巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

生後6ヶ月の子馬と……

2008年09月29日 04時31分48秒 | Weblog
 人間の赤ちゃんはもちろんですが、動物の赤ちゃんもすっごくかわいい! 見ているだけで癒されます。
 ウファノは3月19日に娘の通う乗馬クラブで生まれました。お父さんもお母さんも白馬なのに、生まれたときは黒い子馬でした。が、この頃、だんだん毛色が薄くなってきて今はグレー。大きくなると白馬になるのかな?
 ウファノはとても人なつこい子馬で、クラブのみんなのアイドル。「はやくウファノに乗りた~い」と子供たちは叫んでいます。

がんばれ! 武豊騎手とメイショウサムソン

2008年09月25日 05時07分36秒 | Weblog
 写真は24日(水曜日)の朝、パリの北約40キロにあるシャンティイ競馬場での武豊騎手です。
 10月5日の凱旋門賞を控え、今朝、メイショウサムソンがシャンティイを疾走しました。この走りのためだけに、武豊騎手は0泊3日という強行軍でフランスにやって来たのだそう。人気、実力ともにナンバーワンの騎手は大変ですね。これで、また来週も来るんですから……。
 さて、ウチのオトーさんはスポーツカメラマンなので、わが家には各スポーツのスター選手たちの写真がたっぷりありますが、普段は娘がそれらに興味を示すことはまったくありません。が、今日だけは別でした。
「パパ! タケと馬の写真見せて!」と学校から帰るなりパソコン画面にへばりつき! そして「メイショウサムソンかっこいい!」、「タケ素晴らしい!」を連発。そう馬好きのわが娘は、武豊騎手の大ファンなのです。といっても、芸能人などへの憧れの感情とはちょいと違って、馬の乗り手としてすっごく尊敬しているという感じです。
「タケはトレ・トレ・ボン・マニエールなの」と言う娘。マニエールとは流儀、手法のことですが、とにかく馬に乗る姿勢、手綱さばきが見事で、娘曰く他の騎手とはぜ~んぜん違うんだそう。2年前、凱旋門賞でディープインパクが惜しくも勝てなかったときも、「1位になった人より、タケのが馬に乗るのはずっとずっと上手だと思う」と言ってました。
 さて、今年は凱旋門賞に関しては、日本のマスコミも静かだし、日本から観戦にやって来る人もあんまりいないみたいですね。でも、そのぶん武豊騎手は「気楽に戦える」とコメントしたようです。
 10月5日、パリのロンシャン競馬場に日の丸が揚がり、君が代が流れるといいなぁ! がんばれ! 武豊騎手! メイショウサムソン!

国家的イベント・デー

2008年09月22日 04時33分05秒 | Weblog
 日曜日のフランスは国家的イベント・デーでした。
まずは、ジュルネ・ナシオナル・ドュ・シュヴァル(Journee nationale du cheval=国家の馬の日)。パリのヴァンセンヌ競馬場では大々的な馬のお祭りが開かれたほか、フランス全土の乗馬クラブで体験乗馬会、コンペティションなどがありました。国をあげての馬イベントなんて、さすが乗馬大国です。
(わが家の場合は、毎週”馬の日”ですけどね……)
 そして、この週末は一年に一度だけ、エリゼ宮などが一般公開されるレ・ジュルネ・ドュ・パトリモアワン(Les journees du patrimoine=国家財産の日)でした。普段は入場不可のフランス全土の歴史的建造物がぜ~んぶ公開され、もちろん入場はすべて無料。
 パリとその近郊は晴天だったので、多くの人々がイベントを楽しんだ日曜日でした。
 
 

12才のバースディ・パーティ

2008年09月21日 04時28分56秒 | Weblog
 娘の12回目の誕生会を今日の午後開きました。ここ数年、仲良しの同じメンバーを招待してるんですが、みんな大きくなったし、ずいぶん女らしくなってきたなぁと、しみじみ……。
 土曜の午後のおやつをはさんでのパーティもそろそろ卒業かもしれません。フランスではこのあと、誕生会は夜のダンスパーティに移行していくんだそう。
 いやはや、時が経つのはホントに早い……。ついこの前までオムツしてた娘が、もうちょっとしたらボーイフレンドを連れて来ちゃったりするんですよねぇ。親の心配は赤ちゃん時代からテーマが変わるだけで、これからもず~っと続くのです。

9月なのにパリは寒い!

2008年09月19日 04時43分30秒 | Weblog
「パリのアパルトマンのセントラルヒーティングってまだ入りませんよね? もう寒くて寒くて部屋でマフラーしてますよ」
 そう言ったのは9月はじめにパリに着いたばかりの日本人留学生のKさん(25歳)。残暑が続く首都圏から脱出し、涼しく心地いいパリに生まれてはじめてやって来てたのはいいんですが、こちらが寒すぎて彼女、風邪を引いてしまいました。朝の気温は10℃を下回ってますから、ここ数日は秋というより冬みたいです。
 今朝はパリッ子たちもダウンジャケット、革ジャン、ウールのコートを着込んでました。
 というわけでわが家のコスプレ犬、冬の装いでひさびさの登場。相変わらず仮装するのも、写真を撮られるのも嫌いじゃありません。デジカメを取り出すと、自分からトコトコ近づいてきてポーズを取るんですから……、へんな犬です。

馬も子供も”ニンジン”が大好き!

2008年09月15日 05時07分57秒 | Weblog
 それは先日、日本からのお客様とパリのとあるカフェテリアに行ったときのこと。サラダバーには十数種の野菜やフルーツが並んでました。が、娘はその中からニンジンのスライスサラダだけ! を選びお皿に山盛りに。
 そしたら「え~っ、ニンジンが好物の子供なんて日本では見かけないのに、めずらしいわね~」と驚かれてしまいました。
 ニンジンと言えば馬の大好物。……う~む、やっぱり馬好きの娘の前世は”馬”だったのかもしれません。
 ……というのは冗談で、フランスの子供にニンジン嫌いが少ない、って知ってました? ニンジンのサラダは学校給食でも定番で、みんな残さずに食べてますしね。さらに若いパリジャン、パリジェンヌもニンジンのサラダはよく食べるし、とにかくニンジンはフランスの食卓に常にある野菜という感じです。理由は安いし、栄養価は高いし、そしておいしい!
 たぶん、日本と決定的に違うのはニンジンのおいしさ。パリの友達で日本ではニンジンが大嫌いだったのに、こっちに来たら好物になっちゃった女性も知っています。フランスのニンジンって甘くて、クセがないんですよ、だから生でもパクパク食べられるんです。
 さて日曜日はいつものように乗馬クラブでした。レッスンのあと、馬たちに「メルシー」と言いつつご褒美にあげるのは、もちろん”ニンジン”です。

「ボンジュール、ベベ!」

2008年09月11日 04時43分49秒 | Weblog
 うちのラブラドールのジュエルは赤ちゃんと子供が大好き! 散歩中、赤ちゃんの泣き声が聞こえるとすぐに駆けつけてしまいます。喜んでもらえることもありますが、中には犬がこわい子もいるわけで、そういう場合はますます泣かせてしまいます……。でも決して危害を加えることはないので、そこは信頼してますけど。
 フランスではラブは赤ちゃんや子供に向くパートナー犬として、知れ渡ってるんですよ。
 さて、先日、1歳になったばかりの日仏ハーフのローズちゃんの家に遊びに行ってきました。ローズちゃんとジュエルは初対面! ジュエルのほうはもっと近づきたいのに、ローズちゃんはちょっとこわがってママンにしがみついていた! ちっちゃな赤ちゃんからしたら、体重35キロの犬は怪獣みたいに見えるのかも……。

乗馬クラブも新規スタート!

2008年09月08日 05時09分53秒 | Weblog
 日曜日のお馬の稽古がはじまりました。乗馬クラブではレベルによってクラスが分かれています。去年は中間馬の初級だったのでゆっくりペースでしたが、ひとクラス上がっただけで初日から全開! 一時間走りっぱなしで子供たちは皆、汗だくになってました。
 ところで日本ではまだまだフィットネスマシンの「ジョーバ」が人気なんですってね。たしかに乗馬は姿勢がよくなるし、日頃は使うことの少ない太ももの内側の筋肉を鍛えるので、引き締め効果はあると思います。でも雑誌に載っていた”モデル体型になれる!”っていう宣伝文句は「?」。だって基礎になる骨格は生まれつきほぼ決まっちゃってるし、乗馬クラブの先生や生徒を見回してもスーパーモデルみたいな人はいないしなぁ……。
 ちなみに「ジョーバ」はフランスでは普及していません。だってマシンを買うより本物の乗馬するほうが、ず~っとエコノミーなんですもん。

パリッ子がチープなH&Mに夢中になる理由

2008年09月05日 04時55分50秒 | Weblog
 スウェーデン生まれで、今や世界制覇の勢いのファッションブランド『H&M』。パリッ子のワードローブに必ず数着はH&Mアイテムがある、ってくらいにフランスでも支持されてます。人気の秘密は最先端のトレンドを破格な安さで楽しめること。
「トレンドチェックなら、ブランド店を一軒一軒見て回るより、H&Mへ行けば一目瞭然よ」とみんな言ってますし、私もそう思います。
 たとえば今シーズンのプラダのコレクションの総レースのブラウス、スカート、パンツを真似たものが20ユーロちょっとで買えちゃうし、各デザイナーが出してるフェイクファーのベストに似たものだって20~30ユーロで手に入る。だからみんな飛びつくわけです。しかも同じデザイン、アイテムをシーズン中ずっと売ってるわけじゃなくて、早いサイクルで新作がバンバン出てくるのも魅力だし、そして有名デザイナーとのコラボもいつも話題ですね。
 で、いよいよこの秋『H&M』が日本に上陸、銀座と原宿にブティックがオープンするんですってね。最初のコラボのデザイナーがコム・デ・ギャルソンの川久保玲さんだそうで、できることなら東京にすっ飛んで行って見てみたい気分!(……無理だけど)
 かつてフランスのH&Mでコラボしたカール・ラガーフェルド(現シャネルのデザイナー)がインタビューで言ってました。「洋服はすごく安いブランド、そし超一流の老舗ブランド、この二つがあればいい。中間のブランドはいらない……」と。特に若い子は安い服でコーディネートのレッスンをたくさんすべきですもんね。
 さ~て、日本でのH&Mの評判はいかに?
*写真はmarie claireの広告ページ。

今日から6年生!

2008年09月02日 04時56分36秒 | Weblog
 2ヶ月間の長いヴァカンスが終わり、今日(9月1日)から新学年がはじまりました。日本の新入学は4月ですが、こちらは秋がスタートです。
 娘は日本式にいうと小学校6年。新しい時間割を見ると、当然、フランス語の勉強がメインではありますが、去年と比べると英語とドイツ語の授業がグンとふえています。金曜日の午前中はまるまる英語ですもん。
 フランスでも、英語力はとても重要で、将来よい仕事に就くためには必須!(もっとも現大統領のサルコジは英語が苦手でそのコンプレックスはかなり大きいようですが) そしてEU内ではドイツ語もとっても大事なのです。
 というわけで、これから、ますますアルファベット漬けの毎日ですから、娘の日本語の上達は今後も期待できません。もっとも家庭内で親は日本語で話しかけますから「聞いて理解する」ことはできます。が、「話す」「書く」「読む」は小学校1年レベル? いや、それ以下かも……。まっ、でもフランスで暮らしていてフランス語ができないんじゃ、子供がかわいそうですからね。日本語は後回しでもいいかな、と母は思っています。
 さぁ、新年度のスタート。娘は娘でがんばるでしょうから、私も仕事がんばろう! ちなみに私は日本語を書くのが仕事ですから、フランス語がちっとも伸びません……。われら母子は正反対ってわけ……。