讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

オーストラリアの入国カード(日本語版)

2020-09-30 20:00:00 | 旅行
 航空機で他国に行く場合は、到着前に「入国カード」が配られて、記入後入国審査で提出しなければならない。オーストラリアも同様で、通常は英語の入国カードが配られる。

 ブリスベン旅行記でも書きましたが、到着後の空港内には日本語の入国カードが置いてあります。日本語以外でも、各国語のカードがありました。でも、航空機の中で事前に記入した方が安心ですね。みんながみんな、降機後入国カードを書いたら、渋滞になってしまいます。

 旅行記の中の写真は縮小していて見にくいと思うので、見やすい版をアップしておきます。この質問は、どんな意味かなぁという場合もあるので、参考にされて下さい。

【表】


【裏】


 オーストラリアのTVで、空港24時みたいな番組があります。某国からの入国者で、入国カードには「食べ物類はない」と申告しているのに、荷物を開けたら山のように食料が出てきて、めっちゃ高額のペナルティを課せられたケースが紹介されていました。

 オーストラリアは食品の持ち込みが、ちょー厳しいので注意しましょう。犬も待機していて、隠していても見つかります。(N村のスーツケースも、くんくんされました)
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2020_ブリスベン旅行記 編集後記

2020-09-29 20:00:00 | 旅行
 2020ブリスベン編集後記です。


 最後まで読んでいただいた方、虫食いで読んでいただいた方、たまたま迷い込んだ方有難うこざいました。日ごろから、ユナイテッド航空のクレジットカードを使い、ちまちまマイルをためた陸マイラーでございます。ユナイテッド航空は、スターアライアンスチームなので、そのチーム内の飛行機を利用して、世界各地に旅行することができます。それに、マイルの増減があれば、永久不滅でマイルが貯められるというメリットがあるので、公共料金などをカード引き落としにしておけば、折角のマイルを流すということもありません。

 今回も、ユナイテッドのマイルを使って、タイ航空機を利用してのブリスベン旅行でした。ツアーじゃないので、VISAの申請・宿の手配・レンタカーの手配、それに不測の事態が起こった場合は、自分で対応を行う必要があります。

 そうはいっても、宿は「楽天トラベル」で海外ホテルを選択すると、Bookong.com経由で簡単にネット予約することができます。宿とのやり取り(必要があれば)は、Booking.comが自動翻訳も添付してくるので、英語が分からなくてもなんとかなります。

 レンタカーは、バジェットのHPから予約を行いました。簡単な英語が分かれば難しくはありません。安くあげようとしたら、保険などを最低ランクにすれば可能なのですが、なれない地で運転するので、万一を考え目いっぱいかけましたが、保険を使うような事故が無かったのは、幸いでした。

 冬の日本から、夏のブリスベンに行ったので、着ていく冬服+オーストラリアでの夏服(Tシャツ・短パン)が必要です。ホテルにプールがあったのは宿の写真で分かっていたのですが、泳ぐことはないかなと思い、海パンは持参しませんでした。しかし、毎日30℃越えの日が続くと、どうしても泳ぎたくなってCBDの店で、海パンを買ってしまいました。

 旅の前半は、台風の影響もあり、雨の日も多かったのですが、主に夜間に降ってくれたので、ラッキーではありました。また、スコールも時折来るのですが、ざっと降ってさっと上がる感じでした。なので、雨が降っても傘をささないオージーも沢山いました。

 治安は比較的良いのですが、本文で紹介したような凶悪事件も起こっています。昼間、普通に歩いている分には危険を感じることはありませんが、夜の繁華街などは注意が必要でしょう。また、深夜になると、警察車両も良く見るようになり、取り締まりも行われています。飲酒運転については、血液中のアルコール濃度0.05%未満は合法なのですが、飲みながらの運転はNGです。

 ブリスベンは移民が多く、いろいろな人種の人が働いています。また、世界各地から観光客が来るので、CBDで歩いていると各国の言語が聞こえてきます。基本英語なので、簡単な会話ができるといいでしょう。概して親切な人が多く、困っていたりすると声をかけてくれます。それと、郊外に行くとハローとか、ハワユーとか挨拶してくれる人も多いので、笑顔で返しましょう。もちろん、そういう人たちだけじゃないですけどね。

 食事は、あまり美味しいと思うものはありませんでした。やはり、外国の味というか慣れないですね。ただし、飲み物は美味いです。(飲み物かい) 一番美味かったのは、讃岐うどんの「TOKOTON」でしたが、車がないと行くのは難しいでしょう。日本に帰ってきて食べる、白ごはん+みそ汁が美味いなぁ。

 西オーストラリア、パースのカラスは、独特の鳴き方をするので面白かったのですが、ブリスベンのカラスは洗練されているのか、ごく普通に「かぁー」と鳴いてました。ちなみにパースのカラスは、「かあ~↓」と語尾が下がります。

 パースでは大活躍の「フライネット」(帽子に取り付けて、顔にハエがたからないようにするネット)ですが、ブリスベンでは不要でした。郊外に行ってもハエはそんなにいないのですが、巨大な蚊がいるので要注意です。なんじゃこりゃああというような蚊に血を吸われると、貧血になりそうです。(冗談ですけど)虫よけスプレーはあるといいでしょう。

 「水曜どうでしょう。オーストラリア大陸横断3700Km」で、大泉氏達が着ていたスタッフTシャツ「カンガルーの絵がデザインされたもの」が売っていないかなと、お土産屋を片っ端からチェックしましたが、売っていませんでした。(かなり、残念)代わりに、ビッグレッドカンガルーのTシャツを購入しましたが、どこで着るんやと。

 マイルも使い切ったので、しばらくタダ券旅行はありません。これが公開されるころは、新型コロナウィルスがどうなっているか分かりませんが、海外で日本人を含むアジア人の差別なども発生しているので、早く収束するといいなと思います。

 航空業界も大打撃なので、早くウイルス騒動が収束することを願います。

 ではまた、どこかで。
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2020_ブリスベン旅行記その29(帰国ブリスベン⇒バンコク⇒福岡)

2020-09-28 20:00:00 | 旅行
ブリスベン旅行記その29です。
 
 さて、いよいよ帰国日になりました。Lotaのホリディハウスはホテルではなく、地元の方が運営している一軒家です。チェックアウト時間は10時ですが、飛行機の時間があるので、チェックイン時に9:30でお願いしますと伝えておりました。

 朝から片付けを行い、ゴミを捨てオーナーさんの到着を待ちます。きっかり9:30に来てくれました。

「準備大丈夫?」
「はい、全部OKです。有難うございました」
「車は?」
「もうすでに返却しているので、Lota駅から電車で行きます。9:55の電車があるので大丈夫です」
「駅まで送りましょうか」
「いや、近いので大丈夫ですよ」

 と、最後までお気遣いいただきました。いい、レンタルハウスでした。

 クリーブランド線から空港線に乗り換えるのですが、セントラルで乗り換えるより、一つ前のローのストリート駅で乗り換える方が便利なようです。セントラルだとホームが変わるのですが、ローマストリートだと降りたホームに、空港駅行が到着します。

 
 目論見どおり、空港行が到着します。これで、フライト2時間前には空港に到着するな。


 しかーし、ボーエンヒル駅を出発したと思ったら、電車が停止しました。なんで、どうして? そういえばゴールドコーストに行った時、空港~ゴールドコースト線を待っていたら、30分以上も遅れていたことがあったのを思い出した。大丈夫か?


 約10分ほど停車後、動き出しました。ふー、ちょっと焦ったぜ。無事、ブリスベン空港空港に到着です。スーツケースなどの大型荷物はエスカレーター利用不可で、エレベータを使用する必要があります。エレベータを上ると、トランスリンク社の窓口があるので、ゴーカードの残りを清算することができます。「Please Refund go card」のように言うといいでしょう。払い戻し可能な金額が残っていれば、現金で返金してもらえます。カードは、そのまま貰えます。ただし、N村の場合は、タッチをしくじったせいか払い戻し不可と言われてしまいました。ま、最後の運賃を計算して、ぎりぎりしかチャージしていなかったので、数ドルの損失で済みましたけど。ほぼ、使い切ってから払い戻すのが、ポイントですね。(50ドル以上残っていると、めんどいらしい)

 空港に到着した時点で、すでにチェックインが始まっていました。


 荷物を預けて、出発ロビーに向かいます。福岡までバッケージスルーで、航空券もすべての区間を発券してくれます。ここを通過したら、さよならブリスベンです。


 そういえば、以前N〇Kで、「空港ピアノ」という番組があり、ブリスベン空港のロケもあったなと思い出し、ピアノを探すも発見できず。


 多分だけど、ここにあったような気がします。あちこち探しましたが、無かったのですでに撤去されたのでしょう。


 タイ航空で、ブリスベン⇒バンコク(スワンナプーム)間の機体は、B777-200ERです。来た時と同じ、かなり古い機体です。相変わらず、機内エンターテイメントの画面は暗く、何が映っているのか分かりません。(コントラストを上げても無駄)


 搭乗率は8割ほどでしょうか。ほとんどマスク姿は見られませんが、乗務員は全員マスク+ゴム手袋です。


 離陸後、しばらくはオーストラリアの大地上空を飛行します。ノーザンテリトリー付近かな。


「チキンorビーフ?」
「チキン・プリーズ」
 ピリ辛で美味いですわ。


 夕方、着陸1時間前くらいで、2食目が提供されました。パスタです。


 定刻にバンコクに到着しました。勝手知ったるスワンナプーム空港なので、とりあえず1F上に行く通路を探します。持ち物・靴チェックを受け、X線装置を通って乗り継ぎゲートに向かいます。事前の情報だと、空港西の一番端のゲートだが、1時間前くらい前くらいにならないと、空港内の電子掲示板に表示されない。非常に多くの航空機が発着するため、直前でなければ表示するスペースが確保できないのであろう。

 ゲート前でまったり待ってたけど、出発ゲートの場所には、別の航空機が駐機しているではないか。おかしい・・と思い、掲示板を逐一チェックしていたら、出発1時間を切ったころ、ゲートチェンジが出た。それも、空港東の一番端のゲートではないか。オーマイガー!


 スワンナプーム空港は非常に広く、西の端から東の端までは、おそらく800m近くあるはずだ。勘弁してくれよ。出発直前で気が付いた人なんか、乗れない可能性だってあるような距離だぞ。

 無事、乗り込むことができ、定刻(01:00)に福岡に向けてテイクオフです。A330はいいなぁ。深夜1時といっても、ブリスベン時間だと深夜の3時なので、ちょー眠いです。新型コロナウィルスの影響で、搭乗率は1割以下という散々たる状況です。さらに乗客は、ほとんど仕事帰りの日本人のようで、外国人(日本人以外)は数人しかいないようです。


 離陸後、寝る体制に入ったら、紙袋が配られました。中身は軽食です。


 混んでいるよりマシですが、なかなか飛行機の中では熟睡はできませんね。うとうとしていたら、朝食が提供されました。


 定刻に、福岡空港に到着です。気温30℃越えのバンコクから、10℃の福岡に帰ってきました。

 最後に・・荷物出てこんがな。一通り、みんなの荷物が出終わったようなので、バッケージロストか!と思ったら、遅れて出てきました。何かあったのか?と思ったら、こんな張り紙が。


 荷物が怪しまれたようで、バンコクで開けられたようです。何が、怪しかったんかなぁ。コールスのマヨネーズか? デジカメ写真の吸い上げ用にパソコンを入れていたので、そのせいか? この張り紙のせいで、日本での再チェックがされたのかもしれません。危険物とか、禁制品とか入ってはいないんですけどね。

 今回の旅は、無事終了しました。
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2020_ブリスベン旅行記その28(ローマストリート・パークランド)

2020-09-27 20:00:00 | 旅行
 ブリスベン旅行記その28です。

 いよいよ観光に使えるのは最終日で、明日の朝にはブリスベン空港に向かって移動しなければなりません。最終日は予備日としてとっており、何か不測の事態とか買い忘れたお土産の購入とかあったら使おうかなと思っていましたが、不測の事態は起きなかったので空き日になりました。

 もう、シティは行き飽きましたし、車はないので遠出もできません。シティキャットも、上流~下流まで乗りつくしました。無料循環バスも、試し乗りしました。お土産は、特に追加の必要ありません。コールスのマヨネーズと、ビッグレッドカンガルーTシャツ買ったし。さて、どうしよう? 一日家にこもっているのは、もったいない。

 そうだ、ローマストリート駅北口には「ローマストリート・パークランド」(公園)があるではないか。シティのボタニックガーデンと、大差ないかもしれないけど行ってみよう。
 
 ローマストリート駅に到着です。


 ここからは、長距離列車や長距離バスが発着しています。


 ブリスベン空港行のバスも、ここから出発します。


 パークランドは、ローマストリート駅北口から行けます。


 北口は崖になってますが、階段があるので上っていくと、パークランド入り口があります。


 ここも、入場料などはありませんので、気軽に訪問できます。インフォメーションセンターがあるので、地図を貰ってもいいでしょう。時間によっては、無料のガーデンツアーも催行されているようですが、当然英語なので自分で回った方が気が楽です。


 公園はアップダウンがあり、広大な敷地に多くの植物が見られます。


 珍しい植物が多いですね。


 どこにでも見られる、ウォータードラゴン君です。だいたい2m以内に近づくと、逃げるようです。


 これも良く見られる、木に寄生する植物です。


木の枝から根が張ってく、めずらしい樹木です。


 無料のバーベキュー場があり、自由に使ってもいいのですが、使い終わったら自分達で綺麗にする。というのが、お約束です。


 ガスもセットされているようで、ボタン1つで利用できるようです。(使いませんでしたが)


 地元の人の、憩いの場所にもなっています。


 休憩場もあり、お弁当を広げている家族もいます。


 ま、最終日は、そんなところです。クリーブランド線でロタまで帰りますが、キャノンヒル止まりの電車でした。キャノンヒルまでは、そこそこ本数がありますが、そこから先は半減します。写真の電車は、旧型車両です。


 電車を待っていたら、貨物列車が通過していきます。


 火力発電所行きなのかな?石炭を満載しているように見えますが、いたずら書きのひどい貨車ですね。そういえば、電車でも旧型車両では、ほぼすべての窓に金属でひっかいたようないたずら書きがあります。新型車両では、まだそういういたずら書きは見られませんが、悪ふざけが好きなのですかね。


 明日は、ロタからブリスベン空港国際線まで電車で行く予定ですが、空港線は特別料金なので、駅の料金表には載っていません。しかたなく、駅員に聞くことにします。

「すいません、ロタからブリスベン空港の国際線までいくらですか?」
「うーん、ちょっと待ってね」(あまり聞かれることはないのかな)
「21ドル40セントです※」(約1,700円)
「ありがとう」

 ゴーカードに、必要最低限をチャージします。チャージ機は各駅にあり、現金またはカードでチャージできますが、現金だとお釣りがでませんので、入れたお札が返却されます。(例えば、5ドルチャージを選択して、10ドル札を入れた場合)5ドル、10ドルのようなきっちりした値段でしかチャージできないので、必要最低限に留めます。チャージ機には言語切り替えがあり、日本語を選択することも可能です。まごまごしていると、駅員から「大丈夫?」と声をかけられますので、分からないと言えば、教えてくれます。

 明日は、チェックアウトして、帰国の途につきます。

 つづく

 ※運賃は変更されるので、都度確認しましょう。
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2020_ブリスベン旅行記その27(クイーンズランド州立大学と、無料循環バス)

2020-09-26 20:00:00 | 旅行
 ブリスベン旅行記その27です。

 レンタカーを返却したら、足が無くなりました。バジェットのあるフォーチュードバレー駅から、1つ乗ってセントラル駅に向かいます。川の交通手段であるシティキャットですが、最下流には行ったのですが、今回は最上流を攻めましょう。セントラル駅から一番近い、「Eagle Street Pier」からキッャトに乗ります。


 最上流は「UQ St Lucia」という船着き場です。料金は、2ドル70セントと格安です。


 さて、何の予備知識もないまま上陸します。


 あれ、なんかイベントがあるのかな? 2月24~28日にかけて、イベントが行われるようです。


 と思ったら、クイーンズランド州立大学があるようです。


 とても大きな大学ですね。イベントがあるので入っても良さそうですが、勝手が分からないので引き返しましょうか。


 広い敷地なので、野生生物もいらっしゃいます。


 シティキャットを使って同じ場所に戻ったら、ゴーカードの引き落としは「ぜろ」でした。シティキッャトは、いろいろな塗装(宣伝)があり、見ているだけでも楽しめます。


 さて、今まで乗ることはなかった、シティの無料循環バスに乗ってみましょう。ルートは、トランスリンク社のHPにあります。バス停を見つけ、バスが来たら合図します。立っていても、合図しないと停まりません。絶対に・・


 バス停を見つけて、時刻表などを確認していたら、バスが通過していきました。オーマイガー! このバスじゃないかよ。

 約15分待ちで次のバスが来たので、手を上げたら停まってくれました。


 バス停のアナウンスはないので、降りるのは〇つ目だとしたらバス停を数えておき、降車ボタンを押します。そこそこ、乗っています。


 初めて、電車でLota駅に帰ります。


多分、宿は電車の進行方向右だろうと目星をつけて歩いていったら、見慣れたBeltana St.がありません。あれー、しくじったか。迷った時の鉄則は、迷った位置まで引き返すこと。(方向音痴やな) Beltana St.は、進行方向に向かって左側でした。


 シティで買ったもの。

①とても美味かった、コールス(スーパーマーケット)のマヨネーズ。日本で食べる用。(味は、好みがある)1件目のコールスでは、なんと売り切れ。誰か、まとめて買ったんかというくらい、これだけすっぽりありませんでした。別のコールスで、1個ゲットしました。


②ビッグレッドカンガルーTシャツ(どこで、着るんや)


 つづく
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2020_ブリスベン旅行記その26(ディジィヒル・コアラセンターと、レンタカーの返却)

2020-09-25 20:00:00 | 旅行
 ブリスベン旅行記その26です。

 レンタカー返却日です。フォーチュードバレーのバジェットレンタカーは、17時に閉まるのでガソリンを満タンにして、それまでに返却しないとなりません。混雑していて、慣れない市内を走らないといけないので、観光地は午前中までとして早めに返却することにしましょう。ブリスベンの市内からほど近い所に「コアラセンター」があり、保護されたコアラがいるのですが、一般の見学もできるとのことです。

 ここも、ナビ様のいう通りに行って、無事に到着しました。


 住宅地からはそれほど離れてはいないのですが、うっそうとした森の中にありました。


 出入口は、二重扉になっています。


 いらっしゃいましたね。ここでは、病気やケガなどで保護されたコアラが生活しています。


 ここも、入館無料です。コアラについての生態や乱獲時代、その後の保護活動の歴史についての展示もあります。


 あまり見たことのない、コアラの毛皮です。触ってみてもOKで、結構ふかふかしていました。


1823年のコアラ生息地域です。


 1999年には、激減しているのが分かります。コアラは動かないので簡単に狩ることができ、かつては毛皮を取るためにトラックに山積みのようにされて狩られていた時代もありますが、今は保護の対象になっています。


 やはり、ほとんど動きません。


 日に2回ほど、コアラの説明があります。予約などは不要で、時間に集まれば20分ほど、レクチャーがあり、10人程度の人が聞きに来ていました。

  この施設は、保護活動などに力を入れているなぁ、と思ったら2020年2月26日で閉館とのことです。訪問したのは、ちょうど閉館の2日前でした。ラッキーというか、残念というかです。理由は、書いてなかったので不明です。


 コアラセンターの周辺は、広大な公園になっており、自由に散策することができる。ちょうど地元の幼稚園児と思われる団体が来て、楽しんでいました。お弁当持ってのピクニックにもいいかも。


 オーストラリアでも「ヒアリ」は警戒されています。見つけたら、駆除する前にまず電話とのことです。


 それと、野生動物の保護のため、猫(犬も)は外に出さないようにとの注意もありました。猫は、こう見えても優秀なハンターだからですね。


 午前中で、コアラセンターの見学を終了して、フォーチュードバレーのバジェットに向かいましょう。高速を降りて、ガソリンスタンドを探しますが、なかなか見つかりません。郊外より、見つけるのが難しいかも。ナビにガソリンスタンドが表示されているので、めがけて行ったら廃業してました。(悲)

 さまよいながら、見慣れたBowenHills駅まで来てしまいました。ここで、やっとガソリンスタンドを見つけて、満タンに給油できました。あとは、レンタカー屋を目指すだけです。

 一般の駐車場と共用になっているので、駐車券を取って入庫します。借りたところの一帯が、レンタカー屋でリザーブされているので、看板があるスペースに駐車します。ここで忘れてはいけないので、駐車スペースの番号と走行距離です。


 忘れないように、写真を撮っておきましょう。1729.2Km走りました。


 窓口では、以下を申告します。車の立ち合いはありませんでした。
①事故なし
②駐車スペースの番号
③走行距離
④ガソリン満タン
➄入場した時の券を渡す。

 支払いは、事前に登録したクレジットカードからの引き落としになります。

「レシートいる?」
「下さい」

 ということで、無事に車の返却を終わりました。

 よしよし、無事に終了したぞと思って、帰りしなビルの裏口を見たら「レンタカー返却」(Car Return)と書かれた入り口発見。あ゛ー、もしかしたら、ここだったかも。でも、特に注意等は言われませんでした。


 You Tubeで日本のニュースが見られる、「JapaNews24」という番組を発見しました。


 日本語で、リアルタイムで日本のニュースを見られるのは有難かった。


 つづく
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2020_ブリスベン旅行記その25(バイロンベイと、Yatara Pies)オーストラリア最東端へは行けるのか

2020-09-24 20:00:00 | 旅行
ブリスベン旅行記その25です。

ブリスベン周辺は、だいぶ行き尽くした感があるので、ニューサウスウェールズ州(NSW)に目を向けてみましょう。Lotaからは、高速道路を利用すると2時間くらいで州境を超えることができます。バイロンベイという人気スポットがあり、ここにはきれいな海岸・灯台、それとオーストラリアの最東端があるとのことです。ただし土日はかなり混雑し、駐車場が混むとの情報もあります。(有料駐車場です)

 日曜日ですが、行ってみましょう。

 案の定、ビーチに近い駐車場は満車で、町中に戻るはめになりました。ビーチから数百メートル戻ったところの駐車場に入れました。ここも有料なので、チケットを事前に購入しなければなりません。前の人たち(ロシア系か?)が、四苦八苦してチケットを買っています。


 自分の番になりました。
①車番を入れる。
②駐車時間を指定する。2ドル/30分とお高い。さらに、サマータイムなのでQLD時間+1時間を考慮する。
③クレジットカードか、コインを投入。お札は不可

 ③の支払いでクレジットカードを入れたが、このカードは不可と出て、できんがな。

「大丈夫?」(オージーのお姉さん)
「いや、ちょっと難しいです」
「ここは、こうしてああして・・」

 できんがな。

「違うカードある?」
「ありますので、やってみます」

 できんがな。

「じゃ、私が先にやってみるね」
「どうぞ」

 できんがな。どうやら、機械が不調のようだ。お姉さん、速攻で管理会社へ電話。その間に、N村は現金だったらできることを発見。ありったけのコインを投入し、2時間券をゲットした。(後で分かったが、2時間じゃ厳しかった)

 その後、お姉さんの電話が効いたか、クレジットカードの支払いが復活したようだ。チケットが印刷されるので、これをダッシュボードの見やすい場所に置いておきます。チケットには、車番が印刷されているので、不正はできません。しかし、チケットを買っていない車も多いな。こういう車は、見回りが来たら駐車違反で検挙され、罰金を支払わなければならなくなります。


 海岸から少し遠いので歩いていきますが、10分程度かかります。


 サーファーや、海水浴客でにぎわっています。


 ここには灯台があり、そこも観光地なので行ってみましょう。海水浴場からは、小高い丘を越えていきます。


 一度、海岸に降りてから、さらに高度を上げていきます。(結構、きついな)道は、整備されており、歩いている人も多い。


 寄り道しながらですが、灯台まで片道1時間かかってます。展示館もあるようですが、時間がないので名誉ある撤退です。駐車場には2時間以内に戻らないと、駐車違反になってしまいます。


 あっれー、ここにも駐車場があるやんか。(後で確かめたら、この有料駐車場も激混みで入れなかった)


 たしか、オーストラリアの最東端があったはずだ。


 灯台から見える突端があったので、行ってみた。ここやろう・・と思ったのだが、違った。


「あそこに、イルカの群れが見えるよ」(欧米系の、旅行者らしき兄ちゃん)
「え、どこどこ」
「ほら、あそこ」
「あ、見えた~、有難う」

 イルカ見て、急いで駐車場に戻りました。くっそー、あと1時間くらいあれば、東突端を探索できたのに。車に戻って、走りながら探索してみました。灯台の駐車場は、入庫待ちで大混雑なのでUターンして脱出。東突端への道は発見できず、残念なが断念。下調べが、足りなかった模様です。

 帰りは、有名な「ヤタラパイ」を買っていきましょう。高速のICで、YATARAというところがあり、降りるとすぐに「YATARA PIES」があります。YATARA(地名)で130年以上も続く、地元では知られた存在です。今回は、ドライブスルーに並んでみましょう。前には7~8台が待っていますが、N村が並んだらすぐに後ろに行列ができました。恐るべし、ヤタラパイ。


 商品一覧があるので、注文を決めましょう。


 並んでいる最中に、スタッフが注文を取りにくるので、意外にすんなりに列は進んでいきます。窓口につく前に商品を受け取り、支払いを済ませることができました。商品を受け取った車から列を離れられるので、前の車にべた付けしない方がいいです。(笑)


「ステーキ・マッシュルームと、アップルパイのクリーム乗せで」(6ドル+4ドル10セント)=約800円 比較的物価の高いオーストラリアでは、お得な価格+美味いパイという組み合わせで、人気沸騰のようです。

 ステーキ・マッシュルーム 


 アップルパイ、クリーム乗せ


 1871年創業の味です。


 讃岐うどん「TOKOTON」の次に美味かったかな。やたら美味いパイ。


 つづく
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2020_ブリスベン旅行記その24(トロピカルフルーツワールド・NSW州)

2020-09-23 20:00:00 | 旅行
 ブリスベン旅行記その24です。

 ブリスベンから高速道路で南下すること、2時間程度でニューサウスウェールズ州(NSW)に入る。NSWはサマータイム制をとっており、クイーンズランド州(QLD)は適応外なので、NSWへ入ると時計が1時間進むのである。今回目指す「トロピカルフルーツワールド」はNSWにあるのだが、QLDからの客が多いのでQLD時間をとっている。という、めんどい状況ではある。(QLD側から行くには、至極便利だな)

 はい、今回もナビ様の言う通りで、到着しました。


 どんな、アトラクションがあるのでしょうか?


 入り口に、フルーツショップがありますが、入場料を払うような場所が見当たりません。


「すいません、入場料はどこで払うのですか?」
「ここですよ。大人48ドル(約3,800円)です」(お土産屋のレジかと思った)

「今からフルーツのテイスティングがあるので、先にそこへ行って下さい」
「わっかりました」
「それが終わったら、トラクターツアーです」(入場時間によって、前後したりする)


「これが、地図ね」
「はい」


「テイスティング会場は、そこの道を下ったところね」
「有難う」


 この建物の前で、開始時間になるまで待ちます。


 ひととおり、フルーツについての説明があります。


 それが終わると、楽しいテイスティングです。


 第一回目です。


 参加人数が少ないと、フルーツが残っているので、皆さん第二回目に突入します。二回目は「美味しい」と思ったのを中心に取ります。それでもまだ残っていたら、3回目もOKです。


 それと、ここで販売しているジャムやドレッシングなども、テイスティングできます。


 良かったら、お土産にどうぞ。この会場でのみ割引になりまります。一度出てしまうと戻れないので、買うならお忘れなく。


 フルーツテイスティングが終わると、トラクターツアーの開始です。フルーツ園へは徒歩で行くことは不可で、必ずツアーに参加する必要があります。


 トラクターは複数台あり、時間差でツアーが催行されています。なので、営業時間内ならいつ行っても、それほど待つことはないでしょう。


 これに乗って、フルーツ園の奥部に向かいましょう。


 もちろん、道すがら運転手の方が、マイクで説明してくれます。


 バナナポイントで、一旦下車します。


 バナナ、食べ放題です。でも、さっきフルーツテイスティングでも、たらふく食ったしな。


 マカデミアナッツの殻を自分で割って、これも食べ放題です。キッズたちが殻割り器にへばりついており、空くのを待ちます。マカデミアナッツは、ハワイのチョコレートに使われているので、原産国はアメリカかと思うのですが、実はオーストラリア原産の木の実です。


 美味いぞこれ。食べ放題なんて、何と贅沢な。


 次は、ふれあい動物コーナーです。エサやりができますが、ここで買ったエサに限ります。これも、キッズに人気です。


 もちろん、オーストラリアのスーパースター、カンガルー君もいます。


 動物を触った後は、手を洗いましょう。(手洗い場あります)


 今度は、リバークルーズです。


「これは、アヒルがいるからあげてね」
「了解っす」


 アヒルいないけど、キッズ達はパンをちぎっては川に投げている。(ま、魚が食べるか)


 ついに上陸するまで、アヒルは遭遇しなかったぞ。しかたないので、上陸したところでパンはちぎって川に投入。(キッズ達が正しかった)


 ここでも、植物の説明あり。


 最後はトラクターに戻り、出発地点に戻ってツアーは終了です。なんか、思いの外楽しかったな。いや、ほんとです。


 フルーツショップがあるので、気に入ったら買ってみてもいいでしょう。


 ドラゴンフルーツもありますね。


 美味しかったのは、これ↓ マカデミアナッツの味付けしたものです。はちみつで焼いたものと、塩で焼いたものがあり1スコップ7ドルです。いや、酒のつまみに抜群ですわ。


 売店までは入場料なしで入れます。フルーツやジャムなどの購入だけなら、ちょっと立ち寄って買って行こうということができます。

 高速道路でLotaに帰りますが、船なんかもぶっとばしながら走っています。


 つづく
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2020_ブリスベン旅行記その23(SIRROMETワイナリーツアーと、ワラビー)

2020-09-22 20:00:00 | 旅行
ブリスベン旅行記その23です。

 オーストラリアはワインの生産が盛んだ。イエローテールなどの一部有名どころのワインは、スーパーなどでも見られるが、日本に入ってこないワイナリーも沢山ある。日本では知名度は低いかもしれませんが、クイーンズランド州の有名ワイナリーSIRROMETに行ってみます。日本語ワインツアーが開催されているので、事前にインターネットから申し込み、代金も申し込み時にクレジットカードで支払います。

 宿泊地のLotaからは、車で30分ほどです。公共交通機関はないし、ツアーも無さそうなので、自力で行く必要があります。今回は、レンタカーなので楽々なのですが、運転手は飲めないというデメリットがあります。

 ここは、レストランっぽい。


 この建物の中が、ツアーの集合場所でした。


 時間になると、QLD在住の日本の方がいらっしゃいました。それと、夫婦でないが(明らかに見た目で判断)仲の良いカップルが1組です。聞いたところ、予約なしで来たとのこと。トランスリンクの電車で「Beenleigh」という駅で降りて、UBERを使ってここまで来たそうです。


「今日は予約があったのでツアーを催行しますが、予約が無い日はここにいないので、いきなり来ても運が悪ければツアーはありません」
「じゃ、ラッキーだったんですね」(熊本カップル)
「ですね」

「SIRROMETというのは、創業者の名前「MORRIS」を反対に読んでつけられました。当初、この広大な土地でブドウの栽培を始めようとしたのですが、ここは暑すぎるのでNSW州境の「グラニックベルト」という地域で栽培を始めました」
「なるほど、今日もめちゃ暑いですからね」
「日本では、加賀屋さんが気に入ってくれて、シロメワインを提供しています」
「あの、石川県の有名旅館ですね」

 ここに来るまで、シロメワインって知らなかったんだけど、五つ星の有名ワイナリーだった。敷地内にはステージもあり、世界中の有名ミュージシャンによるコンサートも行われるらしい。

「後で、散歩に行ってもいいですよ。とても広いので、いい散歩になります」
「じゃ、後で行ってみます」

 ここのワインだけではなく、研究のため世界中のワインが保管されています。


 なんといっても、試飲ですね。といか、N村は運転しないといけないので、飲めないのだ。


「残念ながら運転するので」
「オーストラリアは、法律である程度の飲酒運転が認められています。なめるだけでもどうですか」
「じゃ、香りと色と、なめるだけ」(オーストラリアの法律によると、アルコールの血中濃度0.05%未満は運転してもOKです。ただしNSW州を除く)これは、飲酒運転を推奨しているわけではありません。


 いくつかのワインの試飲があり、特色を説明してくれます。熊本組は、グイグイ飲んでます。(いいなぁ) 香りを楽しんで、ちょっとなめて味を確かめるだけで、あとはバケツに戻します。(もったいないなぁ)


 ここで、芸能人格付けチェック(一般人だけど)

「ここに2種類のワインがあります。一つは樽で熟成させてますが、もう一つは樽風味の香りを人工的に付けたものです」みたいなクイズが3問くらいあり、N村全滅で「映す価値なし」となってしまいました。やっぱり、バカ舌でした。

「ここのレストランは、土日になると予約がとれないくらい人気です。良かったら、どうですか?」
「今日はOKなのですか?」
「希望があれば交渉しますが、たぶん大丈夫でしょう」
「じゃ、せっかくなのでお願いします」

 ということで、予約を入れていただきました。ツアー終了後に、レストランに行きましょう。

「今日飲んだワインは、売店で購入できますが、せっかくツアーに参加していただいたので郵送も承ります。5本買うと1本無料になって、送料もサービスします。希望者は、この用紙に記載して下さい。代金は着払いなので、支払ったのに届かないといった心配はありません。」
「じゃ、これとこれで5本。それとこれをサービス品でお願いします」
「記載用紙を、カメラ等で撮っておいて下さい」
「別送品扱いになるのですか?」
「いや、シロメワイン側で全部やるので、別送品扱いにはしないで下さい」

 帰国後、無事に受け取りましたが、石川県白山市から発送したもので、ビンには日本語のラベルも添付されていました。輸入代理店が一括輸入したものを配送したので、税金は業者の輸入時にかかっています。なので、国内の店で買ったことになり、別送品にはならないのですね。熊本組は、何十本も買っていたようです。

 これは、現地で「特価品」を買ったものです。特価品については、わざとラベルの一部をはがして、正規品と区別をしているようです。試飲で出されたワインのラベルも、このように一部破いてありました。この白ワインは、日本に持って帰る前に飲んじゃいました。


 さて、予約が取りにくいレストランに行きましょう。


 ランチコースで、65ドル(約5,200円)という、なかなかのお値段です。前菜・メイン・デザートが各3種類あるので、そこから1つを選びます。肉の焼き具合もね。


①パン


②前菜


③メインの肉


④デザート


 さて、散歩がてらに、ステージの方に行ってみましょう。勝手に行って良いようですが、暑いのでだれも歩いていません。ワラビーを除いては。


 ん、なに?


 袋の中に、子供いるんですけど。だいたい10m以内に近づくと、逃げていくようです。先ほどのワイン工場の近くにもワラビーの落とし物がたくさんあるので、夕方から朝方はワラビー天国になるようです。掃除はしているとのことですが、落とし物に要注意です。(笑)


 つづく
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2020_ブリスベン旅行記その22(HINZEダムと、スプリングブルック国立公園の土ボタル)

2020-09-21 20:00:00 | 旅行
ブリスベン旅行記その22です。

 スプリングブルック国立公園といったら、「土ボタル」である。英語だと、グローワームという。誰がなんと言おうと、土ボタルが主役なのである。ゴールドコーストの西南方向にあるのだが、公共交通機関がないため、車かツアーに参加することになる。レンタカーがあるので、行きましょう。

 しかし、土ボタルは夜間に光るため、昼間行っても意味がない。でも、初物の場所に夜間行っても、勝手が分からないと危険かなと思い、一度明るいうちに下見をすることにした。

 作戦は以下のとおり。

 Lota(宿)⇒HINZEダム⇒国立公園の土ボタル下見⇒国立公園の展望台⇒時間があれば、カーナビのトリップアドバイザーに聞く⇒夜間の土ボタル見学だ。

 スプリングブルック国立公園に行く途中に「HINZEダム」があるので、寄っていくことにする。入場料とかは、不要です。


 まずは、ダム下の駐車場に入ります。


 その後は、ダム上にも駐車場があるので移動します。


 ただのダムだけかと思ったら、おしゃれなカフェなんかもあり、賑わってます。学校の課外授業もあっているようで、別室では学生たちが説明を受けていました。


 ダム上からの眺めも、いいですね。


 ここは、大きな水がめになっているようです。オーストラリアは概して水不足になっていて、水道代も高いらしいです。アルビオンのホテルでは、「シャワーは5分以内」という注意書きもありました。またシンクは2つあり蓋ができます。両方に水をため、一つは洗剤を入れて洗い、もう一方では綺麗な水をため、すすぐという使い方をするそうです。水は、貴重なのです。


 カーナビ様の言う通り、走っていきましょう。


 道路工事中などの場合は、このような「STOP」と書いた看板を持っている人がいるので、注意しましょう。必ず人が立っており、日本のような交互通行の信号機はありません。(今回見た限りでは) 表示がひっくり返って、「SLOW」に変わったら、ゆっくりと通過します。


 スプリングブルック国立公園は広大な敷地なのですが、土ボタルが見られる所に駐車場があるのでそこに駐車します。ここも、駐車料金とか入場料は必要ありません。


 入り口手前でもいいし、ヘアピンを上がったところにも駐車場がありますが、ここは一方通行なので「前のところが良かったな」と思ったら、一周する必要があります。(たいした距離ではないですが)


 土ボタルが生息しているのは、この下にある洞窟の中なので下っていきます。


 ルートは2つあり、どちらのコースでも行くことができます。舗装されているので歩きやすいのですが、夜になると照明がないので、懐中電灯は必須です。


 昼間なら、こうした滝も見られるので、下見は無駄ではありませんでした。ちなみに「泳ぐな」と書いてますが、何人かのオージーは泳いでいました。気持ちは分かりますけどね・・


 ここが目的地の洞窟です。天井には土ボタル(ミミズみたいな生物)がいるはずなのですが、分かりません。


 よっし、勝手が分かったので展望台「Lookout」に行きましょう。最短距離で行くことはできず、元来た道を戻ってから分岐点で曲がり、展望台に向かいます。ナビ様の言う通り行ってみたら、こんな鉄塔がある駐車場に案内されました。


 ここは、違うだろう!! どうも、空港の無線設備のようだ。重要設備なので、立ち入り禁止になっていて監視カメラもある。あっれー、再度地図で確認してみたけど、ここで合っているみたい。不法侵入で逮捕されるのはいやだし。

 注意深く駐車場を見まわしたら「Best of all lookout」という看板を発見。ここだ!!


 山道を登っていくと、展望台がありました。なんだ、5~6人の人が来ているではないか。プロペラ機(セスナみたい)が、視線より下を飛んでいるので、かなりの標高があるのだろう。


 帰り道、オージーから挨拶された。

「こんにちは」(ん、日本語)
「あ、こんにちは」
「展望台は、どうでしたか?」(発音もばっちりだ)
「見晴らしが良くて、よかったです。日本語うまいですね」
「奥さんが日本人です。前は、日本人相手の仕事でした」
「なるほど」
「今は、日本人相手の仕事は無いんですけどね」
「そうなんですね・・」
「毎日、日本語の勉強です。プラクティス・プラクティス。じゃあね」
「お元気で、さようなら」

 まだ日が高いので、カーナビのトリップアドバイザー機能を使うと、近隣の観光地を探してくれる。口コミ数は分かるのだが、内容までは見られない。(といっても、英語だし) 比較的近い場所の「Currumbin Valley Rock pool」というのがあった。なんだろう?奇岩があるのかな?

 行ってみたら、自然の川のプールで、岩がゴロゴロしていた。


 あー、ロックプールね、まんまやった。地元のオージーたちが、気持ちよさそうに泳いでいる。


 さて、夕方になったので、土ボタルに戻りましょう。若干明るいので、車に待機していたら、7時前ころにツアーバスが到着した。どうも、日本人のツアーみたいだ。みんなに赤色の懐中電灯を配布して、団体で坂道を降りていく。こりゃ、狭い洞窟が人でいっぱいになると考え、若干明るいものの団体に続いて下っていきます。団体は途中で植物などの説明をしているので、追い越して洞窟に向かいます。洞窟内は、明かり厳禁なのですが、スマホを使っている人もおり、人口の光がじゃまです。それでも、人が少ないので天井を見上げると・・


 あー、写真は無理だな。写真には光の点が見えますが、実際にはLEDライトのような明るい光が、点々と輝いています。虫を捕食するために、光を放っているそうです。光に寄って来た虫を、べたべたな粘液で捕獲するとか。「これはLEDを天井に仕込んでおいて、タイマーで点灯させているんだよ」といったら信じてしまいそうな明るい光でした。

 その後、団体ツアーの客が入ってきたので、狭い洞内は人であふれかえりました。行くなら最初の団体の前か、次の団体が来る端境期がいいでしょう。といっても、有名な土ボタルなので、時間差で次から次へとツアーがやってくるみたいです。

 暗い道を帰っていたら、なにやら地面を見ている人がいます。何かな?と思ったら発光キノコでした。闇夜にぼーっと光っています。ノーフラッシュだと暗くて撮れないだろうと思い、人がいなくなったタイミングで1枚撮りました。

 ↓正体はこのキノコですが、これじゃ発光している様子は分かりませんね。


 ここからLotaまでは2時間以上かかるので、早々に撤退しましょう。ホリディハウスの住所をナビにセットして帰りますが、なんか見知らぬICで降ろされました。住宅街に案内されましたが、明らかに間違っています。おーまいがっ!

 再度、検索しますが、それも違った住宅街に案内されました。(徐々に近づいているようだが)うーむ、今日はナビの調子が悪いぞ。仕方ないので「Lota駅」を目的地にすることにしました。なんとか宿に到着したのは深夜になってましたが、遭難しなくて良かったなぁ。地名が表示されても土地勘がないので、合っているかどうかの判断が難しいなあ。

 つづく
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2020_ブリスベン旅行記その21(ホリディハウスと、ガソリンの入れ方)

2020-09-20 20:00:00 | 旅行
ブリスベン旅行記その21です。

 今日から宿替えです。昨日までのアルビオン駅に近い宿は、交通の便が良かったのですが、レンタカーだと逆に混雑する道路沿いなので、出入りに少し苦労するということもありました。右折してホテルのある道に入ろうとしても、対向車が途切れずウインカーを出していると、クラクションを鳴らされたりしましたからね。(クラクション鳴らしたって、しかたないだろう)

 後半の宿は、トランスリンク社の電車の路線でも、シティから南東の海岸方面に向かう「クリーブランド線」の「Lota」という駅の近くです。途中の「Cannon Hill」を超えると、本数が減る(30分に1本)というクリーブランド線なのです。アルビオンにいる時にはレンタカーを借りていたので、車でLotaに向かいます。

 ホリディハウスという個人が経営している一軒家を、楽天トラベル(Booking.com)で予約してました。4ヶ月も前に予約したので、宿からは「ほんとに来ますか?」みたいなメールもいただいていました。個人経営なので、心配なのは理解できます。

 ナビに住所をセットして、目的地を目指します。(この時は、うまくナビが働いたが、別日に同じようにセットして帰ろうとしたら、全然違う場所に案内されたことがある。似たような住所を引っ張ってきたのかも)

 ホリディハウスの住所である、ベルタナストリート発見しました。近いぞ。


 ホテルじゃないので、家を確定するのに難儀します。同じような場所をぐるぐる回りますが、いまいち確信が持てません。番地を確認するとこの家みたいだけど、間違いだったらどうしよう。家の中には、人の姿も見える。


 到着時間は、予約時に指定していました。17:00から18:00の間に行くということにしており、着いたのは17:30です。

「すいません、ここはホリディハウスですか?」
「そうですよ、どうぞ」

 人のよさそうなオージーのおばちゃんと、おじさんが出迎えてくれました。

「何度かメールを送ったんだけど、返事がなかったですね」(パソコンメールなので、日本を出国したら見られない)
「もう、2週間前にオーストラリア入りしていて、メールは見られなかったんです」
「いいのよ」

 ということで、ひととおり設備などについて説明を受けました。

「ところで、電子レンジは使う?」
「はい」
「じゃ、今持ってきますね」おじさんが、裏の物置から持ってきてくれた。(常駐じゃないのか)

「自転車使う?」
「いや、それはけっこうです」(自転車も貸してくれるようだ)
「ゴミはゴミ箱に入れてね。分別も忘れずに」
「わっかりました」

「何か質問があったら電話してね。電話番号は、ファイルにあるから。ここから電話すると無料なので大丈夫よ。じゃ、楽しんでね」
「ありがとう」

 広々とした、一軒家です。


 シャワールームとトイレです。シャンプー・リンスはありませんが、前のホテルでも同様だったので、スーパーで買った手持ちがあるので大丈夫です。


 通常はバスルームに、トイレがありますよね。しかし、この家は、トイレがもう一つあるのである。


 洗濯機はありますが、乾燥機はありません。裏庭に干すか、室内干しとなります。ハンガーなどは、あります。


 包丁なども完備です。


 こんなには使わんやろう、というくらい揃ってます。


 生活する分には、十分ですね。


 裏庭に屋外テーブルもあるので、星空を見ながら食事なんかもできますが、雨が多かったので使いませんでした。


 借りてしまえば、必要なら掃除などはすべて自前で行う必要があります。タオルの交換などもありません。トイレやキッチンなども、必要に応じて自分でやりましょう。

 ここのTVは、インターネットにつながっており、YouTubeやNetflixが無料で見られます。Yuou Tubeは以前見た番組とか、それに関連する番組が上位に表示されますので、英語の番組が初めに表示されます。そこで、「水曜どうでしょう」(どうでそう含む)のような番組を見ていたら、上位が日本語の番組で埋め尽くされました。(笑)


 Netflixも見られますが、たいていは日本語の字幕すらない番組ばかりです。一部ジブリなどのアニメもあり、それは日本語で字幕が英語になっています。それと、ANN系では海外向けに、You Tubeで日本のニュースを編集して流していたので、それを見ていました。ある時間見ていると、あとは繰り返しになりますが、ブリスベンで日本のニュースを見られるのは有難いと思いました。

 その日の夜は、雨風が強く大荒れの天気になりました。すどどどどーんと、地鳴りまでします。近くで、落雷が多数あるようです。こりゃ、停電するかもと思った矢先、真っ暗になりました。このあたり一帯、停電のようです。見知らぬ旅先で、停電かぁ。簡単には復旧しそうもないので、寝てしまいました。翌朝は復電しており、固定電話が鳴りました。

「はろー」
「昨日の嵐、大丈夫だった」(オーナーさんからだ)
「はい、停電したけど大丈夫でした」

 と、気遣ってくれました。庭に多少枝が散らかっていたので、掃除はしましたけど。(笑)

 ホリディハウスがある地区の「ゴミ出し」は月曜日です。日曜日の朝にオーナーさんが来て、大きなゴミ箱2個を前庭に出してくれました。ゴミ収集車は、車搭載の機械でゴミ箱を持ち上げて収集するので、道路わき決められた場所にゴミ箱を置くのがルールのようです。(旅行者は、その辺りが分からない)

「明日、ゴミの回収があるから、終わったらゴミ箱を元に戻してくれる?」
「もちろん、OKです」

 月曜日は、出かけるまでにゴミ収集が来なかったので、帰ってからゴミ箱2個を元の場所に戻しました。

 その他の豆知識

①オーストラリアの酒類は、スーパーでは売っていません。ビルの中にあっても、必ず別店舗になっています。


②ガソリンは、セルフで入れます。Regularとは書いておらず、Unleadedというものを選択します。同じUnleadedでも、グレードがある場合があるので、懐具合と相談するといいでしょう。(レンタカーなので、一番安いのを選択した)


 給油した機械の番号を覚えて、支払いに行きます。郊外などでは、こういったスーパーと同じ敷地にある場合も多々あり、この場合は「Coles」の方で支払うのだろう、と目星をつけてレジに行きます。
「No9」(給油機の番号を言う)
「〇〇ドル」
「はい」
 という具合に、現金またはクレジットカードで支払います。レシートが必要な場合は、忘れずに「レシートプリーズ」と言いましょう。何も言わないと、基本くれません。


 つづく
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2020_ブリスベン旅行記その20(ラミントン国立公園のツリーウォークと、Elabana滝)

2020-09-19 20:00:00 | 旅行
 ブリスベン旅行記その20です。

今日は、ブリスベンの南に位置する、ラミントン国立公園に向かいます。ここも事前に、インフォメーションセンターの住所を調べていたので、カーナビにセットして出かけます。朝の高速道路上り(シティ向け)は混雑して渋滞も見られますが、下り(ゴールドコースト方面)は、車の量は多いのですが、渋滞で停止するということはありません。右から3車線目をキープしながら走ります。というのは、右の車線は流れが速く追い越し用に使われているし、4・5車線目は区間により無くなってしまう場合が多いからです。

 慣れない国での運転なので、なるべく車線変更などしないように、かつ車間距離に注意しながら運転しますが、いつものように後ろにぴたっと付かれたと思ったら、すぐに追い越されて前に入ってきます。車間距離があるのは、気に入らないのでしょうね。べたづけで走っている車が、ほとんどです。

 カーナビ様の言う通り走ったら、インフォメーションセンターの駐車場に到着しました。


 ここには宿泊施設があり、バードショーもやっています。お土産屋もあり、トイレも自由に使えるので有難いです。


 パース周辺の国立公園は有料な場合が多いのですが、ブリスベン近郊の国立公園は基本無料のようです。駐車場代も取らないので、観光客にとってはいいですね。


 案内所があり、ここで無料の地図が貰えます。いつも人が常駐しているわけではないようで、行ったときは無人でしたが、地図は置いてあるので貰った方が便利です。


 ト地図にはトレイユコースが書かれており、その所要時間も分かるからです。時間と体力と気力によって、どこまで行けるか自分で判断します。


 時間がない人は、Tree Top Walkだけ試してもいいでしょう。


 車が無くても、ブリスベンやゴールドコーストから、ツア-が催行されています。


 駐車場の近くに、旧型のプロペラ機が展示されています。でも本物ではなく、レプリカっぽい。


 1937年2月19日の午後、嵐の日シドニーからブリスベンに向かって飛んでいた飛行機が墜落し、7人中4人が亡くなりました。事故から7日後に、ここラミントンで生存者が発見され治療を受けたとか。


 それはそうと、有名なツリーウォーキングに向かいましょう。パースのようにハエに悩まされることはないのですが、蚊はいるので虫よけスプレーがあったほうがいいです。パースで買った「フライネット」を持って行ったのですが、最後まで使う機会はありませんでした。


 ツリートップウォークまでは、歩いてすぐです。


 木道が整備されており、歩きやすい道です。すれ違う人も多いので「ハロー」とか「ハワユー」とか「ゲダイ※」とか挨拶しましょう。


 ツリートップウォークは、反時計回りの一方通行になっています。


 こんなつり橋を、渡っていきますよ。熱帯雨林の森を楽しみましょう。


 区間によっては、「一度に渡れるのは何人まで」と注意書きがあります。


 ここからは「勇者の道」です。自信がある人のみ、梯子を上っていきましょう。トップは25m近くなると思われるので、ビビってしまったら動けなくなりますよ。(笑)先客がいたら、ちょっと待ちましょう。訪問時は、誰も上っていなかったので、マイペースで登れました。


 下を見ると、ぞぞーっとはしますが、周りが金網で覆われているので、それほどの恐怖心は感じません。


 途中で1つステージがあるので、そこで一息つけます。さらなる高みを目指しましょう。


 勇者だけが見られる光景ですが、あまり眺望はないな。


 金網に「鍵」がたくさんかかっている。あれだ、「恋人の聖地」みたいな感じで、鍵を持ってきてここにかけて帰る人が多いようだ。どこでも、同じような風習があるんだな。


 ツリートップウォークだけで帰る人も多いのだが、せっかくなのでその先を目指しましょう。あまり遠くまで行けないので、ピクニックロック近くのElabana滝を目的地とします。もっと時間があれば、「Box Forest Circuit」を目指して、ぐるっと回ってきたいところではあります。


 道標は完備されています。


 いろいろな生物がいるので、見つけながら歩くのも楽しいですね。


 キノコあります。


 きれいなインコです。あまり人を恐れないので、距離が近いです。


他の木に寄生する植物も多いのですが、これは自身が重すぎて(?)幹から落ちてしまったのかな。


 ついに、滝に到着しました! 結構、歩きがいがあったな。来たということは、元来た道を帰らないといけないということだな。


 行はよいよい、帰りは・・

 つづく

 ※ゲダイとは、「Good day」をオーストラリア訛で、グッデイ⇒グデイ⇒ゲダイとなったものと思われる。
  散策中に、一回だけ地元兄ちゃんから「ゲダイ」と言われた。
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2020_ブリスベン旅行記その19(グラスハウス・マウンテンルックアウトと、BEEFY’sオージーパイ)

2020-09-18 20:00:00 | 旅行
 ブリスベン旅行記その19です。

 昨日は、北のサンシャインコースト方面に向かい、航空博物館を訪問しました。その帰り道にも、見所があります。せっかくなので、寄り道しながら帰りましょう。グラスハウス・マウンテンルックアウトを目指しますが、車どおりがない山道に入っていきます。ルックアウト(展望台)というくらいなので、見晴らしが良く人が多いはずだ。

 目前に見晴らしが良さそうなところがあり、車がたくさん停まっていて店らしきものを発見。ぎゃっと駐車場に滑り込んだが、様子がおかしい。よく観察したら、展望が良いところに建つ喫茶店だった。しかし、平日にもかかららず人気なようで、多くの人で賑わっている。

 道を間違えたか・・間違えた時の鉄則として、間違えたと思われるところまで撤退するというのがある。名誉ある撤退だ。(なんのこっちゃ) 道の分岐点まで戻ったんだけど、やっぱり合っているみたいな気もする。うーむ、名誉ある進行だ。

 先ほどの喫茶店を過ぎて、走っていったらありました。


 駐車場も完備されていて、やはり多くの人が来ていました。


 あら、隣の車からのぞかれているいるような・・
  

 ここから、奇岩を見ることができます。


 こんな岩とか・


 あんな岩とか・


 平原に、ばふっと隆起する奇岩をいつくか見ることができます。このあたりもトレイユコースが完備されており、山道を歩くこともできます。


 10分も見ていたら十分だし、暑いのでシティ方面に向かって走りましょう。よく考えたら、このあたりには店一つないので、展望台帰りの人がさっきの喫茶店で一休みするのかもしれない。展望も良さそうで、ちょっうど帰り道にあるので、混んでいたのかもですね。

 高速に乗る前で、「Tibrogarden Car Park」の看板発見。ここは、トレイユコースの起点にもなっていて、トイレも完備されています。オーストラリアは、結構こうした公衆トイレが完備されており、良く清掃されています。日本の田舎に行くと、ちょっと公衆トイレは・・という場合も多いのですが、ここでは比較的綺麗な場合が多いので助かります。


 道路を挟んだ向かいに、無人販売所があるようなので、行ってみましょう。


 クーラーボックスには、「冷たい水(2ドル)」と、その横には「ドラゴンフルーツ(1個3ドル、4個10ドル)と表示があります。幸いに小銭を持っていたので、ドラゴンフルーツ1個お買い上げ。このあたりの農園で、栽培されているようです。


 平面カエルを発見しました。誰かのTシャツに、貼り付けられたら良かったのに・・(ぴょん吉か)


 さて、次の寄り道は「BEEFY’sというパイ屋」です。「有名な、オージーパイ」と看板に書いてます。


 と謳っているとおり、店内には数々のアワードが飾られています。


 この、12ドル95セントの、お得なセットにしてみよう。ビーフパイ+ポテト+飲み物だ。


 飲み物は、自分で冷蔵庫から持ってくる仕組みで、パイは焼けたら席まで持ってきてくれる。


 パイとポテトは作り立てで温かいのだが、自分で持ってきたコーラは冷たくない。もしかして、冷蔵庫の奥から持ってきた方が良かったかな。

 ボリューム感があり、これだけで昼ご飯になります。けど、さっき手作りのホットドック(弁当用に、朝作った)を昼飯として食べてしまったのだ。これは、痛恨のミスでした。半分、持って帰ろうか。


 QLD(クイーンズランド)には、いくつか店舗があるので、url貼っときます。
 https://www.beefys.com.au/locations

 つづく
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2020_ブリスベン旅行記その18(クイーンズランド航空博物館)

2020-09-17 20:00:00 | 旅行
ブリスベン旅行記その18です。

 ブリスベンの北側は。「サンシャインコースト」と呼ばれており、観光地も多い。そこの南側の町、カランドラに近い場所に「クイーンズランド航空博物館」があるのである。早速、カーナビに住所をセットして出かけましょう。高速道路を北に向かって走っていきますが、通行は無料となっています。車線は、区間により2~5車線と変化します。車線変更は頻繁に行うので、ウィンカーをつけたら車間があまり無い場合でも、かまわずに入ってきます。特に、喧嘩を売っているわけではなく、これが普通の運転のようです。なので、ウィンカーがついたなと思ったら、入れてやらないと事故になる可能性があるので、注意しましょう。トラック・バスや牽引をしている車も、ぶっ飛ばしています。車間距離は非常に短く、今の日本ならば「あおり行為」じゃ、と思うような運転が常態化しています。こんな運転なので、事故も多いようで追突して停まっている車もたまに見ます。

 制限速度を守り車間距離を十分にとって走っていると、地元から見ると「てれてれ走ってんじゃねーよ」とばかりに、あおられ(あおっているつもりは無いのかもしれませんが)抜かして前に入ってきますが、気にしないことです。事故を起こさないのが一番です。

 カーナビ様の言うとおりに走って、無事航空博物館に到着しました。


 あまりガイドブックには紹介されていないようですが、ブリスベンの広域地図に載っていたので、訪問しました。


 入館料は20ドル(約1,600円)と若干高めですが、これには理由があります。(後述します)


「いま、ここにいるのでハンガーの中から見るといいよ。それから屋外の展示場に行くと、駐車場に出られるから」
「わっかりました」


 お土産屋は入り口にあるので、一応ひととおり見学してから戻ってきてもいいでしょう。


 ここの目玉は、オーストラリア空軍の戦闘爆撃機「F-111」の本物が屋内に展示されています。


 展示されている航空機には、その型式はもちろんですが、機体の歴史なども書かれています。


 操縦席も、見ることができます。


 日本ではお目にかかれないような機体も、たくさん展示されています。


 もう、写真撮りまくりです。(笑)


 これは、第二次大戦で活躍した「ムスタング」だ。プラモでしか見たことなかった機体が、ここに展示されている。


 ほんと、きれいに保管されているな。


 マスタングの操縦席も、見ることができます。


 いやー、楽しい。


 これがハンガーです。


 屋外にも、所狭しと航空機が展示されています。


 艦載機だ、初めて見た。屋外展示といっても、機体はきれいです。


あ、輪切りだ(笑)成田の航空博物館にも、B747の輪切りがあったな。


 ここでは、自由に操縦席にも入れます。


 VICKERS 756Dという機体のようです。


 輸送機なんかも乗れます。日本では、航空祭の時くらいしか入れませんね。


 今にも飛びそうな機体ですね。


 というのは、日ごろからメンテナンスをしているためのようです。機体の塗り直し作業もやってました。単に古い機体をあつめて展示さいてるだけではなく、朽ち果てないようなメンテナンスを行っているため、入場料がある程度高いのは仕方ないですね。


 おそらくですが、ここのスタッフは何らかの形で、航空関係の仕事にかかわっていたOBの方たちなのではないでしょうか。メンテするにも、それなりの知識が必要ですから。こちらの博物館のスタッフ(仲間)が亡くなったようです。ご冥福をお祈りいたします。


 一通り見て回ると駐車場への出口に行けるのですが、お土産屋を見たければ一度入り口に引き返しましょう。オリジナルグッズもありますよ。

 航空博物館を挟んだ道の向こうも、滑走路になっています。ここでは小型機のライセンスをとるための講習が行われています。


 その日も、小型プロペラ機が訓練飛行をしていました。この辺りは、航空機の町のようだ。


 つづく
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2020_ブリスベン旅行記その17(マウントクーサ植物園と、讃岐うどん屋TOKOTON)

2020-09-16 20:00:00 | 旅行
ブリスベン旅行記その17です。

 ブリスベン郊外の「マウントクーサ」ですが、隣接して「植物園」と「プラネタリウム」があります。このうち「植物園」に行きましょう。隣接といっても、車で5分ほどの距離にあるので、歩いていくのはきついです。


 フリーガイドツアーもあるようですね。月曜から土曜日の、11時と1時からと書かれています。


「入場料はいくらですか?」
「無料です、初めてですか?」
「です」
「じゃ、説明しましょう」

「今ここで、歩いていくと盆栽コーナーがあります。そして日本庭園もありますよ。園は広いので、もし車だったら駐車場がいつくかあるので、それで回ってもいいでしょう。オーストラリア固有種の場所もあります。それと、温室ドームがあるけど、とても暑いので気をつけてね。帽子と水はある?」
「ばっちりです」

 入館無料ですが、ドネーションボックスがあったので、心ばかり入れてきました。


 教えてもらった盆栽コーナーです。


 そして、なかなか手入れが行き届いている日本庭園があります。


 あら、「遊水園」の文字とともに「内閣総理大臣竹下登」と書かれています。日本が協力したんですね。きちんと管理・維持されているのが嬉しいですね。


 公園ではよく見る「ウォータードラゴン」です。



 鳥が登場です。

「おいこら、なにしてんねん。ここは俺のシマだぞ」


「あー、まあ今回は見逃してやるけどな」


「エサないかな・・」


 みたいな(勝手に、アテレコ入れないで下さい)

 ここが、(暑くて)危険な温室だ。


 た、確かに暑いがな。10分ほどで退散します。


 外でも30℃越えなので、温室はさらに温度が上昇しています。長居は無用です。


 ここの植物園では、食用の果実も栽培いていますが「とらないで」と書かれています。食べごろだからといって、取って食べちゃあかんぞ。


 こ、これはちょっと気持ち悪い。


 オーストラリアでは、こういった根をもたない寄生植物が多くみられます。


 池で、なにやら作業中のようですね。暑いのに、お疲れ様です。


 植物園の半分くらいしか回っていません。残りは車で回ってもいいのですが、暑くてばて気味なので、昼飯に行きましょう。事前に「讃岐うどん屋」を調べたところ、郊外の「サニーバンクプラザ」というショッピングモールにあることが分かっています。


 カーナビに住所を設定すると、簡単に到着はするのですが、大きなショッピングセンターなので、目的の店が発見できません。ラーメン屋はあるんですけどね。(ラーメン懲りた)

 ショッピングセンター内外を探しましたが、発見できず。ちょっと離れた道路まで行ってみましたがない。あきらめかけていたら、小さな張り紙を見つけました。この奥か!!


 ついに発見しました。うどん屋「TOKOTON」です。


店内での動き方が書いてのすが、日本のセルフ方式を知っている人は楽勝でしょう。


「いらっしゃいませー」(お、日本語や)
「ぶっかけうどんのLを」(そばもある)
「暖かいの、冷たいの?」
「冷たいの」


 セルフなので、天ぷらを取ってから、窓口でどんぶりを受け取ります。


 15時を回っていたので、空いてました。


 讃岐うどんの、実力とやらを見せてもらおうではないか。


 その前に、天かすを貰ってこようっと。


 あー、美味い。讃岐のコシがあり、きちんと讃岐うどんの技を会得した大将が打った麺だ。ブリスベンで、一番美味いものを食べた気がした。


 夕方のシフトの時間なのか、バイトの新入り(日本人の留学生っぽい)が出勤したみたい。大将が、接客マナーや声出し、仕事の仕方を丁寧に教えています。きちんとした店と、お見受けいたしました。

 セルフなので、空きのどんぶりは、返しに行きます。

「ごちそう様、とても美味しかったです」
「どうも、有難うございます」

 味よし、接客よし、値段よしという、三拍子揃った「讃岐うどん屋」でした。車がないと行けないので、短期滞在だと食べるのは厳しいかもですが、わざわざ行く価値ありの店ではあります。

 ぶっかけうどんのL:5ドル20セント(約400円)
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