このところ自転車の修理記事を何本か書いているが、購入後10年以上経過しているので、あちころ不具合が多発しているのである。自転車についてはど素人なので、不具合が出るといろいろ調べながら修理を行っています。
タイヤとチューブについては劣化が激しいため先日交換したという記事は以前書きました。タイヤ交換時に、タイヤの中からゴム片が出てきたのだが、チューブなどが劣化してその一部が剥がれたのかもくらいしか思っておらず、気にもしていなかったのである。しかーし、ふと気になって調べていたら、タイやチューブ保護用のリムバンドらしいということが分かって、急遽交換することにしました。リムバンドが剥がれたまま自転車に乗ると、パンクすることがあるとのことです。
我が家にはママチャリとATBがあり、いずれも16インチなので密林(仮称)で、16インチ用のリムバンドを購入しました。
ママチャリのタイヤ:26 1-3/8
ATBタイヤ:26-1.95です。
上が新品のリムバンドで、下が劣化して剥がれてしまったリムバンドです。
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【ATBのリムバンド交換】
せっかくタイヤとチューブを新品に交換したのですが、再度取り外しました。リムバンドは傷んでおり、一部ずれていたりします。これではネジの頭部分が直接タイヤチューブに当たるので、パンクの原因になります。
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古いリムバンドは撤去します。
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リムバンドは、かなりきつめなので引っ張り気味でリムに取り付けます。(かなり力を入れないと入らない)
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バンドがよれたりずれたりする部分は、マイナスドライバーを使って修復します。後は、タイヤとチューブを取り付ければ完成です。
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【ママチャリのリムバンド交換】
ATBの時と同じ要領で取り付けようとするが、リムバンドがきつくてセットできません。ん、なんでどうして? どうやってもリムバンドが入りません。同じ26インチなのにどうして入らないのだろう? しかたがないので、元々のリムバンドとATBから撤去した古いリムバンドを組み合わせて両面テープを用いリムに貼り付けました。
【考察】
①密林の「口込み」を見てみました。(見てなかったんかい)
・取り付けられたというものと、どうやっても入らなかったというのがあった。(入らないという口コミが多い)
②自転車の26インチとは、なんぞやと調べてみた。
・26インチ(など)というのは、タイヤのサイズでリムのサイズではない。つまり、同じ26インチの自転車と言っても、タイヤが太いATBとタイヤが細いママチャリではリムのサイズが異なるのではないか?
③実際にリムの内径と、タイヤの外径を図ってみた。(巻き尺で測ったので、だいたいの値)
・ママチャリ
リムの内径:575mm タイヤの外径:650mm リムの円周:約1806mm
・ATB
リムの内径:555mm タイヤの外径:650mm リムの円周:約1743mm
違うやないかーい! 内径で20mm、円周で63mmも違っているので入らないわ。
【結論】
・26インチ用のリムバンドといっても、ATB(またはMTB)用のようなタイヤの太いもの用に適合するリムバンドだと、ママチャリには使えない。だから、「使えない」「サイズが間違いなのでは」という口コミがあるのは理解できる。
・リムバンドではなく、ママチャリ用には任意の長さのリムテープの方がいいような気がする。(次回、買ってみます)
【その他】
・「そんなのは常識だ」とおっしゃる方もいらっしゃると思いますが、当方ど素人のため改めて発見した次第であります。また、密林(仮称)の口コミでも知らない方がいらっしゃるようなのでブログに残します。自分自身が再度失敗しないようという意味もあります。(あれ、どうだったかなという時は自分でもブログを見直したりしています)
・ATBのブレーキシュー減り、及びブレーキワイヤーの劣化(錆+ほつれ)が発見されたので交換しました。(幸いに手持ちがあった)
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ママチャリ用に、リムフラップテープを近くのショップで買ってきました。バンドではなく、任意に切ってリムに貼り付けるタイプです。だいたいタイヤ2本分はOKとのことです。
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長期保管品みたいで、変形してます。まあ、使えるからいいでしょう。片面は粘着性なので、リムに沿って貼り付けていきます。ママチャリのリム前後に巻きましたが、まだ余っているので余裕があります。
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一応自転車一台分(2リム分)とのことですが、あと1リム分くらいは残っていそうなので、予備品として保管しておきます。
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組み上げてタイヤに空気を入れたら、抜けるじゃありませんか。オーマイガー! どういうこと? タイヤを外す時に、タイヤレンチで中のチューブをかじったようです。(これだから素人はですね) せっかく新品のチューブを買って、パンク防止のためにリムテープを貼ったのに、元も子もありません。再度タイヤを外して、チューブを調べてみたら比較的大きな穴が開いており、そこから勢いよく空気が漏れていました。水につけなくても分かるほどです。手持ちのパンク修理キットで穴塞ぎです。(100均で買ったやつがあった)
組み上げたら、またもやじわーっと空気が漏れている感じです。(おいおい)再度ばらします。修理の最終確認を行わなかった自分が悪いのは分かっています。今度はチューブを水につけて穴を探します。小さな穴を発見したので、手持ちのパンク修理キットで穴を塞ぎます。今度はチューブ全体をチェックしてOKなので組み上げます。素人なりに試行錯誤しながら修理を行っているので、だんだんと上達するでしょう。(するといいな)
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ママチャリ、ATB共にベルが壊れているので100均に行って買ってきました。プライドライバ1本で交換できるはずなのですが、ママチャリのねじは錆が酷く、取り外し不可だったため金のこで切断しました。ATBは普通に外れました。取り付けは、ねじを締めるだけなのでいたって簡単です。
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自転車修理の記事は何本か書きましたが、大きな修理はこれで終了です。子供のころは近所に自転車屋があり、パンクしたり不具合があるとすぐに修理に持っていきましたが、最近はそういう店も少なくなりました。大手スーパーやDIYショップに入っている自転車コーナーでは、そこで買った自転車以外でも修理可能というところもありますが、そもそもパンクした自転車を持っていくには遠すぎます。以前乗っていたミニバン(ガイヤ)には自転車を乗せることができましたが、現在はシエンタなので乗せるのは難があります。そういう事情もあり、素人なりに試行錯誤の上修理を実施しました。出来上がりはすこぶる良好で、乗り心地は新車の状態に戻った感じです。特にタイヤを交換したことが、乗り心地のアップに繋がっています。ただし、見た目はそれなりに時を感じさせます。