ぎたくなる本でありました。


「52ヘルツのクジラたち」町田そのこ著

2021-08-03 | 本 のこと
「52ヘルツのクジラたち」
町田そのこ著

北国のおともだちのIさんから紹介された本。

よい本が読みたいな
と漠然と感じているとき、何故かいつも絶妙なタイミングでIさんからの便りが届く。

きちんとしたうつくしい文字の宛名を目にするだけで、Iさんからだとすぐにわかる。
バタバタした日々の中、とても貴重な「手紙を読む時間」をIさんはわたしに授けてくださるのだ。

そして、読書の幅に偏りのあるわたしにとって読書家Iさんのオススメ本はいつも新鮮な一陣の風。

「52ヘルツのクジラたち」

あまりに引き込まれて、超遅読派のわたしには珍しく夜更しして二晩で読み終えた。(わたしの読書時間は夜な夜なお布団に入ってから。)

なんだろう。
悲しいのに温かい。。。
ヒトのかなしさ。
ヒトのいとしさ。

ヒトとヒトの繋がりの奇跡、そしてまたその逆の断ち切るべき繋がり…。

ニンゲンを丸裸にしたような凄絶さの中にある一縷の生温かい望み。。。

すべてを呑み込む大きな海を泳ぐ孤独な52ヘルツのクジラにココロを転嫁しては、涙が溢れる。

わたしの中で、今年一番の一冊です。

(しかも装画はだいすきな福田利之さんの作品!)


Iさんありがとうございます











「ミーナの行進」小川洋子著

2021-05-23 | 本 のこと

小川洋子著「ミーナの行進」

なんていうのかな
おとぎ話みたいなこんな時間を
子どもの頃夢見たような気がする。

時々出会う読み終わりたくな
い本。

物語に出てくる「フラッシー」と「乳ボーロ」
子どもの頃によく飲んだお米屋さんの「プラッシー」がとても飲みたくなってしまう。
そして、「乳ボーロ」
大阪の子どもの頃、たしかにそう呼んでいたなぁ。
いつの間にか「たまごボーロ」に呼び名が変わっていた。

子どもたちが小さい頃はよく買っていたけれど、しばらく口にしていないことに気付いてスーパーで見つけてきて久しぶりに食べた。
やさしい味の乳ボーロ。
いや、たまごボーロか。

1972年、芦屋のお屋敷。
乳ボーロを食べるふたりのシュミーズ姿の少女を思い描く。
まるで実在したかのように登場人物たちをこころに描くことができる。
小川洋子氏の物語はいつも
とおくて、そしてとても近いのだ。


古本の海へ

2021-03-07 | 本 のこと

 
なんと一年以上振りに古本市へ。
古本の海なら、何時間でも時間を忘れて潜っていられる。

古本の海はこの世の極楽だ。

ちいさいおうちの布張大型本に出会った。
英語版は十年位前に出会ったもの。
原本に忠実なバージョンもあったのね。

子どもたちによく読んだのは岩波書店の小さいサイズ。
今も絵本棚に眠ってる。

今回も厳選して数冊購入。

古本市。
至福の時間。

本はいい。つくづくいい。
一冊一冊がいろんな世界へのドアだ。


インドの香り

2021-03-04 | 本 のこと

インドの香りが届いた。
毎年アジアの国々へ生地の買付けの旅に出ている友人からの贈り物。

昨年春、インドで足留めされつつなんとか帰還した彼女。

すぐにまた会えるつもりでいたのだけれど、コロナ禍で気づいたらもう一年経つのね。

本を貸していたことをすっかり忘れていたのだけれど、
本と共に、インドのブロックプリントのハンカチとヒマラヤの黄色いお皿が。

ありがとう、インドの香り。
毎年渡航する彼女には、現在の状況は窮屈だろうなぁ。。

ちなみに、貸していた本は、矢萩多聞氏の「たもんのインドだもん」「インドしぐさ事典」

多聞さんのインドのエッセイ、温かくてだいすきだ。

いつかきっとわたしも行きたい。
熱いインド。
強く永く望んでいれば、きっと叶う!と思いたい。

わたし、あてもないのに2年前にパスポートを新しく作ったばかり。使える日が来ることを祈っておくとしよう。


「彼らは世界にはなればなれに立っている」太田愛著

2021-01-22 | 本 のこと

「彼らは世界にはなればなれに立っている」
太田愛著

太田愛氏の最新作を読んだ。

今までの作品とは趣が異なると聞いてはいたけれど、物語に入り込むまで見知らぬ別の著者のファンタジーを読んでいるかのよう。。。

けれども、読み終える頃には他作品と同様に太田氏の言わんとするところの共通項がしっかりと見えてくる。

「大多数の人にとっては、考えるよりも、信じるほうがたやすい」

この言葉がとても刺さる。

ひとりひとりがちゃんと自分のこころで考えること。

どんな時代に於いても
どこの土地に身を置いていても
とてもたいせつなことだ。

それにしても。
この物語は
正直言って、とても哀しい。

とてもものを考えさせられるけれど、どこまでもやるせない。

これまでの太田愛氏の作品を好む読者の中でも好き嫌いが大きく別れると思う。

個人的には…
素晴らしい作品だと思うが、こころが弱っている時に読むのはお勧めできないかな。


あの彼ら3人が登場するシリーズの新作を待望す!!


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