巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

スズちゃんとジュエル

2009年08月31日 03時44分18秒 | Weblog
「お友達のスズちゃん(シェットランド・シープドッグ)と公園で遊びました。スズちゃんはワタシより2歳年上。だから、うしろをどこまでもくっついて行きます」(ジュエル)
「ジュエル、もっと離れて! わたしはひとりで優雅に歩きたいのよ!」(スズ)

EASTPAK

2009年08月27日 03時23分56秒 | Weblog
 フランスの新入学は9月。デパート、大手スーパーやスポーツ店には今、通学バックコーナーができています。小学生はキャターブルと呼ばれる横長の布製かナイロン製のランドセルで値段は30~40ユーロ程度が人気。日本のように高い革製はありません。
 そしてフランスの中学生から高校生たちにダントツ人気なのが写真の”EASTPAK”。
”adidas"や”puma"がどど~んと値下げして対抗してますが、ティーンたちはそれでも「EASTPAKがだんぜんお洒落だから」とこちらを選択。
 9月から中学生の娘もローズピンクのEASTPAK(48ユーロ)をチョイス。

いかにして”薬”を飲ませるか……

2009年08月23日 02時55分17秒 | Weblog
 ウチのジュエルは普段とても従順です。が、一年に2回だけ暴れるのを押さえつけて七転八倒に。それは何かというとお腹のおそうじをする薬を半年ごとに飲ませなくてはならないときなんです。フランスというお国柄らしく錠剤をチーズに埋め込んで与えると、大抵の犬はパクッと飲み込んじゃうので、あまりこの苦労話は聞こえてきません。
 でもジュエルは特別! チーズに入れてもバナナに入れてもま~るでダメ。まわりだけしっかり食べて錠剤だけ「プッ」と吐き出してしまうのです。で、しかたなくパパがジュエルを押さえ込んで強引に口を開けさせ、喉の入り口まで手をつっこんで強引に服用させるのが常。
 が、しかし、現在、パパは出張中なので私と娘で薬を飲ませるしかない! さ~て困った! で、おとといダニ麻痺症の予防接種を受けに動物病院に行ったときドクターに相談し、錠剤ではない薬を処方してもらいました。そしたらこれが茶色い小型のマシュマロみたいなやわらかい薬で3センチ×2センチもの大きさ。しかも大型犬だから2つ食べさせなきゃならない! 1つ7・4ユーロして合計14・8ユーロと高いので失敗はぜったいに許されません(ケチ!)。
 さて、娘と私は午前中に作戦会議(大袈裟!)。まず「くすり」あるいはフランス語で「メディカモン」は絶対に禁句。人間の言葉はかなり解っちゃうので気をつけないといけません。で、3時のおやつの時間に「新しいガトー(お菓子)」と言って食べさせてしまうことに決定。
 そして午後3時。「さぁ、おやつだよ~!」と娘がテーブルにつくと、ジュエルはいつもの通りすっとんできました。で、まずは普通のビスケットを一口(写真はこれです)。次いで、「わぁ~、ジュエル! あたらしいガトーだ。モグモグ……、う~んビーフジャーキーみたいな味がするよ」と娘が”薬のマシュマロ”を食べる真似して叫ぶ。と、食いしん坊のジュエルはヨダレをたらしながらはやくちょうだ~いと「ワン!」。そして、エイヤッと2つの茶色いマシュマロをあげたら、ジュエルは一瞬だけ首を傾げたけれど勢いでゴクッと飲み込んだ!!!
「やった~、大成功!」娘と私は抱き合って喜びました(またまた大袈裟!)
 でも、こんな芝居までしないと薬を飲んでくれないラブラドールって、他にはあんまりいないような……?
*茶色のマシュマロを食べてる写真にしたかったのですが、一発勝負なのでデジカメをかまえている余裕がありませんでした。

ローズちゃんとジュエル

2009年08月21日 23時37分44秒 | Weblog
 この夏のフランスは暑さが続かないのがいい。おととい36℃でゼイゼイしてましたが、今日は最高気温が26℃。カラッとしたさわやかな風が吹いています。

 さて、一年半前からパパの仕事の関係で北京で暮らしている日仏家庭のローズちゃんたちがパリに帰省したので会いに行ってきました。
 ローズちゃんは2歳になったばかり、で、これまで一度も犬を触ったことがありません。ローズ・ママ曰く「予防接種が義務づけられ、徹底しているフランスとは違って、中国の犬たちはあやしい……」と。で、北京では犬を遠くからながめるだけなんだそうです。
 というわけで、最初はジュエルが近づいたとたんにローズちゃんは「うわ~ん!」と怖がって大泣き。が、しばらくするとジュエルの母性的な愛情が通じたのか、しっぽと背中をちょっとだけ撫でられるようになりました。
 ローズちゃんが生まれてはじめた触った犬!になったジュエル。光栄です。

暑い! でも、そばにいたい……

2009年08月20日 00時06分49秒 | Weblog
 パリとその近郊の現在(19日の17時すぎ)の気温は36℃! 暑いです!
南仏のほうでは40℃まで上昇しているみたいです。
 フランスですから当然、一般家庭にクーラーはありません! 窓を全開にしていますが、熱風しか入ってきません。
 暑さに弱いラブラドールのジュエルは完全にバテてます。でも、ひとりぼっちが嫌なのでパソコンに向かうお姉ちゃんのそばにゴロン。
 今、ふたり(正確には一人と一匹)は水風呂につかっています。水をかけて身体を冷やしましょう!と、こちらでは今朝からニュースでもガンガン言っています。

気分だけ”海水浴”

2009年08月12日 03時29分17秒 | Weblog
 この夏、フランスのブルターニュの海では緑色の海藻が異常繁殖。で、浜辺に打ち上げられたそれらが有毒ガスを発生。海岸で乗馬をしていた人がガス中毒で病院に運ばれ、なんと馬は死んでしまったそう。馬好きの娘はこのニュースにショックを受けています。やっぱり地球はおかしなことになっているようです。
「海にもどこにも出掛けないで家でのんびりが安全だよねぇ」とヴァカンスに行けない我らは、犬に海水浴の格好だけさせて楽しんでいます。

 自然災害といえ静岡の地震。80を過ぎた父親が静岡市で一人暮らしをしているので慌てて国際電話をかけたのはフランス時間の夕べの23時(日本は朝6時)。こっちは心臓はバクバク、手はブルブル……。なのに父は「もしもし、なんだ?」と平然。「だって地震あったでしょう?」と叫んだら、「おお、すごかったな、ゴ~ッて音もしたしな」とこれまた平然と答えていた。
 父は太平洋戦争中は船に乗っていて、甲板に寝そべって空から降ってくる爆弾を眺めていた……、という体験談を私が子どもの頃よく聞かせてくれたものです。私が怖くなかったか? と問うと「怖がってもしかたない」とよく言っていたのを電話を切ったあと思い出しました。昭和初期生まれの人の精神力ってすごいかも。
 ところで、父は老人向きのマンションに住んでいるのですが、優れた耐震構造になっているらしく、食器棚の中のグラスがたったひとつ倒れただけだったそう。
 まっ、ひと安心ですが、東海地震は今回の200倍の威力とか……、コワイ!

気分だけヴァカンス!

2009年08月09日 01時13分41秒 | Weblog
「8月の公園はシ~ンとしています。パリジャンは人も犬もみ~んなヴァカンスに出掛けているからです。ワタシのとこは、この夏はどこにも出掛けません。お父さんはお仕事、お母さんは読書ばっかりしてて、お姉ちゃんはがんばってフランス語の勉強しています。……で、ワタシは、こんな格好させられて、笑われています」(ジュエル)

最愛の馬!

2009年08月04日 03時34分31秒 | Weblog
 8月、乗馬クラブは丸々一ヶ月間お休みです。が、馬のことしか考えてない娘は「ママ、お馬はね、、、」とか「9月の最初のレッスンはどの馬かなぁ、、、」など馬たちのことばかり話しています。
 さて『乗馬ライフ』9月号に”乙女たちのグランギャロ”第3回が載っています。是非見てください。
 で、余談ですが、この号の表紙にもなっている吉川晃司さんのライディングフォームがすっごく美しい! と、娘がページに見とれていた。
 ちなみに娘に、日本人で馬に乗っている姿がいちばん美しい人は? と訊いてみたら「TAKE!」と即答。武豊騎手はフランスでもとても有名なのです。