巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

農場の手作りバター

2006年06月08日 17時12分17秒 | Weblog
 シュタイナー学校3年生の娘が、農業実習から大コーフンのもと戻ってきました。クラスメイトや先生や、たくさんの家畜たちと過ごした1週間は、とっても楽しかったみたい。ママが恋しくて泣いてるんじゃないかしら……、なんて心配してたのは親ばかり。我が子を案ずるのは、なにも日本人の私だけじゃなく、フランス人のママたちもおんなじだったみたい。
 さて、娘が持ち帰ったお土産は“バター”でした。子供の小さなで手で絞った牛さんのフレッシュなミルクを、グルグルかき回して、それでバターを作ったんだそう。私的には、いつかテレビのドキュメンタリーで遊牧民がそんな風にバターを作ってる映像を見たことしかありませんが、娘いわく「カンタン、カンタン。ママ、今度作ってあげるよ」ってこと。でも、スーパーで買ってくる牛乳じゃできないんじゃないか? って思うのですが、まぁ、子供がやってみたいと思ってるなら、やらせてみようかしらん。
 で、農場で作ったバターのお味。これはミルクの香りがプワ~ンとして新鮮そのもの。でも塩分がなんにも入ってないから、正直大人には少しモノ足りない気もしました。でも、うちの娘もほかのお友だちも「今まで、こ~んなおいしいバターは食べたことない! サイコー!!!」って大喜び。やっぱ、自分で作ったって満足感とか達成感が加わってますもんね。あと、農場ではチーズも作って食べたと話してました。
 まあ、とってもいい経験になったでしょう! ところで余談ですが、1週間の間にシャワーは1回、着替えは2回だったんだそう。私なんか7日分の下着と洋服をしっかりバッグに詰めたはずなのに……。でも先生が「さぁ、今日は洋服を替えましょう!」とか「シャワーですよ」という指示に従ってたら、そうなってしまったと娘は言い訳してました。さすが(?)フランス人!
 ウチに戻ってバスダブにつかった娘は「はぁ、助かった~、気持ちイイ」とオババみたいな声を出してました。まっ、日本人の娘にとって辛かったのは風呂に入れなかったことのみだったみたい。入念にチェックしましたが、髪の毛にシラミもついてなかったし、ひとまず、ホッ。
 絵は、娘が描いた農場のハウスです。