落馬に備える

　毎度、親ばかですが……、
『乗馬ライフ』１２月号に娘の連載”乙女たちのグランギャロ”第６回が出てますので、ぜひ見てくださいね。
　さて、このブログのタイトルは、まんま雑誌の特集タイトルです。落馬の対策には柔道の受身がいいみたいですよ。
　そういえば、娘は乗馬をはじめる前、４歳のときに１年間だけ柔道を習っていたのです。柔道はフランスの人気スポーツですからクラブにはチビッコがわんさといました。本人は当時のことはほとんど忘れちゃったみたいですが、それでも今日から落馬に備え、ストレッチ（これは前から毎日やっている）のあと受身の練習も加えることにしたようです。

冬時間

　１０月２５日の午前３時に時計が１時間遅れ、冬時間がはじまりました。日本との時差は８時間です。
　週末からフランスはトゥサン（ハロウィン）のヴァカンス。娘の学校も２週間お休みです。わが家はフランス人家庭じゃないので、どこにも出掛けませんけどね。
　今日もいつもの”馬の日曜日”でした。

ジュエルとジャド

「今日は２歳になったばかりのジャドとお散歩しました。ワタシは赤ちゃんや子供が大好き。ジャドもワタシを信頼してくれてるから、嬉しいです。
　……でも、ジャド、犬はみんなワタシと同じだって思わないでね。ロットワイラーとか怖いワンちゃんには絶対近づいちゃだめよ。ラブラドールのワタシだってロットワイラーを見たら、すぐ逃げます。だってアゴの大きな犬にひとかみされたら大けがするもの。
　ジャドをはじめ、よい子のみんな、怖いワンちゃんには気をつけましょう！」（ジュエル）

美しき白馬

「白い馬はきれいねぇ～」、な～んて思ってるのはこの写真を見ている、たった今のお話。今朝のパリ郊外は快晴でしたが氷点下、寒くて寒くてそれどころじゃありませんでした。白馬の吐く白い息に注目を！
　馬に乗っている人はだんだん身体が温まってきますが、デジカメを片手にただただ佇んでいるだけの見学組はもう凍りそうでした。

初霜

　つい先週、フランスは夏に逆戻りしたような暖かい日がありました。が、今朝はいきなり気温下がり、コートにマフラーと手袋が必要になりました。
　初霜が降り、公園の芝は真っ白。寒いのが大好きなラブラドールのジュエルは凍った芝の上でゴロンゴロン……。

キス、キス、キス……

　娘が中学生になって変わったこと、それはクラスメートたちのと「おはよう」と「さよなら」の挨拶。小学生のうちはみんな言葉だけだったけど、９月になったとたんにほっぺとほっぺをくっ付け合う頬キスに。
　フランスって人と人も、人間と動物ともしょっちゅう”チュッ、チュッ”としてるのです。
　ところで、フランスでも新型インフルエンザが拡大していて、＜手を洗いましょう！＞＜せきやくしゃみをするときは手やティッシュなどで口を押さえてしましょう！＞＜使ったティッシュはすぐにゴミ箱へ！＞などの予防法があちこちに出てます。
　が、”頬キスをひかえましょう”という標語はまだ出ていない。先月、どこかひとつの地域だったか学校だったかが＜頬キス禁止＞を出したことがトピックスになったけど、その動きは、今のところ全国にはまったく広がってませんね。
　ついでにマスク姿の人もぜ～んぜん見かけませんよ。うっかりインフルエンザ予防にマスクなんてしてたら、それこそ要注意人物として病院に連行されてしまう。
　フランス人だって新型インフルエンザは怖いと思っているようだけど、日本人みたいに徹底しないんですよね……。

ジュエルの日曜日

「ワタシの日曜日の過ごし方は、お姉ちゃんにくっついて乗馬クラブに行くことです。お馬さんは全部で１００頭もいますが、みんなやさしいし、こわくないよ。さて、この写真のワタシが何をしているか？　というと、ぞろぞろとお出かけするポニーたちのお見送りです。ポニーたちの行き先はロンシャン競馬場。今日は、世界一のレース”凱旋門賞”が開催されていますが、そこで同時に子供向けの無料の体験乗馬会が開かれるんだって。ワタシもいっぺん馬の背中に乗ってみたいなぁ……、でも犬だから無理か……（ガクッ）。

　そうそう、お姉ちゃんからの伝言です。今、日本の本屋さんに売っている雑誌『乗馬ライフ』の１１月号の７ページ、”乙女たちのグランギャロ”第５回が載っています。みんな見てくださいね」（ジュエル）

気分は”ニッポン”

『ユニクロ・オペラ店』のオープンに合わせるかのように、娘が愛用していた『H&M』のジーンズの膝が破れた。「クラッシュ・ジーンズが流行ってるんだからそのままはけば？」と母（私）言ってみたのですが、「それは私のテイストではない！」と娘は言い張る。で、「ママ、このヴィオレ（パープル）のジーンズは9,9ユーロだよ。すんごく安いよ、H&Mより安い』と新聞広告を見て何度も言うので、見物がてら行ってきました。
　入店も行列、試着も行列、レジも行列……。が、さすがニッポンの企業。テキパキ仕事で客をさばいていくので早い早い。日本人スタッフの真面目な働きぶりにつられ、フランス人の店員もお喋りしたり怠けてはいなかった。
　で、短時間でスムーズに写真のジーンズ１本（写真では水色っぽいけど、パープルです）を購入。開店の記念品として布製のショッピングバッグをもらいました。
　ところで、私が「どうするのかな？」と気になっていたのが試着。日本では＜ご試着はご遠慮ください＞というアイテムありますよね？　シャツ、Tシャツ、タンクトップなどなど。でも、ここフランスではすべて試着できて当たり前、というかフランス人たちは試着できないものなんて買わないという頑固さがあるのです。カッティングが少しでも気に入らなかったらどんなに安くたっていらない……、みたいなこだわりが。
　で、すかさず訊いてみました。そしたら日仏バイリンのにこやかな日本女性スタッフは「基本的には全品、ご試着いただけます」と答えてくれました。
　さて、留守番しててスネスネのジュエルが写真の後ろにぼうっと写ってます。そうか、もうひとつ訊き忘れた。「ワンちゃんが一緒に入店できるのか？」を。ちなみにフランスは食品売り場以外はデパートもブティックも犬連れOKのところが多いんですよ。

パリは今、”ユニクロ”でいっぱい

　パリの街を走るバス、メトロの駅、そしてフリーペーパーなどなど、今モードの都は”ユニクロ”の広告一色です。
　パリコレは今日（９月３０日）開幕しましたが、それに合わせるように『ユニクロ・オペラ店』が明日（１０月１日）華々しくオープンします。
　これまでは新凱旋門のあるデファンスのショッピングセンターの中に小さなユニクロ・ブティックがありましたが、ぜんぜん目立ってなかったし、正直、お客も少なかったように思います。
　が、明日（というか日本時間ではもう今日になってる）いよいよパリど真ん中に、2000平方メートルの大型店がオープン！
　場所はオペラ座の真横で、まわりにはパリの二大デパートのギャルリー・ラファイエットとプランタン、そしてH&Mもある大激戦区。
　お洒落にはかなりうるさいパリッ子たちは”ユニクロ”をどう受け入れるんだろう？　とか、ひとり１アイテムはぜったい持っているというH&Mとの勝負は？　興味津々です。