平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録9月9日(木)

2021-09-09 09:47:16 | アマチュア無線

本日午前7時雨18.5℃ また雨です。 救急の日 午後晴れ間が出ましたが…。

Linear衛星RS-44を使って、WSJT-XのFT4モードを使ったデジタル通信の様子、記事は改めて書きます。当Blogの知る限り、JK2XXK JH3KTL JH8FIH JA3IKC各局が実際に交信出来ているようです。他にも出来ている局がいると思いますが、現在「知る限り」です。画像はJA3IKC局がDU9JJY、VU2LBW局と交信した時の様子を紹介していただいたものです。

【衛星でのWSJT-X FT4モード運用ポイント集】

FM衛星でもできる? Linear衛星での通信が基本。しかし、Audioレベルの信号のやり取りだから、FM衛星でも可能性としてはあるはずだが、不明(FM波の中に隠れているFT4を拾うことが可能かどうか)

 ↑ この件に関しては、どなたか見解をお寄せいただければ幸いです。

なぜFT8でなくFT4なのか FT8は15秒なのに対し、FT4はその半分の7.5秒だから

ドップラーは「衛星固定」で掛け、送信も受信も動かす

WSJT-Xを2つ立ち上げることは可能か「可能」:方法あり

WSJT-Xを2つ立ち上げて運用している局がいるがなぜそうするのか

 以下 ↓  VB2LBWのコメント(Via JA3IKC Tnx.  JE1CVL拡大意訳)

『FT4 / FT8を動作させるために必要なのは、通常WSJT-X一つだけです。しかし、衛星ではリグが全二重であるため、2番目のWSJT-Xで、別の信号を監視することが可能です。また、CQに応答している時間に別の局がCQを出しているのを見ることが出来、次の送信(呼び出し)を早くすることが出来る訳です。限られた衛星のパス時間内では、この方法は有用と考えます。』

 PCの内蔵時計を正確に合わせておくことが絶対条件

 例えばFT8では15秒なので、1分を4つに切り、FT4では1分を8つに切った正確にその切った場所から、送信、受信が始まる仕組みなので、双方の時刻がピタリ合っていないとデコードしない訳です。

インターフェースはどのようなものが必要か デジタル通信に使っていたものが使えるが、WSJTでは出来の良し悪しが送受信に影響するようです。

調整か所はどのようなところか サウンドカードを使って信号の受信、デコードそしてWSJT信号を載せた送信を行うので、マイクあるいはLINE入力レベルの調整、音声(スピーカー)出力のレベル調整が重要です。

信号のモニター 自分の送信信号からどんな音が出ているか、他のリグでモニターすることが必要と思います。デスクトップパソコンとノートパソコンがある場合は、環境を2つ作って送受信のテストをする方法もあります。

【余話】当Blogの場合は、リグが古く少しへたりがあるようで、どうしても送信が旨く行きません。3台のリグで実験しています。すなわちFT-897 FT-847 IC-910 ⇐FT-897にあってはダイヤル表記の周波数と実際の周波数がずれているようです 他局のV/Uで旨く行っている例では、TS-2000(後期型)IC-9700があります。

【FT-8おさらい】  

方式 8FSK
通信速度 6.25Baud
副搬送波周波数 200-2,900Hz可変
周波数偏移 50Hz
符合構成 WSJT-FT8符合 前方誤り訂正コードLDPC
電波形式 F1D

WSJT Weak Signal JT←開発者のサフィックス
開発者 K1JT アメリカのノーベル物理学賞受賞科学者

【SO-50】07:12 V/U ■交信(FM:Tone67.0Hz)JA6PL JH1MKU ■受信 JP3IVD JR3CNQ JE0KBP 混信度数「0」後半少し地上違法局の抑圧がありました。

【PO-101】「DIWATA-2」フィリピンズオスカーワンオーワン スケジュール運用 13:28 U/V ■交信(FM:Tone141.3Hz)JA7SLS JE0KBP JA4GVA JA6EGM JA6PL JA5BLZ ■受信 JA3IKC 混信度数「0」後半上がりずらくなりました。

 

コメント (3)
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