「昨日の誕生日にワタシが食べた、ワンちゃんスペシャル・メニューです。9才だからミニハンバーグが9つ。それとイチゴとキウィ。写真を撮るからと待たされた時間が3分! で、ヨシ!って言われて、食べはじめたら30秒でなくなっちゃいました」(ジュエル)
「ワタシは2003年3月30日、イル・ド・フランスで、ママ犬レイナとパパ犬ルビーの7匹の子犬として生まれました。ワタシを選んでくれたのはウチのお姉ちゃんです。で、今日、9才になりました! 今夜はお母さんがスペシャル・メニューを作ってくれるそうです。何が食べられるかな? 楽しみ!」(ジュエル)
日曜日の午前2時に時計が一時間進み、夏時間になりました。なので今朝は一時間早く起こされた感覚です。
さて、乗馬クラブでは子馬が誕生しました。土曜日の午前に生まれ、この写真は今朝、生後24時間の姿です。細い脚で、でもしっかり立って、母乳を飲んでる子馬、めちゃめちゃ可愛い!
さて、乗馬クラブでは子馬が誕生しました。土曜日の午前に生まれ、この写真は今朝、生後24時間の姿です。細い脚で、でもしっかり立って、母乳を飲んでる子馬、めちゃめちゃ可愛い!
土曜日のイル・ド・フランスは気温がグングン上昇し、25℃で初夏のようです。
ジュエルは笑いながら(春になると笑ったような表情がふえるのです)ボール遊びをしています。
さて、トゥールーズの銃乱射事件は、ひとまずは一件落着……。でも幼くして命を奪われた子どもたちがかわいそうでなりません。
「やっぱりアラブの移民が犯人だった」と言う人。
「大統領選の直前に出来すぎた事件だと思わない?」と言う人。反応はいろいろです
射殺された容疑者はアルジェリア系フランス人。
でも、フランス人が大好きなヒーロー、サッカーのジダンもアルジェリア系フランス人。
どんな人種であっても、どんな宗教を信じている人でも、その中にはいい人もいっぱいいるし、一部には悪者もいる。そういうことだと思います。
ジュエルは笑いながら(春になると笑ったような表情がふえるのです)ボール遊びをしています。
さて、トゥールーズの銃乱射事件は、ひとまずは一件落着……。でも幼くして命を奪われた子どもたちがかわいそうでなりません。
「やっぱりアラブの移民が犯人だった」と言う人。
「大統領選の直前に出来すぎた事件だと思わない?」と言う人。反応はいろいろです
射殺された容疑者はアルジェリア系フランス人。
でも、フランス人が大好きなヒーロー、サッカーのジダンもアルジェリア系フランス人。
どんな人種であっても、どんな宗教を信じている人でも、その中にはいい人もいっぱいいるし、一部には悪者もいる。そういうことだと思います。
19日の朝、トゥールーズのユダヤ人学校で銃乱射事件が起き、幼い子どもを含む4人が犠牲になりました。トゥールーズでは今月に入って銃乱射が続いていて連続テロか?、あるいはネオナチの犯行か? と、騒然としています。とにかく、はやく犯人が捕まることを祈っています。
そして、今日、20日の午前11時、フランス全土のすべての学校では犠牲者を悼み、一分間の黙とうをささげました。
地元の公立中学に通っている娘は、フランス語の授業でユダヤの少年が主人公の『Un sac de billes』(右の本、日本では映画タイトルで”小さな赤いビー玉”)を暗記中だったので、強いショックを受けていました。自分たちもここでは外国人ですから人種問題には敏感です。
左の本は『Le jounal d'Anne Frank』(アンネの日記)。アンネが日記の中で「なぜ、ユダヤ人というだけのことで、、、」と書いた文章が、昨日からずっと頭に浮かんでいます。
そして、今日、20日の午前11時、フランス全土のすべての学校では犠牲者を悼み、一分間の黙とうをささげました。
地元の公立中学に通っている娘は、フランス語の授業でユダヤの少年が主人公の『Un sac de billes』(右の本、日本では映画タイトルで”小さな赤いビー玉”)を暗記中だったので、強いショックを受けていました。自分たちもここでは外国人ですから人種問題には敏感です。
左の本は『Le jounal d'Anne Frank』(アンネの日記)。アンネが日記の中で「なぜ、ユダヤ人というだけのことで、、、」と書いた文章が、昨日からずっと頭に浮かんでいます。
フランス人が好んでするスポーツのトップ10は何か?
まず、1位はサッカー、2位はテニス、3位は柔道、で、4位がなんと乗馬なんですよ。
日本では裕福層のスポーツと思われてる馬は、こちらでは庶民のスポーツなのです。
で、以下のランキングも紹介しておくと、5位はバスケットボール、6位はゴルフ、7位はペタンク、8位はハンドボール、9位はラグビー、そして10位はヨット。
日本人が好んでするスポーツとはかなり違っていますよね? フランスでもう15年も暮らしてますが、これまで野球少年って見かけたこと一度もない……。
まず、1位はサッカー、2位はテニス、3位は柔道、で、4位がなんと乗馬なんですよ。
日本では裕福層のスポーツと思われてる馬は、こちらでは庶民のスポーツなのです。
で、以下のランキングも紹介しておくと、5位はバスケットボール、6位はゴルフ、7位はペタンク、8位はハンドボール、9位はラグビー、そして10位はヨット。
日本人が好んでするスポーツとはかなり違っていますよね? フランスでもう15年も暮らしてますが、これまで野球少年って見かけたこと一度もない……。
昨日は意識の温度差について書きました。
で、今日はこちらイル・ド・フランスの寒暖の差についてです。
パリ郊外のわが町の今朝7時の気温は1℃。みんなダウンジャケットにマフラーをして歩いていました。が、その後グングン気温が上がり、午後には21℃! 公園の芝生の上に暑くてじゃまになったジャケットを敷いてタンクトップ姿で日光浴してる人もいました。
*写真は今朝のジュエル。お日様がまぶしくて”ぼんやり顔”。
で、今日はこちらイル・ド・フランスの寒暖の差についてです。
パリ郊外のわが町の今朝7時の気温は1℃。みんなダウンジャケットにマフラーをして歩いていました。が、その後グングン気温が上がり、午後には21℃! 公園の芝生の上に暑くてじゃまになったジャケットを敷いてタンクトップ姿で日光浴してる人もいました。
*写真は今朝のジュエル。お日様がまぶしくて”ぼんやり顔”。
祖国ニッポンは本当に民主主義国家なの? と疑いたくなるようなこの一年でした。特に原発事故に関してはこちらヨーロッパの人々と日本の人々との”温度差”にかなり悩みましたね。
もしかしたら一年経っても、それは変わらないかも。日本の文科省が福島の放射能拡散はチェルノブイリの8分の1と発表したとき、こちらのニュースでは日本とウクライナの人口密度の違いを考えても、今後5年、10年と経つにつれ、被害はチェルノブイリを超えてしまうだろう、と伝えていました。
日本の政府や電力会社、そして大手メディアは“不都合な真実”は国民に教えてはくれないんですよね。
フランスの原発推進の人々ですら、自国民とくに若い女性や子どもを放射能から守るべきだと言っていますよ。脱原発宣言したドイツではもっと日本への批判が強く先進国が取るべき行動ではないときっぱり!
経済の復興も大事だし、瓦礫の処理も急務だけど、それより福島の子どもたちを集団で定期的にでも深呼吸が出来る他県に出すことを考えないと。
犬の散歩中にすれ違うフランス人たちが「もし必要なら福島の子どもをわが家に受け入れられるけど、ひとつ部屋が開いているから」と、そんな風によく声を掛けられています。
*日本の旧知の編集者の友人に、怖がらせる情報だとしても事実を知らないでいるより、一人でも多くの日本国民が真実を知るべきだから、躊躇しないでブログで発信しなさいよ、とアドバイスされたので、今日は、あえて重いテーマの記事でした。
*せめて美しい馬の写真で癒されてください。
もしかしたら一年経っても、それは変わらないかも。日本の文科省が福島の放射能拡散はチェルノブイリの8分の1と発表したとき、こちらのニュースでは日本とウクライナの人口密度の違いを考えても、今後5年、10年と経つにつれ、被害はチェルノブイリを超えてしまうだろう、と伝えていました。
日本の政府や電力会社、そして大手メディアは“不都合な真実”は国民に教えてはくれないんですよね。
フランスの原発推進の人々ですら、自国民とくに若い女性や子どもを放射能から守るべきだと言っていますよ。脱原発宣言したドイツではもっと日本への批判が強く先進国が取るべき行動ではないときっぱり!
経済の復興も大事だし、瓦礫の処理も急務だけど、それより福島の子どもたちを集団で定期的にでも深呼吸が出来る他県に出すことを考えないと。
犬の散歩中にすれ違うフランス人たちが「もし必要なら福島の子どもをわが家に受け入れられるけど、ひとつ部屋が開いているから」と、そんな風によく声を掛けられています。
*日本の旧知の編集者の友人に、怖がらせる情報だとしても事実を知らないでいるより、一人でも多くの日本国民が真実を知るべきだから、躊躇しないでブログで発信しなさいよ、とアドバイスされたので、今日は、あえて重いテーマの記事でした。
*せめて美しい馬の写真で癒されてください。
震災から一年。
フランスでも今週はテレビ各局が特番を組んだり、ニュースの中でも東北の被災地からのレポートを伝えています。
ところで、私たちが暮らす自然がいっぱいのパリ郊外の田舎町は、フランスの科学者たちの町とも呼ばれているのです。CNRS(フランス国立科学研究所)、そして、CEA(フランス原子力庁)、さらにはSynchrotron Soleil(太陽光発電のセンター)もあります。で、その原子力庁と太陽光のセンターは片側一車線の田舎道をはさんで、左右にどど~んと施設が広がっているのです。
フランスは原発大国ではありますが、実は再生可能エネルギーの開発にもかなり力を入れているのです。和光大学名誉教授の竹原あき子さんが日経BPの復興ニッポンの中で紹介している「南仏の太陽光発電センター」の取材記事を読むと、そのあたりの事情がよくわかります。
*左下のブックマークに入れてありますのでクリックして是非読んでみてください。
フランスでも今週はテレビ各局が特番を組んだり、ニュースの中でも東北の被災地からのレポートを伝えています。
ところで、私たちが暮らす自然がいっぱいのパリ郊外の田舎町は、フランスの科学者たちの町とも呼ばれているのです。CNRS(フランス国立科学研究所)、そして、CEA(フランス原子力庁)、さらにはSynchrotron Soleil(太陽光発電のセンター)もあります。で、その原子力庁と太陽光のセンターは片側一車線の田舎道をはさんで、左右にどど~んと施設が広がっているのです。
フランスは原発大国ではありますが、実は再生可能エネルギーの開発にもかなり力を入れているのです。和光大学名誉教授の竹原あき子さんが日経BPの復興ニッポンの中で紹介している「南仏の太陽光発電センター」の取材記事を読むと、そのあたりの事情がよくわかります。
*左下のブックマークに入れてありますのでクリックして是非読んでみてください。