●本日午前7時快晴18.7℃ 湿度少なく秋らしい天気になって来ました。
【使えない衛星】日本では使えない衛星「LAPAN-A2」◆セレストラックの最近30日以内打ち上げに、この衛星を含む8本のOBJECTが掲載されました◆青「2015-051A」は「TW-1A/C」緑「YBSAT」はラパンの「事前予告TLE」ブルー「2015-052C」は、発表されたOBJECTの一つで、事前予告よりフットプリントの円が小さい。
◆「改めて知ったこと」赤道に近い低緯度の地方(国)にあっては、赤道上空の軌道に衛星を打ち上げれば、有効に使えるということですね。ラパンは一日10回パスがあるとのことです。しかし、赤道上空軌道の衛星は、中高緯度地方へのフットプリントがありません。
◆北緯33.323の局にあっては、仰角が1度未満ないし2度としています。北緯36度の局は、-1.4度とのことです。56㎏という大きい衛星であること、出力が5Wであることなどから「AO-51」再来と喜ぶ局がある一方、設計寿命は1年です。
◆軌道高度約650㎞のようです。もう少し軌道を高くしてくれればフットプリントが大きくなると思うのですが、地上解像度6mのカラーカメラを積んでおり、地上・海洋観測も目的にしているので、軌道が高いと解像度が落ちるので、わざと低くしているのでしょう。
◆衛星は打ち上げ目的によって、性格が違ってくることを思い、知りました。
◆「LAPAN-A2」タイ、バンコクのKarn SuwanratさんE20ZFD局によれば、タイのバンコクでMEL9.2°∠のパスがあったとのこと。バンコクは北緯13°40′くらい。OBJECTは「2015-052F」437.425MHzのTelemetry Beaconを受信している様子の動画がYouTubeで紹介されていました。音を聞く限りいまいちと言った感じです◆地図中「メダン」は太平洋戦争中、当Blogの父が日本軍として駐留していたところ、もう72年も前のことです。そうこうしているうちにインドネシアの高速鉄道、日本案でなく、中国案に決定されたとのこと、政治経済とアマチュア無線は関係ありませんが、奇遇であります。LAPAN-A2衛星への関心、この程度に留めます。
【Meteor-M N2】08:57 九州南部は天気悪いようです。でも、丁度雲が掛かっているあたりの緯度では「ラパン-A2」が使える可能性があります。