フランスは自然療法がとても盛んで、ホメオパシー(天然物質から作られたレメディという薬であらゆる症状を緩和し、身体の自然な治癒を促す)もそのひとつ。
ジュエルの鼻にのっかてるのが、そのホメオパシーの数千種もあるレメディの中でも、いちばんポピュラーなアルニカ・モンタナ。痛みを和らげ、興奮を鎮めるので、こっちでは赤ちゃんや幼児が転んで泣いたときなどによく与えます。小さな砂糖粒みたいなもので、ほんのり甘いので薬嫌いの子でもすんなり服用できます。
わが家でもアルニカ・モンタナは常備薬で、娘も私もパパもがお腹が痛いとか、頭が痛いとか、すんごいストレスがたまったときなどに3粒を舌べらの裏側に入れて唾液で溶かします。
で、ホメオパシーは動物にもOK、人によっては植物にも与えたりするので、ジュエルにもときどき与えています。甘いのでこれだけはすんなり服用してくれるのです。
去年、ジュエルはボールを追いかけてダッシュしてるときに後ろ脚の靭帯を痛め、獣医に行くべきか悩んだのですが、お金をかけたくない(かけられない)のでアルニカ・モンタナを朝晩のフードに3粒ずつ混ぜて様子を見ていたら1週間で治ってしまいました。以来、このレメディはわが愛犬にも欠かせないものとなりました。
アルニカ・モンタナはなんたって安いのがうれしい、写真の3,8gチューブ入りで1,8ユーロ(約200円)ですから。