巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

ジュエルは”お米”がこわい……?

2009年07月30日 04時13分03秒 | Weblog
 私がお米を研ごうと炊飯器に手を近づけたり、お米を取ろうとすると、ウチのジュエルは一目散に部屋の隅っこに逃げ、小さく丸まってしまいます。それも毎日毎日。食いしん坊のラブラドールらしからぬ行動。
 その理由はどうも数年前の出来事が原因らしい。その日、お米の10キロ袋を
持ち上げて別容器に移そうとしたとき、手が滑ってザザ~ッとお米をぶちまけてしまったのです。で、どうも瞬間の私の叫び声がすごかったみたいなんです(本人は咄嗟のことで記憶なし! そんなにスゴイ声をあげたのかしらん?)。以来、ジュエルはお米がこわくなってしまったってわけ。気弱な犬です……。
 もっとも出来上がった”ご飯”は大好きでテーブルの下からちょうだいちょうだい、とおねだりしますけどね。

 さて、写真の「日の出」がわが家で食べてるお米です。イタリア産の日本米。称賛日本米、とあって、その下に「Shinode」とある。これじゃ「ひので」じゃなくて「しので」だろうが。フランス語では「H」を発音しないから「いので」より「しので」のほうが近いってことかな? まぁ、いい加減なラテン系。
 さて、私がこのお米を選んでいる理由はズバリ! いちばん安いから! リッチな外交官家庭、駐在員家庭では、もっともっとお高い高級日本米を食べてるみたいですですけどね。でも、まぁ「日の出」もフツーにおいしいと思いますよ。……それにしても、このパッケージのイラストはう~むですよね。日本のイメージってまだまだ”侍”なんだもの!

気分は”母犬”

2009年07月26日 03時26分19秒 | Weblog
「今日、わが家にベベのジャド君が遊びにきました。はじめはワタシのほうがずっと大きいからジャドは怖がってたけど、すぐにやさしい犬だってわかったみたい。で、この通り、ベッドをしっかり取られてしまいました!!!
 お散歩のときはジャドがリードを持ちました。だからワタシはゆっくりゆっくり歩きました。ピッピ(おしっこ)やカッカ(ウンチ)だって我慢、我慢。だって急に立ち止まったらヨチヨチ歩きのジャドが転んじゃうでしょ。
 ジャドは人間だけど、ワタシは母犬になった気分の一日でした。
 おかあさんはベビーシッター犬になれるかもねとほめてくれました。だから、ワタシはご褒美に晩ご飯のドッグフードは倍量になるかなと期待したんだけど、それはいつもと同じだった……(ガクッ)」(ジュエル)

”ノド”を支えるもの

2009年07月23日 21時03分37秒 | Weblog
 突然ですが、フランス語ではブラジャーのことをスーティアン・ゴルジュ「ノドを支えるもの」と言います。変ですよね?
 スーティアン(soutien=支える人、支えるもの)とゴルジュ(gorge=喉)をくっつけてSoutien-gorgeでひとつの名詞になっているのです。しかもコレ、男性名詞。ますます変です! 
 どうして素直にスーティアン・サン(sein=バスト)と表現しないのだろう、コテコテ日本人の私にはまったく理解できません。が、フランス語ってこんな風に「なんで~」と叫びたくなる単語が多いんです。
 さて、今、フランスのローティーンの女の子に大人気なのが、『H&M』のキティちゃんのブラ(写真のジュエルがつけているもので、色柄違いが何種類かあります)。まだまだ、ぜんぜん必要じゃないのに娘が、友達み~んなが持っているから自分もほしい、としばらく前から言っていました。で、安い『H&M』がも~っと安くなるバーゲンで6ユーロで購入。
 というわけで、これが記念の初・スーティアン・ゴルジュです。
 

乗馬クラブが託児所に

2009年07月13日 03時41分03秒 | Weblog
 フランスは子だくさんの国。ヨーロッパで一番の出生率を誇っています。未婚でも事実婚でも、生まれた子どもは差別されることなく育てられるし、育児手当も国からたくさんもらえる。それと、託児所が充実してるってこともある。とにかく女性が子どもを産むことに何の不安も感じない環境が整っているってすばらしいことだなぁと、異邦人の私はいつも思っています。

 さて、夏休みの乗馬クラブのスタージュはクラブ員だけでなくても5歳以上18歳以下なら、誰でも参加ができるんですよ。乗馬初体験者だってもちろんウェルカム。
 で、5~6歳のチビッコクラスは託児所の役割も果たしているのです。レッスンは朝9時からですが、8時頃から先生たちはスタンバイしています。で、8時半近くになるとパパかママに手を引かれた子どもたちが続々とやってきて、「じゃあ一日ウチの子をよろしくお願いします」と先生に子どもを託し、親たちはそのままご出勤。持って来なくちゃいけないのはお昼のお弁当と長靴(そう、別に乗馬ブーツじゃなくてもOKなのです)。ヘルメットはクラブのを貸してもらえます。さらに夕方のおやつはクラブが出してくれ、いちおうは16時30分までだけど、お迎えがちょっとぐらい遅れても先生やクラブ員のお兄ちゃん、お姉ちゃんたちと一緒に馬たちの世話を手伝いながらパパとママの到着を待っていればいい。
 子どもの面倒をみてくれ、ついでに乗馬を教えてもらって、上手になってきたら
ライセンスの取得試験も追加料金なしで受けられちゃう。だからスタージュは人気があり、クラブにはこんなチビちゃんたちがぞろぞろいるのです。
 ちなみに料金は丸一日で52ユーロ(約6700円)。まっ、フツーの託児所に比べたら高いけど、合計7時間以上の騎乗料金込みですからね。10分足らずで終わっちゃう公園の引き馬に乗せるよりだんぜんお得。

ライセンス”GALOP3”取得

2009年07月11日 03時46分48秒 | Weblog
 お馬の学校の最終日、娘はちょっと緊張して出掛けました。資格試験があったからです。(フランスでは乗馬のライセンスはGALOP1からはじまり、最上級がGALOP9)
 実技ではドレッサージュ(馬場馬術)、オブスタックル(障害飛越)の両方の審査、そして筆記試験もあるのです。
 結果発表のときは私までドキドキでしたが、先生の「フェリシタシオン!」(おめでとう!)の声にホッ。娘は「ウィ!」とガッツポーズでした。
*写真はレッスンのあとのエサやりの図。馬たちのお世話も大事なお仕事。

「待て!」と言われても……

2009年07月10日 03時03分31秒 | Weblog
 夕方、”お馬の学校”に娘を迎えにいったとき……、
「ママ、”待て”だよ」(娘)
「大丈夫よ、ここで”待ってる”から」(私)
「ち~がうよ、これが”待て”なの」(娘)
「……はぁ?」(私)
「このお馬の名前が”マテ”なの」(娘)
 
 ってことで、これが乗馬クラブの新顔”MATE”。娘曰く、ダッシュで走り出したがる馬で「待て、待て」と言っても待たないので手綱を引っ張りぱなしだったそう。