平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録11月10日(火)

2015-11-10 06:41:49 | アマチュア無線

本日午前7時曇り16.2℃

人工衛星の歴史◇人類初の人工衛星は、今から58年前の昭和32年(1957年)ソ連のスプートニク1号でした。アマチュア無線用の人工衛星はアメリカが先行し、1961年(昭和36年)12月12日にオスカー1号が打ち上げられています。人類初の人工衛星から4年後のことですから、商用にひけをとることなくアマチュア衛星も開発が進められて来たことになります。日本のアマチュア衛星は昭和61年(1986年)8月13日にJAS-1の打ち上げが成功しています。29年前のことになります。今元気に飛んでいるJAS-2(FO-29:ふじオスカー29)は平成8年(1996年)8月17日に打ち上げられました。19年経過しています。打ち上げから20年にもなろうとする日本の衛星が今も元気に飛んでいるのは素晴らしいことです。もっとこの衛星をいとおしみ、愛着を持っても良さそうです。(10.Nov.2015記述)

↑このBlogを書き始めて5日目の記事焼き直しですが、当時の文体、書き方は幼過ぎて今読み返して見ると恥ずかしい限りです。

AO-7物語余話◇宇宙空間に41年も滞在している人工衛星が、今も使える奇跡をどう考えたら良いでしょう。「人工衛星に内臓電池は要らない」証明になっていることは間違いありません。今日現在の様子は未確認ですが、適度な日照がある時には、一日おきにAモードとBモードが切り替わっているようです。太陽電池とモード切替機能が生きていることになります。もちろんTransponderも生きている訳です。41年、41年前ですよ。何年か前にはTelemetryも降ろしたことがあります。この衛星からのDown信号を捉えるたびに感激しなくてはいけないのかも知れません。(10.Nov.2015記述)

全く別の話「最近どうした」:政治経済芸術文化芸能趣味、どの世界にも異端児と言うのはいるものです。アマチュア衛星通信、東京○橋の局、最近とんと聞きませんが、今どうしているでしょう。CallSignも覚えているのですから、相当インパクトのあった局には違いありません。そのインパクトの与え方が異端であったと言えるでしょうアマチュア衛星通信も時と共に流れています。その流れの中の一場面であったことになりますが、歴史と言う程の大げさなことではありません(ある人から連絡をいただきました。Silent Keyとのことです。もう2年くらい経つのかも知れません。合掌)

【Meteor-M N2】08:25 & ひまわり8号

【AO-85】10:53 外に出掛けていましたので追えませんでしたが、Telemetry降りたようです。

【AO-85】12:34 1回VoiceBeaconが流れた後ONになりました。12:41′45″くらいに切れました。Telemetryも流れて、元のパターンの一つに戻ったようです画像:Telemetryを一番うんと受信しているKD7YZ,ケンタッキー州ロバートさんのアンテナ◇無線通信では、いかなる場合でもまず、電波をガツンと掴まえることが先決なのでしょう。

【AO-85】21:07 ■交信JA3FWT◇Call JA3BLK もう一度バックが確認出来ないと交信と言えないと思いますのでSorry Call JR6DI21:17′44″頃プツンと切れました綺麗に上がっていたかと思うと、次の瞬間上がりません。これは多分に偏波の影響ではないかと思っています。打ち上げ直後ほど衛星のスピンによるQSBを感じませんが、でも時にかなり信号がザザッーと落ち込みます。これは衛星のスピンによるQSBです。これから抜け出すには円偏波系のアンテナを使うことです。あるいは八木の場合でも多エレメントにして送信もゲインを稼ぎ、受信もゲインを上げることだと思っています。AMASATが当初から推奨しているように手持ちのアンテナの場合はかなり厳しい現状と思えますが、持ちの場合は偏波を合わせられますので、実験して見るはあると思っています。 

コメント
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