巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

フランスの人口は増えている

2012年01月29日 15時33分19秒 | Weblog
 さて、ユーロ危機でそっちはどうなってるの? と、日本のみなさんが心配してくれてますが、「普通」です。
 しかも不況なのに、フランスのベビーブームはまだまだ続いていて、出生率は2,01だそう。娘のクラスメートでも一人っ子はウチだけで、子どもが3人という家庭がとても多いです。家族手当もしっかりしてるし、教育にお金がかからないし、通ってる幼稚園や小学校が放課後はそのまま託児所になるから母親は安心して働けるし、、、などなどで、子を産み育てやすい環境が整っているのが少子化にならない理由でしょうね。フランスの人口は増加中だそうです。
 
 ところで、今、日本でもフランスでも大騒ぎになっている消費税アップ問題。フランスの消費税は19,6%(どうも政府はこれを21,2に上げたいようだと今ニュースで騒いでいる)。と、この数字だけみると、日本の消費税を8%そして10%へ、というのがたいしたことなさそうに思ってしまう人もいるかも(いないか?)ですが、それは違います。
 19,6%はたとえば衣料品とか化粧品とか家電とか車とか、あれば便利なモノに課せられる消費税で、生きていくために必要なモノは5,5%と分けられているのです。だからスーパーやマルシェで買うご飯の材料の消費税はみ~んな5,5%です。
 でもって、今年からこの5,5だったカテゴリーの一部が7%に上がって皆ブーブー怒っています。7%になったのはレストラン、ホテル、交通運賃、各種サービスなど。
 が、ここでも子育てに関係ある学校レストラン(給食)だけは税率アップにならず5,5のままなのは、さすが子育て支援国家だなぁ、と思いました。
 というわけで、旅行もせず、外食もせず、地味に暮らせば(わが家のように)、フランスではまだまだ節約できるってわけです。

大志を抱く

2012年01月22日 14時29分26秒 | Weblog
 2歳児の頃からはじまった馬好き。馬といっしょに生きて行きたい、大きくなったら何かしらの馬の仕事につきたい、と言い続けてきた娘。で、ここにきて、目標を定めたようで「馬のセラピストになりたい!」とキッパリ。
 が、フランスで馬のセラピストになるには乗馬の先生の免許はもちろん、障害者の治療をするわけだから医者の免許も取らなくてはなりません。少数精鋭主義のフランスの教育システムの中、振り落とされずに、そこまで進級していくのはものすごくたいへんなこと。この先10年、食事と睡眠の時間以外は、猛勉強するか馬に乗ってるかの生活を続けないと夢は叶いません。
 まぁ、大志を抱くのはいいこと。がんばるのは本人。母はご飯をつくってしっかり食べさせて、ただただ見守るだけです。

泣ける映画がやってくる

2012年01月15日 16時35分56秒 | Weblog
 スピルバーグ監督の最新作「戦火の馬」(フランス語ではシュヴァル・ド・ゲール=Cheval de Guerre)がこちらでは2月に公開になります。で、2分ほどの予告編を見ただけでもう涙ポロポロ。ティッシュじゃ足りなそうだからタオル持ってシネマに行かないとね、と娘と話しています。

 写真は今日、娘が騎乗したクェッチ。2年半前、クラブに来たばかりの頃はカメラをこわがってましたが、今は、じっとレンズを見てポーズまでとってくれるようになりました。かわいい!

ガレット・デ・ロワの日です

2012年01月06日 16時51分42秒 | Weblog
 今日、1月6日は公現祭。東方の三人の王様たちが、星を追って旅をし、生まれたばかりの救世主イエスの元にたどり着き、贈り物をささげた日です。
 フランスではガレット・デ・ロワ(王様たちのお菓子)を食べてお祝いします。中にひとつだけ隠れている陶器の小さな人形を当てた人が王様の冠を頭にのせます。
「アーモンドクリームが入ったガレットはおいしかったよ。お人形を当てたのはお姉ちゃんだけど、冠はワタシがかぶりました」(ジュエル)