巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

丘の上のジュエル

2012年07月29日 14時12分23秒 | Weblog
 パリ郊外のわが町の丘の上から「ワン!」

 ヴァカンスに出掛けない(出掛けられない)私たちですが、こ~んな自然がいっぱいの環境なので、ジュエルもストレスがたまることはなく、健康的に暮らせています。

 数日前は30℃を超す日がありましたが、また涼しくなり、朝は12℃、たった今も23℃とさわやかです。

がんばれ、ニッポン!

2012年07月26日 14時01分09秒 | Weblog
 夕べの「なでしこジャパン」の勝利、うれしかったですね。
 いよいよ、明日、ロンドン・オリンピックが開幕。日本選手たちがたくさんメダルを取ることを祈って、応援します。

 さて、異国にいると人種差別とかあって大変じゃない? と、日本の知り合いたちによく聞かれます。もちろんゼロではありませんが、ここフランスでは、日本人はほとんど差別されることなく暮らせるのです。
 地元の公立校に通う娘は「自分は胸を張って日本人だと言えるし、先生も生徒もみんな日本人が大好きよ」と言っています。むしろフランス人のそういう日本人に対する特別な態度に、中国や韓国など他のアジアの留学生はジャルーズ(やきもち)なんだとか。
 日本人が尊敬されるのは世界に誇れるすばらしい「文化」があるからです。現在の日本の政治家がまるでだめでも、我らがニッポンには誇れるクリエイター、アーティストが大勢います。
 私たちが暮らすパリ郊外の町には小さな書店が一軒しかありませんが、そこのレジの前のいちばん目立つコーナーに平積みの「村上春樹コレクション」があるんですよ。フランス人たちは村上作品が大好きなのです。
 こういう誇れる文化人たちがいてくれるから、私たちのようなフツーの日本人の評価も上がるのです。ほんとうに、感謝! です。

*ジュエルが持ってるのが、今、娘が読んでいる「海辺のカフカ」のフランス版です。

もうすぐオリンピック!

2012年07月21日 15時30分08秒 | Weblog
 あと6日でロンドン・オリンピックですね。イギリスも冷夏のようですが、ここフランスのパリ郊外も涼しすぎる7月です。
 今朝のパリ郊外の気温は10℃! 午後になってやっと22℃まで上がりました。
 来週からは最高気温が25~27℃になる予報で、ちょっとは夏らしくなりそうですが……。

 さて、オリンピックではもちろんに日本の選手たちを応援します。異国のテレビ画面に映る日の丸を何回見られるか? 君が代を何回聴くことができるか? 楽しみです。

パリ祭

2012年07月14日 14時49分06秒 | Weblog
 7月14日、フランスは”革命記念日”です。日本では「パリ祭」と呼んでますね。
 さて、7月も半ばなのに、薄手のフリースやジャケットが手放せない日々が続いています。パリ郊外のわが町は、ここ数日、午前が11~12℃、午後もやっと20℃までしか上がりません。
 ジュエルにとっては、快適で過ごしやすい冷夏となっています、今のところは……。

「ニンジンを出せ……」

2012年07月08日 17時13分04秒 | Weblog
 馬のボックスの前に立ち、バッグの中に手を突っ込んだら、エピ(馬の名前)が首をのばして、ぬ~っと目の前に。
 娘の通訳によると、
「ニンジンを出せって言ってるよ」と。
「ニンジンじゃなくてカメラを出してるの」とパチリと撮ったのがこの写真。
 ニンジンは娘が毎回1本ずつ持っていくので、エピはもう食べちゃった後なのです。

ヴァカンス!

2012年07月07日 15時17分47秒 | Weblog
 この週末はヴァカンスに出掛ける人々で空港も駅も高速道路も大混雑、とニュースが伝えています。

 さて、半月前にこのブログで書いたジプシ-村の件ですが、強制退去となったようで、テントもキャンピングカーもゼロ! 美しい公園に戻り、町は平和になりました。が、移動したジプシーたちは、今頃は何処かの空き地を占拠しているでしょうから、その町では大騒ぎになっているはず。いたちごっこは続くのです。
 でも、ヴァカンスに出掛けない私たちは、住民が減った静かすぎる町でジプシーたちと夏のあいだずっと一緒?、それはコワイ、と思っていたので、正直ほっとしてます。

 今日もイル・ド・フランスは涼しく、最高気温は23℃です。暑さが苦手なジュエルにとっては快適な夏となっています。

乙女たちのグランギャロ

2012年07月03日 15時24分13秒 | Weblog
 月刊『乗馬ライフ』の連載”乙女たちのグランギャロ”の第1回がはじまったのが、2009年の7月号でした。そして今日、第40回目の原稿を日本に送りました。
 前世は間違いなく馬だったに違いない「馬キチ」の娘なので、ネタは毎月、毎月、続々……。
 私の連載ではなく、あくまで娘の連載コラムであります。
 日本の皆さん、本屋さんで見つけて、買って、そして読んでくださいね! よろしく!

乙女たちはパティシエ気分

2012年07月03日 14時39分36秒 | Weblog
 フランスでは『マスター・シェフ』という料理番組が大人気。シロウトの挑戦者たちが、与えられたテーマに沿って時間内に料理を作り、一流のシェフたちが試食、採点。で、勝ち抜いていくという構成。チャンピオンになる人の腕は、もうプロ!って感じ。
 夏休みにはいったこの木曜からは、『マスター・シェフ・ジュニア』。料理上手の子どもたちがチャンピオンを目指すプログラムがはじまります。
  
 この番組の影響か、娘のまわりでは”お料理の会”が流行っています。ランチにそば粉を使ったガレットを焼いてみんなで食べるとか、娘は秋に向け巻寿司教室(?)も計画中です。
 で、数日前には、お菓子作りを楽しみました。キッチンがいちばん広い友だちのお家に集合し、マカロン、ゴーフル、レモンタルト、チョコラタルト、クッキー、ホットケーキに挑戦。大人は口も手もいっさい出しませんでした。
 で、夕方、箱詰めにしたお菓子を持ち帰ったのを見て、「すっごいじゃん、パティシエみたい」と叫んだほどどれも上手にできていました。が、しかし! 「ううん、大失敗よ、カメ! カメ!ってみんな大笑いだったんだから」と娘。「カメ? 亀?」、「違うよ亀さんじゃなくてカメ!」
 フランス語ってカタカナで表しにくのですが、あえて書くと「クラメ(Cramer=焦げる)」かな? 日本人にはすご~く難しいRの発音なので、いつまでたってもフランス向きの耳にならない私には「カメ」としか聞こえないのです。
 乙女たちはお喋りに夢中になり、オーブンを見に行くのを忘れ、カメになってしまったよう。
 
 というわけで、4家族のその夜のデザートは「カメのお菓子」になったのです。でも、味はかなりレベルが高く、フランスの女の子たちって料理上手なんだ、と驚いてしまいました。

節電の夏

2012年07月01日 14時17分52秒 | Weblog
 フランスの夏のいいところは、暑くないこと。30℃を超す猛暑日もあることはありますが、そういう日は続かない。7月1日の今日も、ここイル・ド・フランスは午前が14℃、午後も23℃、と、さわやかです。
 家にはクーラーも扇風機もなく、暑い時には”うちわ”であおぐだけ。
 さらに早朝から夜の10時過ぎまで明るいので照明もつけない。なので、電気代がすご~く安いのが嬉しい! 夏場の電気代は一ヶ月で日本円に換算すると1500~1600円。
 この安さは洗濯機を使わなくなったから。一年以上前に洗濯機が壊れた話をこのブログに書いた記憶があります。日本の家電のように優れていないこちらの洗濯機は全自動なのはいいんですが、スイッチを入れたら一時間以上止まらない。しかも水道水に石灰分が多いので毎日洗濯機を使うと、排水管がすぐ詰まってしまうのです。フランスの家庭では洗濯は週に一回が普通、でも我ら日本人は毎日洗いたい。で、電気代はかかるし、排水トラブルは頻繁という悪循環にかつてはなっていたわけです。
 それが、ワッセワッセと手洗いするようになったら、それ以来、排水はず~っとスムーズ! 衣類も傷まないし、手で洗ったほうがキレイになるし、これはいい! と、なったのです。
 家電なんてなきゃないのがフツーになるんです。(もっとも空気が乾燥したフランスだからいいわけで、日本の梅雨時に洗濯機なしじゃあ、日本の皆さんは大変ですよね?)
 と、いうわけで、この夏もわが家は省エネ生活!

忠犬ジュエ公

2012年07月01日 14時05分44秒 | Weblog
「ここは、お姉ちゃんが通ってる学校です。夕方、ここで待ってると、たくさんのお友達がワタシを撫でてくれるのがすごく嬉しいんです。……でも、今日はだ~れもいないよ? 学校は二ヶ月間、夏休みで閉まってるんだって。寂しいなぁ……。でも、その分、毎日、お姉ちゃんがウチにいるからいいか!」(ジュエル)