平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
日本一小さな衛星通信情報サイト

まつ

2008-07-05 07:48:01 | アマチュア無線

Otera 【松】これはある寺院、庫裏の玄関です。松があると日本風たたずまい本日午前7時晴れ26.0℃

【SRLL事始め①】【プロトコル】通信の約束ごとです。インターネットはTCP/IPというプロトコルを使っています。パケット通信にも約束ごとは必要で、プロのアマチュア版AX.25が使われています。さて東京工業大学のキューブサット「Cute-1.7+APDⅡ」では全く違ったプロトコル「SRLL」を使ってパケット通信の実験をやるということです。(キュートワンの時もやったようです)「もしも~し、えっ何だって…」有線電話でも良く聞こえないとき聞き返します。パケットでもそのようなことは必要で「誤り訂正符号」を組み込んだプロトコルのようです。これは東工大の研究室が独自に開発したものです。そんなわけでこの信号をデコードするには、独自のTNC、つまりSRLLプロトコル用のTNCを用意する必要があります。市販されていないので自作します。TNCに必要なモデムICチップは現在入手困難で、ICチップが無い場合、TASCOなりの既存TNCのモデムから引っ張り出す方法があるようです。「TCM3105」というモデムICチップはパケット通信が華やかりし頃の汎用ICでとても扱いやすいICだったようです。その後のTNCには違うチップが使われている訳ですが、どんなICでもデジタル化された信号が出て行く場所はある訳なので「TCM3105」の載っているTNCでなく、違うICのTNCでも場所さえ探せれば引っ張り出せるはず。という議論をJH1OKL局と交わしました。本日ここまで つづく

Janome Modem

JH1OKL局提供 回路図真ん中の16ピンがTCM3105でSPが4番から入り、デジタル処理されて8番からCTSとして出ていっているので既存TNC(TNC-22とか20とか?)から引っ張り出す場合はここから引っ張り出している訳なので、後継モデムICチップもこの場所があるはずなので、探せれば同様に使えるはずということ。【参考回路図】この記事の内容、ファイル、全て転用自由です。

バイコムモデム→正しいスペルは「BaycomModem」のようです。(08.10.24修正)

「BicomModem.xls」をダウンロード

【日記】朝、X→友達と一泊旅行のため、駅まで送る。地域のまちづくり委員会の「夢農場」でジャガイモの収穫があり、地元の中学1年生達と汗を流す(CubeSatの話する時間なし)帰って来て昼食、昼寝。午後1時間農作業。25ccエンジンの刈払機で畑の草刈り払い。シャワー、洗濯。JH1OKL宅へ部品を預かりに行く。冷房の部屋でTNCの議論。なぜ今更TNC、サウンドカード使う方法あるのに…。午後7時から郷土芸能「祭り囃子」の稽古。帰って来たのが21:44。ブログめぐり。本日衛星QRVのいとまなし。

コメント (5)
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