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IC-7800 似の IC-7851が発表されたが、

2014-12-31 14:43:44 | アマチュア無線

アイコムが、十二月半ばに、HF/50MHz帯フラッグシップモデル IC-7851 を発表した。何でこんな時期を選んだのか、お年玉狙いでも無さそうだが?

ハムフェア2014の会場で、限定150台の受注として出品した、金ピカ仕様のアイコム50周年記念モデル IC-7850 をベースにしたモノのようだ。

流石に、これは、これまでのカラーを踏襲して落ち付いたデザインになったが、価格は、何と何と百十万円(税別)となった。ただし、円安傾向だから海外では IC-7800 とあまり差異は無さそうだ?

 

 

メーカーの発表を引用すれば、主な特徴として、
従来機を遥かに凌ぐ、異次元のRMダイナミックレンジ110dBを実現。
帯域幅1.2kHzのOPTIMUM ROOFING FILTERにより圧倒的な近接ダイナミックレンジを実現。
LO(ローカルオシレーター)の、さらなる純度向上を達成。
2波同時受信時のデュアルスコープ。
かつてないハイスピード、ハイレゾリューションのウォーターフォール。
送受信音の解析が可能なオーディオスコープ機能などと、読む限りに於いては、なかなか立派だ。

しかし、これだけの価格を付けるからには、これ位の機能を付けて当然だろう。でなければ、ぼっ手繰りだ。

プレスリリースでは、年間販売予定台数 300台とあったが、こう言った数字は、どこでも六デシから十デシの水増しは常だから、IC-7800 と同様、輸出を含め、年に100台位が実力だろう。

三年間保証も、三年分のサービス経費を予め売価に含めているはずだから、応分に高い買い物をさせられている訳で、知らず識らずの前払いだからタダでは無いはずだ。

200W機だから、建前は二アマ以上だが、四アマだって金さえ出せば入手できる。

我がローカルにも、ジャパニーズ10Wはゴロゴロ居るようだし、これで波を出すことも可能だが、金満だけの輩には、猫に小判と言うものだ。


 


TS-590SG のモールス符号デコーダーだが、

2014-12-20 15:42:35 | アマチュア無線

注文していたケンウッドのアマチュア無線機 TS-590SG が届き、ようやく通電、モデルチェンジによる新機能をひとつひとつ確認している最中だ。

今回のモデルチェンジで新たに追加された「モールス符号デコーダー」だが、興味もあり、まず最初に電信を受信してみた。

 


周波数表示の右側に受信したモールス符号がスクロールする

 

拙速な結論かもしれないが、
当初の予想通りと言うか?当然と言うべきか?期待した結果は得られなかった。
つまり、アルファベットの E とか T がやたら数多く表示されるだけ、電信に多少でも心得のある者なら理解出来るだろう。


取扱説明書よれば、受信したモールス符号はデコード(解読)され、読み取れるはずだが、液晶ディスプレーに現れた文字列は意味不明と言うか、それ自体がまるで暗号だ。

電波の強さとか、電波の伝播状態にも大きく左右され、デコードのコンディションは常に均一では無い。受信したモールス符号のスレッショルドレベルの調節とか、チューニングの勘所でも、工夫が必要なのかもしれない。また、正確なキーイングによる符号で有るか否か、あるいは混信や雑音、信号の強弱など受信状態がデコードに 影響しているようにも思えるが、これらは相手次第のことで、こちらでは受け身的な対応しか出来ない。

取扱説明書に従い電信(モールス)を受信中に "DATA" をプッシュすれば、直ちに、意味ある文字列が表示されると思うこと自体が過剰な?期待らしい。

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後日のことになるが、7MHz帶で、国内のコンディションが良いと思われる時間帯に、この「モールス符号デコーダー」を試してみた。

設定を特に変える事無く、デフォルトのままで電信バンドをブラウズした。
何時もながら DO の交信が多いが、 呼ばれ続けている局もあり賑やかで、ダイヤルを回すと次々に電信が 聴こえた。いずれも 539 から 559 程度だが耳にはシッカリとした復調音で分かり易い符号だった。

先日は、不慣れなことと、コンディションの影響もあり?アルファベットの E とか T がやたら多かったが、今日は、意味ある文字列が読み取れ本来の動作をしている様に思えた。しかし、まだまだ半分位は取りこぼしていて、スクロールする文字が意味を為していない。なのに、時折 S がそれほど振れ無いのにかなり正解なデコードでビックリすることもあり、こればかりは首を傾げるばかりだ。

一方、スクロールする文字列は、僅か八文字なので、うっかりすると見過ごしてしまう恐れもあるし、同時にログを取ったりパソコンを操作するとなると、目で見て確認するヒマは無い。

電信を傍受しているだけなら、成り行きを眺めているだけで済むが、交信中は、時間的余裕も無く、相手局のペースに付いて行けずデコーダーに足を引っ張られる恐れが多分にありそうだ。

もっとも、近頃は、ひたすら 5nn 5nn qsl tu しか打たない局が多く、相手局も同文だから、お互い聴いちゃいない? それ故、デコーダすら不要かも知れない。


 


TS-590 Gシリーズ、来週から二回目の出荷が、

2014-12-12 20:46:14 | アマチュア無線

知人が注文していた、ケンウッドのアマチュア無線機 TS-590SG だが、来週から二回目の出荷が始まると連絡があり、間もなく納品されることが分かった。

 

TS-590G と周辺機器

 

初回分からゲットした私は、先月の二十二日に届いたので、三週間ほどのスパンがあるが、年末年始の時期を控え生産も急ピッチのようだ。一台また一台と、VUを含まない HF専用機の仲間が増えることは喜ばしい。

 


TS-590SG、今日(11月22日)昼前に納品された、

2014-11-22 13:30:00 | アマチュア無線

ケンウッドの新製品、アマチュア無線用の HF/50MHzトランシーバー TS-590SG がようやく納品された。前もって言われていたより二日遅れだが、急いでいる訳でもなく、これで週末の時間を過ごせると思うとワクワク気分だ。セッティングは、至って簡単、これまで四年間付き合った TS-590S と居場所を交代するだけ。

 

HF/50MHzトランシーバー
TS-590SG (上) と TS-590S (下)


TS-590S を使った者なら分かるが、型番が、以前はディスプレイの左上だったが、新製品では右上に移った。それに加え、これまでの発表資料から見落としていたが、メインダイヤルの大きなツマミの前面が放射状に光彩を放ち、円周部、いわゆる縁のメタリックな輝きもインパクトを感じた。それ以外は、フロントパネルもリアパネルも変わったような形跡は無い。

外観はともかく、上位モデルの TS-990 の機能から幾つかが移植されたようで、使い勝手が俄然良くなっていると思われる。既に TS-990 で予習済みのはずだが? これから、ひとつ一つ確かめて行くことになりそうだ。

 


ケンウッド、TS-590 Gシリーズの出荷日だが、

2014-11-12 21:51:31 | アマチュア無線

10月2日にケンウッドから、新製品発表があった、アマチュア無線用 HF機 TS-590 のリニューアルモデル、TS-590 Gシリーズの出荷日が伝わってきた。
発表時点では、11月上旬とされていたが、私の注文分に関しては、11月20日頃の予定とか。新製品の発表を知って空かさず注文を入れているので、早い方かもしれない? あと一週間だが、スペースを空けて待機中だ。


TS-590 G と右はオプションのヘッドホン

 


神田古本まつり、晴天に恵まれ盛況だった

2014-11-01 17:07:10 | アマチュア無線

今秋で55回を迎える神田古本まつりは、神田古書店連盟による最大のイベントだ。
駿河台下交差点から神保町を越え専大前交差点までの靖国通り沿いに並ぶ古書店とその店先の歩道に仮のミニ古書店が設けられる。
主催者の発表では、約100店舗、100万冊余が展示販売されるとあり、半端では無い物量だ。 

 

 

 

秋のこの時期、東京では雨に見舞われる日もあり、今年は早めの神保町行きとした。

日差しもあり風も穏やかで、靖国通り沿いの古書店を巡るには絶好の日和だった。何時もながら、スタートは神保町交差点の近く、岩波書店の角からだ。

平日のことでもあり、正直言って人出はそれほど多くなく、右に左に漫ろ歩いた。毎度ながら、良くもこれほどの本が途切れること無く次々と発刊されるのか?ただただ驚きである。

自分の好むジャンルはそれほど多くなく、足を止め古書を手に取る回数はそれほど多くない。
そんな古書巡りの中で、目に留まった書籍が幾冊かあった。
手に取り暫し思案したが、結局は買ってしまった。それが以下の本だ。
どれも、古書にしては、扱いが丁寧だったのか?新刊書と見紛うほどの美本である。

 

 

日本海海戦 古書価格 800円
 双葉社 2004/04/30/初版 定価 1,980円

戦艦「大和」 古書価格 1,000円
 学習研究社 2005/12/15/第三刷 定価 2,100円

魅惑の軍用無線機 古書価格 1,000円
 三才ブックス 1984/11/15/第一刷 定価 2,000円 

日本航空 BOEING 787-8 古書価格 600円
 イカロス出版 2012/09/20/初版 定価 1,500円

 日本海海戦は、一世紀も前、日露戦争時の連合艦隊とバルチック艦隊のバトル。航空機や艦船を超精密3D CGで描くことが得意な双葉社の真に迫る力作だ。

 戦艦「大和」は、双葉社と同じコンセプトで制作されたモノ。書名の通り「大和」のデテールが精密なイラストで表現されメカニカルな面で興味をそそる。

 魅惑の軍用無線機は、WW2時の日米両軍の用いた無線機のオンパレードだ。物が物だけに、今日、現物を見ることは殆ど不可能で、類書も無く?貴重だ。

 日本航空 BOEING 787-8は、二年前に就航した最新鋭機の紹介だ。29ページまではフライト画像のみ。成田と羽田への同時デリバリーフライトや機体の解説だ。

以上だが、帰宅してから知ったが、ヤフオクで、四冊のうちの一冊が一万円以上の価格で競り合っていて驚いた。それはそれとして、機会をみて、それぞれの本に拘わる事柄を綴ってみたい。

 


ケンウッド、TS-590 を生産完了商品として告知

2014-10-26 16:00:05 | アマチュア無線

2010年10月に発売された TS-590 シリーズだが、今月二日に後継機となる HF/50MHz帯のトランシーバー TS-590 Gシリーズが発表になり生産終了となる。

丸四年の時の経過の途中で、ユーザーから寄せられた要望や苦言などの多くが、次モデルに生かされたようだ。

間も無く、TS-590 Gシリーズが発売されることになり、遂に「生産完了商品」として、HPで告知された。

ケンウッドのサービスサポート情報によると、以下の様なアップデートも用意されるようで、マダマダ引退など考えようも無いだろう。

TS-590SG/DG/VG で追加・改善された機能の一部は、現在TS-590S/D/Vをお持ちのお客様にも「TS-590S/D/V Ver.2アップデート」として、フリーダウンロードにて提供させていただきます。これまでのアップデートと同様に、当社Webサイトからファームウェア アップデートプログラムをダウンロードし、お客様ご自身でアップデートしていただくことが可能です。

また、TS-590S/D/V本体のアップデートに同期してARCP-590、ARHP-590もアップデートされます。これらのアプリケーションをご利用の方は合わせてアップデートをお願いします。
TS-590S/D/V ファームウェア、およびARCP-590、ARHP-590のVer.2アップデートは、当社Webサイトにて2015年1月末に公開予定です。

余談だが、

オールモード・トランシーバーの生産完了品を四半世紀ほど遡ってリストアップしてみた。
買って使ったモデル、買えなかったモデルなど、それぞれに往時が思い起こされ、長い時間の経過を改めて実感した。

2010年モデル

HF/50MHzオールモードトランシーバー TS-590S/TS-590D/TS-590V

2006年モデル

HF/50/144/430MHz帯オールモード・マルチバンダー TS-2000S (60周年モデル)


1998年モデル

1.9~50MHz帯オールモードマルチバンダー TS-570SG/TS-570MG/TS-570VG

1995年モデル

高級HFトランシーバー TS-870S

1992年モデル

最高級HFトランシーバー TS-950SDX

1988年モデル

144/430/1200MHz帯オールモード・トライバンダー TS-790S/TS-790V