巴里の中心で、ワンとさけぶ

笑いながら一気に読んでください! 愛犬・ラブラドールとのドタバタ巴里暮らし

母の日……次女編

2011年05月29日 20時38分24秒 | Weblog
「ジュエル、今日は母の日だよ。お・か・あ・さ・んの日! わかる?」(母)
<……なんだぁ? ワタシは犬だからよくわかりません。でも、おかあさんがず~っとワタシの顔見てるから。舐めとくか、ペロッ!>(ジュエル)

母の日……長女編

2011年05月29日 20時22分26秒 | Weblog
 今日、5月29日はフェット・デ・メール(Fete des Meres=母の日)でした。
 で、今朝の娘と私の会話。

「今日は何の日?」(母)
「知ってるよ、フェット・デ・メールだよ」(娘)
「プレゼント何かくれるのかな?」(母)
「もちろん、あげるよ」(娘)
「え~、うれしい。何くれるの?」(母)
「……え~っとね、乗馬のレッスン!」(娘)
「はぁ?」(母)
「私が上手に馬に乗ればママが喜ぶでしょ。そして落馬しなければママは安心する。これ以上のカドー(贈り物)はないでしょう!」(娘)

 ですって! まぁ、自由に使えるお小遣いをあげてないので娘は何も買えないわけですが。しっかり私の気持ちを読まれている。

ドーヴィルの砂浜

2011年05月26日 15時49分08秒 | Weblog
 写真は普段のドーヴィルの砂浜の風景です。映画『男の女』の舞台となったフランスのリゾート地で、いつもはたくさんの馬、犬、散歩する人々がいっぱい。
 でも、今日はだ~れもいない、ゼロ!
 砂浜を歩いているのは騎馬警官のみです。
 今日からドーヴィルではG8サミットが開催されているため、駅も空港も、そして砂浜もテロを警戒して立ち入り禁止になっているのです。町の人口の3倍以上のポリスがいて、住民たちは子どもまで”通行証”を首から下げて歩いているそうです。

ジュエルの”ピーピーおもちゃ”

2011年05月21日 18時48分43秒 | Weblog
「ワタシは噛むとピーピーと音が出るおもちゃを3つ持ってます。そこで皆さんに問題です。この中で、意外なところで役に立ったひとつはどれでしょう?
 正解は真ん中の”おさかなピーピー”です。
 先日、わが家に日本からお客様が来ました。大阪の歯医者さん姉妹でした。で、タイミングよく(?)おかあさんの歯が取れちゃったので、応急手当をしてくれたのです。そのとき
細く空気がスーッと出るものないかしら? ってことで、選ばれたのが”おさかなピーピー”!
 おかあさんはソファに大口開けて寝そべってて、そんでもって歯医者さんがおかあさんの口にピーピーしてたから、ワタシはかなりうろたえました。何してんだ?状態!
 みんなはケタケタ笑ってたけど、ワタシはおかあさんが”おさかなピーピー”を食べちゃうのかと思ったよ。あ~、びっくりした」(ジュエル)
ps:歯医者さんはさすがプロ、道具がないのに、代用品で完璧な応急手当をしてくれました。

思考回路について

2011年05月19日 20時58分11秒 | Weblog
 それは数日前のこと。晩ご飯の仕度中、火にかけた鍋をかき回しているときに電話がなりました。で、
「ちょっと、お鍋見てて!」と私が娘に声を掛けたら、「OK!」と言いながら娘が台所に来たので、私は安心して電話へ。
 ところが……、
 電話は一分で切り、台所に戻った私は唖然としてしまいました。だって娘がレンジ台の火にかかった鍋とは反対側の棚に並んでいる大小の鍋をボ~ッと眺めていたんですから。
「ねぇ、何見てんの? お鍋ふきこぼれそうだよ~」
「だって、ママ”お鍋を見てて”と言ったでしょう?」だって。
 私は思わず笑っちゃいました。
 娘は私の話す日本語は聞けるんですが、思考回路がすっかりフランス的になっちゃってるので、キチンと正しく言わないと通じないのです。
「ママは電話に出なきゃならないから、火にかかってるこのお鍋を”見張って”いてください」と、それが正解だったのです。
 日本人が使うあいまいな表現はフランス人たちには通じないのですが、それが家庭内でもおこっているってわけ。
 でも、慌ててるときは、どうしたって短い命令言葉しか出て来ないから、これからもわが家では、<笑える勘違い>が頻発しそう。
*写真はただのイメージです。お鍋の写真のせても美しくないのであしからず。

今日のジュエル

2011年05月18日 20時52分13秒 | Weblog
「フランスは真夏みたいに暑いけど、ワタシは元気にボール遊びをしています。でも、雨がぜ~んぜん降らなくて地面がカチカチなので、おかあさんは遠くにボールを投げてくれません。8歳になったワタシが無理して走って足を痛めるのが心配なんだって。まだまだ気分は若い犬なんだけどなぁ……」(ジュエル)

ギャロップ、ギャロップ!

2011年05月15日 17時17分42秒 | Weblog
 この春、フランスは雨が降らず、干ばつ状態です。乗馬クラブでも馬たちが脚を痛めないように馬場にばんばん水を撒いていますが、それでもすぐに乾いてしまう……。
 
 東日本大震災から2ヶ月が過ぎ、先週、こちらの教育テレビでは被災地からのルポルタージュをやっていました。番組のイントロで流れていたのは1000年以上続いている福島の馬の祭り”相馬野馬追”のかつての映像でした。この夏、助かった馬たちで、規模は小さくなったとしても、どうかたえることなく続きますように……、と願っています。
 娘が通う乗馬クラブのディレクターや先生たちも日本の馬たちのことを案じ、そして復活を祈っています。

そして次女は散歩

2011年05月08日 17時10分24秒 | Weblog
 次女は「犬」です。
 わが家はパリから20キロちょっとしか離れていませんが、散歩道はこ~んなに田舎です。
 で、この写真のうしろのほうにポツンと小さな茶色の点(小さすぎて見えないと思いますが)が写ってますが、それはなんと野性の「鹿!」。ジュエルに教えるとダッシュで追いかけてしまうのでナイショナイショ……。