コンデジが出始めのころ、SDカードはとても高価だった。画素数が少ないので、128KBの容量くらいでも十分に実用になった。それでも数千円はしたと思う。その当時、枚数を多く撮りたいと思って1GのSDカードを買ったのだが、多分5千円以上したのではないかな。
デジカメの画素数が飛躍的に伸びいくに従いSDカードも大容量化し、徐々に価格は下がって行った。それからスマホが登場し、内蔵カメラが進化していくにつれコンデジは売れなくなってきたが、、自分としてはデジカメの方が好きなので、ほとんどスマホのカメラ機能は使うことがないのである。(個人の好みです)
昔のコンデジもあって、たまに電池を充電して動態保存している。ある日、昔のコンデジを引っ張り出して、Twitterのネタ写真を撮ろうと思ったら「カードが異常です」とカメラが言うのである。
①書き込み禁止スイッチが壊れており、テープで補修して使っていた。
②1GのSDカードは、今では「なんじゃこりゃぁぁ」というほどの低容量だが、昔のデジカメでは十分な容量である。
③昔、高い金を払って買ったので、簡単に捨てるのは忍びない。
詳細を見てみましょう。SDカードの接点部分にある、セパレート用のプラスチック部分が物理的に曲がっているのが確認できる。
まあ、この時点で廃棄するというのがセオリーではあるのですが、高い買い物だったので(そこか)、なんとか復活できないかやってみた。(お勧めはしません)
一見、セパレーター(というのか?)が、物理的に破損しているので、取り払ってしまおう。ということで、ニッパでチョキチョキカットして、バリも除去しました。(それだけか)
はい、それだけでカメラは何事もなかったようにSDカードを認識して、書き込み読み出し可能になりました。現役で使っているNIKONのデジカメ用には、それなりに大容量のSDカードを使っているので、このカードを通常使いにすることはないのですが、昔のコンデジ用に保管しておきます。
繰り返しますが、セパレーター(というのか?)は飾りではなく、それなりの機能を維持するためにあるので、それを除去した不具合については自己責任となります。