巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

お誕生日オメデトウ!!!

2007年03月31日 08時24分13秒 | Weblog
♪ハッピー・バースデイ ジュエル♪
 ウチのラブラドールのジュエルが、4才になりました! ブリーダーのところで生後2週間のときに出会ってから、早4年、時が経つのは早いもの……。
 甘ったれで、やきもちやきで、おてんばで、こっちは毎日毎日振り回されっぱなしですが、それでも我ら家族にとってジュエルはもう欠かせない存在です。
 さて、この写真。お祝いのスペシャル・プレートを前にちょっとそっぽを向いてますが、これは「待て!」って言われたときのおキマリのポーズ。鼻を近づけると食べたくて我慢できなくなっちゃうらしく、わざと横向きになって素知らぬ風をよそおうんです。でも、このあと、ハンバーグ(もち犬用ですからタマネギ抜き)のお皿を置いたら、思わずパクつきそうに……。が、お姉ちゃんに「コラ!」と頭をピシャンと叩かれ、しばしお預け。
 その光景を眺めつつ、やっぱ犬って肉食なんだなぁ、と。フルーツやビスケットは我慢できても、肉のニオイはたまらないらしい。
 写真撮影後、「ヨシ!」という掛け声と同時に、ハンバーグは一口でゴクリでしたね。で、ラブラドールは食いしん坊ですから写真のプレートのもぜ~んぶたいらげしまいました。……きっと今日は食べ過ぎたから、明日はダイエットさせなきゃ。

虹の向こうは

2007年03月30日 07時59分50秒 | Weblog
「おかあさ~ん、アルカンシエル(Arc-en-ciel=虹)でた! きれ~い!」
 娘が叫びました。写真は19時頃、わが家の窓から撮ったもの。
 フランスに暮らしてて、よかったなぁ~と思うのが、わりと頻繁に虹を見れることです。180度の半円がクッキリのこともあります。
 さて、3月のこちらの天気予報は、毎日「晴れ、曇り、雨」の3つマークが続きます。日本人的には何だそれ! 3つ出しときゃどれか当たるでしょうよ、って思っちゃいますが、これがその通りなんですよね。フランス人たちに言わせると、「このコロコロ短時間で空模様が変わるのが3月のフランス」なんだそう。
 で、そういうときだからこそ、七色の虹が現われるんです。ザ~ッと雨が10分とか15分降って、そのあとパ~ッと晴れたときに、フワン!って感じで虹が浮かび上がるのです。感動です!
「すっごくキレイ! うれし~い!」と娘は虹が消えるまで、ずっと空を眺めていました。で、「なになに?」とラブラドールのジュエルも窓の外を見るのですが、犬には虹は見えないんでしょ?(たぶん) んで、鼻をクンクンさせつつ、不思議そうにお姉ちゃんの顔を見つめていました。

サマータイム・ぼけ……

2007年03月26日 04時54分51秒 | Weblog
 日曜日の真夜中(午前2時)にサマータイムに切り替わりました。午前2時に時間が1時間早まって、午前3時になったってわけ。もち、そんな時間に起きてなんかいられないので、前の晩に家中の時計を1時間進めておきましたけど。
 で、日曜日は朝寝坊したいのに、勝手に時間が1時間進んじゃってるから、どーしても損した感じがしちゃう。今朝は8時に起きたのだけど、前日まではそれは7時だった……と、つい考えてしまうのが疲れる原因。
 さて、日曜日は娘の乗馬の日で、毎回馬の写真を撮ると決めていたのに、ボケボケのため、デジカメを忘れてしまいました。今日は白馬に上手に乗れた娘は「おかあさん、カメラ忘れてだめでしょ~」とプリプリ。
 というわけで、本日の一枚はヒヨコ! この子たちはわが家のペットじゃありません。もうじき(4月8日)復活祭なので、こちらのウィンドー・ディスプレイにはヒヨコ、ウサギ、卵がいっぱいなんですよ。

犬のニオイ

2007年03月24日 05時49分31秒 | Weblog
 数日前、ネットのニュースで日本のどこかの市の公団住宅でペットを飼ってる家庭が、この月末を期限に退去するか、ペットを捨てるか決断を迫られている……、というのを見ました。まぁ、無断で飼ってたのもよくないけど、かわいそうなのは動物たち。犬猫の運命やいかに……。で、その中でほかの住人からの「ニオイの苦情」が多い、と言ってました。
 ところで、日本とは比べものにならない数の犬猫が集合住宅で暮らしてるフランスですが、実はニオイってほとんど気にならないんですよね。それは私が犬を飼い始める前から不思議だなぁと思っていたこと。こちらでは賃貸のアパルトマンでペットを飼うのに許可なんていらなくて自由なんですが、建物の玄関や廊下、階段、エレベーターなど公共の場所が「犬猫くさい」ってところはほとんどない。管理人が毎日ピカピカに掃除してるってのもありますが、それはたぶん気候のせいかなぁ、と。
 私もず~っと日本で生まれ育ちましたから、あの犬猫の特有のニオイってのはわかります。が、こっちではそのニオイに出くわすことは少ない。たま~にホームレスの人と連れてる犬がプ~ンと臭うことがあるくらいで。
 日本人のほうがフランス人よりきれい好きなのに、それでも日本のがニオウのはやっぱ湿度の関係かな? フランスは空気が乾燥してますからね。こっちはホテルもカフェもレストランも、それとデパートも犬連れで行けるのは、ニオイの苦情がないからかもしれません。……そうそう、あと、犬のトイレを家の中に置くのは日本人だけかも。フランスでは家の中はもちろん、どこの屋内でも絶対に粗相をしないように厳しくしつけますから。そんな、しつけの違いもニオイと関係あるかも……。

ハムスターの寝起き

2007年03月22日 04時01分17秒 | Weblog
「おかあさん、Texte(娘はブログをこう呼んでいる)にブランディの写真ないよ!」
 このところの項目を見ていた娘が、そう訴えました。
「だって、ブランディ、お写真撮るの難しいでしょう?」
 そう、私が答えると、
「わかった!」と娘は叫び、ご覧のように、ハウスで熟睡中のブランディの寝起きをねらうことに。ハウスを揺すって、なんだ、なんだとハムスターが顔をのぞかせた瞬間がコレ! 寝ぼけた顔してます、やっぱり。

「ハムちゃん、遊ぼうよ」

2007年03月20日 05時30分59秒 | Weblog
 画面には写ってませんが、わが家のロボロフスキー・ハムスターのブランディは元気にしています。この写真の約1分前にはジュエルがブランディにビズウ(BIsou=キス)。んで、決定的瞬間を……、と思ったのだけど簡単に写せるのはラブラドールだけ。しかも「遊ぼ~!」って感じで「ワンッ!」と吠えてしまったので、ブランディはびっくり仰天! 逃げ惑っています。
 たった20~30gしかないハムスターに、犬のなき声はどんな風に聞こえるんだろう? 雷なんてもんじゃないよね、きっと。

ジャンプの女王、マント

2007年03月19日 07時41分33秒 | Weblog
 マント(Menthe)はフランス語読み。英語読みするとミントです。栗色の雌のポニーで、障害ジャンプが得意なので、クラブでは「ラ・レーヌ ドゥ オブスタックル」(ジャンプの女王)と呼ばれています。
 で、とっても人なつっこい! 「マント!」と呼んで、デジカメをかまえたら、こんな風に、鼻先をくっつけてきました。
 さて、本日、娘が騎乗したのは、この子じゃなくて別のポニーでした。で、その子がご機嫌斜めだったらしく、ヒヒ~ンと前脚を上げてしまい、娘はコロリンと落馬! ケガなんてぜ~んぜんしてませんが、ここのところ自信満々で乗馬を楽しんでいたので、ちょっとショックだったらしい。で、その後のレッスン中、ずっと意気消沈……。まっ、そんな日もあるさ。来週また、がんばればいい!

やきもち焼きのミルティーユ

2007年03月17日 04時57分06秒 | Weblog
 お顔のなが~い白いお馬さん、ミルティーユは女の子です。以前にこのブログで紹介した暴れ馬のネクターの彼女(?)。2頭は同じ厩舎に入っています。で、レッスンのとき、他の女の子の馬たちが、ネクターに近づくと「ヒヒ~ン!」と言って、蹴っ飛ばしたり、すんごいをやきもち焼くんです。なので、子供たちまで「ミルティーユはネクターにトンベ・アムールーズだよ(恋に落ちてる)」な~んて言って笑ってます。

お母さんはただの飼育係?

2007年03月14日 06時04分14秒 | Weblog
 ポカポカの春がやって来て、わが愛犬、ジュエルはハシャギすぎ! 家の中では、おとなしいし、聞き分けがいいんですけど、一歩外に出ると、ここ数日、まるっきり命令を無視。猫を追いかけて道路に飛び出しそうになるし、空を飛べないのに鳥を猛ダッシュで追うし、相変わらず川には飛び込むし、散歩中は大騒ぎです。これも陽気のせいかしらん?
 ところで、「ジュエルは、あなたの犬じゃないでしょ。わたしの犬よ」とは、近ごろよく言う娘のセリフ。(娘はフランス語で考えたことを日本語に変換させるらしく、会話にいちいち”わたし”と”あなた”が入る)
 まっ、たしかに犬を選んだのも筆頭飼い主も娘には違いありません。「じゃ、お母さんは何?」って訊いたら、「あなたはジュエルにご飯あげて、散歩させる人」だって! ただの飼育係ってこと? う~む、犬のほうも、それをよ~く理解してるから、私の命令をちゃんと聞かないのかなぁ……。

パリ暮らし、早12年……

2007年03月13日 05時17分25秒 | Weblog
 昨日(3月11日)にジャック・シラク大統領が引退を表明しました。
 んで、そのテレビを見てて、「そうか、あれから、もう12年も経ったんだ……」と、しみじみ。別に私は政治オタクでもないし、シラクさんの任期について考えてたわけじゃありません。
 今から12年前、1995年の4月末に、我らはエイヤッと日本を脱出、パリ暮らしをはじめたのでした。その直後にシラクさんが大統領に選ばれ、テレビをつければそのニュース一色だったっけ。
 時の経つのは早いものってのは、ほんとうで、あっという間でしたね。そして、この5月に政権が変わっても、我らのパリ暮らしは続いていくのです。