いまジャーナリストとして

 いま私たちの目の前に、次々と現れるニュースをどうとらえ、どう判断するか・・・ジャーナリストの日誌。

プロ野球の外国選手・・・巨人はひどすぎます。もう少しなんとかならないものでしょうか。

2015年10月05日 14時16分25秒 | 日記

 ラグビーのワールドカップの予選第三戦、日本代表は、サモア
に勝ちました。
 ほとんど完勝といっていいような勝ち方でした。前半終わって
20-0とは、かつてなら、逆のスコアです。
 本当に強くなりました。よかったですね。
 スポーツは、強くなければ、人気が出ません。その意味でも、
本当によかったです。

 ただし、今回は、ラグビーの話ではありません。
 今回は、プロ野球における外国人選手の話です。
  
 私は、子供のころから、巨人ファンです。
 巨人の外国人選手は、いったい、どうなっているのでしょう。
 というより、巨人は、毎年毎年、いったい、何を考えて外国人
選手を採っているのかと思います。
 去年と今年のことを見てみましょう。

 去年は、公式戦の途中で、「キューバの至宝」と呼ばれた(とい
う)セペダを採り、来日して、ほとんど練習もしてないうちに一
軍で出場しました。
 驚いたのは、最初の試合から、いきなり4番バッターで起用さ
れたことです。
 「驚いたのは」と書きましたが、振り返ってみると、巨人は、
新しく採った外国人選手を、いきなりクリーンアップで起用する
ことが、よくあります。
 外国人選手というか、大半が、アメリカのメジャーリーグの選
手ですね。
 巨人は長い間、米メジャーリーグの選手を使いませんでした。
メジャーの選手を採った第一号は、かつてのジョンソン選手だっ
たと思います。ジョンソンは、巨人の後、アメリカに戻ってメッ
ツの監督をしています。
 ジョンソンは、たしか、空港に着いて、何日もたたないうちに、
チャンスで代打として出て、三振していました。
 
 セペダは、去年、阿部や村田を押しのけて4番に座りましたが、
日本に着いてほとんど練習していないので、打てるはずがありま
せん。打てないのに、原監督は、セペダを4番で使い続け、結局、
何試合かで、調整のため、2軍に行きました。きょう10月5日
の報知新聞によると、合計20試合に出て、ヒットゼロ、打率0
割だったということです。
 キューバの至宝も、練習しないと、打てないのです。

 今年もひどかったですよ。
 公式戦の始まった直後、4月23日には、フランシスコが緊急
入団しました。
 この選手のこと、おぼえてますか?
 報知によると、初登場は、5月2日の阪神戦、5番、1塁だっ
たそうです。
 この試合のことは、私も、おぼえています。テレビのスポーツ
ニュースで見ました。
7回無死2塁で、藤浪から1塁強襲ヒットを放ち、これがタイ
ムリーとなりました。
テレビで見る限り、痛烈な打球でしたが、1塁手が取って取れ
ない打球ではなかったと思います。つまりは、クリーンヒット
ではなかったということです。
報知によると、結局、5試合に出て、18打数3安打、打率1
割6分7厘、11三振だったそうです。
 このフランシスコは、1塁で、よくエラーをしていました。
 で、5月2日に初出場したのに、5月6日には二軍に落ち、
そのまま、一軍に戻ることはありませんでした。

フランシスコのポジションは、1塁です。
阿部が捕手から1塁に回るというので、去年、1塁手として好
成績を残したロペスをDeNAに出しました。ロペスは、今年、
DeNAで主軸として活躍しました。ところが、阿部がなかな
か1塁で定着できず、公式戦の序盤は捕手に戻ったりしました。
そのため、1塁がいなくなり、急きょ、フランシスコを採った
のです。
ちぐはぐもいいところです。

もうこれで終わりだろうと思っていたら、今度は、フランシス
コの次に、カステヤーノスというのを採りました。
カステヤーノスは、7月27日に来日し、31日に1軍に登場
しました。なんとまあ、毎度おなじみ、来日即出場というパタ
ーンです。27日に来て31日に試合に出るというのは、練習
どころか、時差ボケさえ取れないでしょう。プロ野球って、時
差ボケでもプレーできるのでしょうか。
こんな状態でまともにプレーできるはずもなく、報知によると、
6試合に出て、20打数2安打だったということです。

 これは、いったい、何なんでしょうね。
 フランシスコは5試合、カステヤーノは6試合に出て、ほと
んど、まともな成績を残していません。
彼らが出場している試合は、彼らの打順に回ったら、ほとんど
アウトになっていたということです。
 対戦相手にしてみれば、こんなラクなことはないでしょう。
 確実にアウトが計算できるのです。
 それなら、彼らを出さず、そこに、巨人の若手を出してやれ
ばよかったのではないでしょうか。

どうして、こうも毎年、毎回、巨人は同じような失敗をするの
でしょうか。
30年前、40年前なら、米メジャーリーグへ恐れなり過大評
価があったのだろうと、まだ、無理やり納得することもできま
す。
しかし、もう、これだけ日本人選手がメジャーで活躍している
中で、どうして、こうも同じ失敗を繰り返すのでしょう。
本当に不思議ですね。
長年の巨人ファンとしては、もう、いい加減にしてくれと、言
いたくなります。
ほんと、もう、いい加減にしませんか。

無理やり対比するわけではありませんが、こういう外国人選手
を見ていると、ラグビーの日本代表に外国から入った選手は、
いかに一生懸命やっているか、まことによく分かります。







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