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1200メガFMハンディー・モノバンダーは、今どきレアものだ、

2015-05-23 12:15:17 | アマチュア無線

この歳になって、二十年も前のアマチュア無線用のトランシーバーを二台も譲って貰った。
どちらも、ケンウッド製で、1200メガFMトランシーバー TH-59、と144/430メガFMトランシーバー TH-79だ。

ふた昔と言えば、日本のアマチュア無線が一番盛んだった九十年代半ばである。免許を取得する人も増加の一途、それに呼応するかのように無線機を製造する企業も、意欲的な新製品を数多く発表した。

キング オブ ホビーなどと自画自賛しても、恥ずかしくないくらい活気に満ちていた頃で、今から思えばよき時代であった。

 

左が 144/430メガFMトランシーバー TH-79、右が 1200メガFMトランシーバー TH-59、


今回譲り受けた二台だが、ケンウッドのオーディオ製品のデザイン・コンセプトを踏襲していて、他社のそれとは一線を画す格好良さがあった。

長年、押し入れで寝ていたらしいが、動作を確認してみると、1200メガFMトランシーバー TH-59は送信受信とも、まともに働いて居るようだが、144/430メガFMトランシーバー TH-79は、液晶ディスプレーがブラックアウトで致命的だった。しかし、BUSYが点灯するので受信はOKかも知れないが、PTTを押すのは躊躇った。

それで、ケンウッドへ二十年前の物を承知で、週初めに修理依頼に出したが、何と、その週のうちに修理完了で戻って来て、チョッピリだが感動した。

TH-59は、再調整だけでオールOK。TH-79はコネクタが接触不良で新品に交換し、全点検で動作OKとコメントが付いていた。

二台併せて、一万五千円ほどの請求であった。修理工賃が高いか安いかの議論は別として、二十年も前の物が今日使えることを、大いに評価したい。

両方とも、2007年のスプリアス規制に抵触するが、申請期限の2017年までは未だ間がある。それでも、急いで無線設備の増設申請をしたが、二週間ほどで新たな無線局免許状が郵送されてきた。

これで大手を振って電波が出せる。

特に、1200メガFMトランシーバー TH-59は貴重だ。

それ故、1200メガFMの移動運用は珍しいので、密かに?総通のHPで、免許の有無をチェックされたりしかねない?
来月には、総通のHPも修正されるから、相手の居そうな日曜日の真っ昼間に移動運用でもしようかと、今は場所選びの最中だ。

 


ケンウッド、TS-990S/Dのファームウェアを更新

2015-05-12 16:48:51 | アマチュア無線

ケンウッドからアマチュア無線機器のサポート情報が届いた。

2015年5月12日付けで、TS-990S/Dのファームウェアを更新。
 

 



■対象機種
TS-990S/D (最新ファームウェア Ver.1.10)
 
■主な更新内容
1.メインバンドで、NB2(IF段のデジタル処理によるノイズブランカー)に新しい方式を追加。

2.送信中でも [HI/SHIFT]/[LO/WIDTH]つまみによる受信DSPフィルタの変更ができるように仕様を変更。

3.CWメッセージを文字入力により登録した場合、入力したスペースの文字数だけ送出間隔を空けるように仕様を修正。

※今回のファームウェアアップデートにともない、ラジオコントロールプログラムARCP-990もVer.1.03にアップデートした。

ARCP-990のユーザーは、併せて最新版(Ver.1.03)をインストールする。

下記ページにて詳細を確認し、ファームウェアおよびARCP-990をダウンロードすること。

TS-990S/D サポート情報ページ


 


巣鴨の地に馴染んだCQ出版社が移転

2015-04-24 19:09:40 | アマチュア無線

CQ出版社が移転することになった。
CQ ham radioと言うアマチュア無線に関わる月刊誌の発行では、一目置かれる存在だ。
長年、日本アマチュア無線連盟と隣り合わせるように巣鴨の地にあり、JAIAやTSSなど関連の団体にも近く、アマチュア無線家にはメッカ的な存在だった。


しかし、日本アマチュア無線連盟が数年前に、大塚に移転したが、続くようにCQ出版社も此処を去ることが決まった。

仕事面や、私事で、何十年も足繁く通ったところであり残念だ。お相手頂いた方々も、自分とほぼ似たような時期に定年退職、それに続く方々も次々と社を去られて、今となっては疎遠の会社になった。

移転の話しに、お世話になった建物だけでも、今一度見ておこうと巣鴨へ出掛けた。

JR巣鴨駅から徒歩五分程のところ、見上げる視線の先には、狭い屋上に、これでもかっと言うほどのアマチュア無線用のアンテナが林立?していた。

ドアを押して入ると狭いながら主な出版物がガラス張りの書架に整然と並んでいる。奥に進むとオフィスフロアに行くエレベータがあるが、流石に遠慮してUターン。

振り返り改めて見上げるアンテナも見納めかと思うと、何とも感慨無量だった。今度来る時は、駅前の大通りの向こう側、文京区千石、駅から徒歩十分位の大きなビルに移転して居ることだろう。

新居での業務開始は、連休明けの5月7日からだと聞いている。

 


TS-590 シリーズ用アプリケーションのダウンロード情報が発表された、

2015-04-13 23:09:48 | アマチュア無線

ケンウッドから、2015年4月13日付けで、TS-590 シリーズ用アプリケーションのダウンロード情報が発表された。詳細は、このURLをクリックすると読める。

 

 

KENWOOD Radio Control Program ARCP-590 Version 2.01

●TS-590S/D/Vをコントロールする専用のアプリケーションである。

●このソフトウェアはPC上でTS-590S/D/Vを操作することができる。

●このソフトウェアからTS-590S/D/Vのメモリー、メニュー、オート・モード周波数などの情報をPCで編集、保存したり、さらにTS-590S/D/Vに書き込んだりすることができる。

●このソフトウェアはKENWOOD NETWORK COMMAND SYSTEMを利用してTS-590S/D/Vを遠隔操作することができる。

●ARCP-590は、TS-590S/D/V専用である。

 


1200メガFMトランシーバー TH-59をゲット

2015-04-07 11:33:41 | アマチュア無線

ひょんなことで、二十年も前のアマチュア無線用のトランシーバーを二台も譲って貰った。
いずれも、ケンウッド製のUVHF帶のトランシーバーだ。

自分もそうだが、前オーナーも、アマチュア無線の免許を所持し、この歳まで、趣味としてのアマチュア無線を楽しんで来た。

彼が言うには、思うところがあり、自分の部屋の整理を始めた、敢えて言えば、身辺整理だと吐露している。我が身にも覚えがあるが、減る物がある一方で新たに増える物があり、なかなか踏ん切りが付かない。

今回も、「要るか?」のメールに、よく考えもせず、反射的に「要る」と即答してしまった。

 


上が 1200メガFMトランシーバー TH-59、下が 144/430メガFMトランシーバー TH-79

 

これらのトランシーバーが製品化された頃は、日本のアマチュア無線が一番アクティブだった、九十年代半ばである。無線機を製造する企業も、ドンドン新製品を発表するし、それを購入してアマチュア無線を楽しむ人々も相当数に及んだ。

製品化技術も円熟の時で、素晴らしい製品が多く誕生している。

今回譲り受けた二台だが、ケンウッドのシステムコンポでは有名になったアローラのデザイン・コンセプトを踏襲していて、他社のそれとは一線を画す格好良さがあった。

144/430メガFMトランシーバー TH-79は、

既にマーケットが確立していて、それなりに売れたはずだ。

一方、1200メガFMトランシーバー TH-59は、

直進性の顕著な極超短波の波長を用いるので、高層ビルの林立する都市部では、電波が乱反射して相手に届き難い状況にあり、ハッキリ言って、使い難いと言うか?人気が無かった。

この頃、自分はケンウッドの1200メガFMトランシーバー TR-50を持っていたが、一生懸命努力しても、なかなか相手をしてくれるアマチュア局と巡り会えず、ただただ虚しく時間が過ぎていくことが多かった。

しかし、アマチュア無線は、自分の発射した電波が相手に届いても届かなくても、やって居ること自体が楽しいと言う、趣味としての醍醐味もあり、必ずしも悲観的では無かった。

だが、明けても暮れても、相手無しでは、流石に気落ちして止めてしまうことになる。

前オーナーも、未使用と言ってはいたが、恐らく一度も交信に至らず、早めに諦めた結果が、いま目の前にある実機だと思われる。

では、それから二十年を経た今はどうなのか?

自分は、これとは別に、ケンウッド製の HFから1200メガまでカバーするオールバンドのトランシーバー TS-2000SXを使用中なので1200メガの現状を知っている。

結論から言えば、
二十年前と変わり無いか?あるいはそれ以下とも言うべきか? コンテスト以外でシンプレックスの交信には巡り会えない、正に、閑古鳥が鳴く状況だ。

それ故、このバンドで、アマチュア無線は、二次業務に格下げになってしまう状況に甘んじなければならない。

それでも、今回入手の TH-59で、何とかシンプレックスでの交信を実現すべく、無線設備の追加申請の準備を始めた。

ただし、2007年施行のスプリアス規制の対象機種なので、2017年までしか申請が受理されず、私の現行の無線局免許状では、2019年までしか使えないことが予め分かっている。

期限付きだが、片手にこれを持ち、150km先との交信達成を目指して頑張る。

その達成には、都心の高層ビルの上階からとか、行ければ、郊外の山から電波を出してみる積もりだが、己の体が、それに付いて行けるのか?こちらの方が心配だ。


 


月刊誌「CQ ham radio」のコピー本が出回っているが、

2015-03-08 16:09:33 | アマチュア無線

神田神保町のとある古書店で「CQ ham radio」の創刊当時のモノが何冊かあるのに気付いた。

「CQ ham radio」は、日本アマチュア無線連盟の機関誌として、1946年(昭和21年)9月に創刊された。当初は、科学新興社が発行していたが、経営難で第6号(1948年6月)から別の出版社に移管された。1954年6月号からは、更に現在のCQ出版社に移管され今日に至っている。

これは、アマチュア無線に特化した月刊誌で、アマチュア無線についての電子技術の解説や自作記事、電波伝搬状況、各種クラブの活動、アマチュア無線機や周辺機器の評価などが掲載され、日本アマチュア無線連盟(JARL)監修ともなっている。それ故、読者の多くは、アマチュア無線局を開局している。

創刊二年目(1947年) 2号、創刊号から 4冊目、
これはオリジナル本で私物

 

それはさて置き、目の前に有るモノが六十余年前の発行にしては、綺麗すぎて、手に取った感触も今風であった。
パラパラとページを繰って直ぐに分かったが、全ページがコピーであった。本文が32ページで表紙関係を含めると36ページである。コピーを重ねて綴じ、カラーコピーした表紙を付けてある。

製本の仕上がりから推測するに、恐らく製本業者の手を借りてのことだろう。それでいて、この古書店での売値は 1,500円となっていた。


オリジナルであっても、戦後直ぐの真空管時代の読み物が現世に通用するはずも無く、ただただ、そんな大昔の書籍としての価値観で買い手が付くと思う。しかし、それがコピーでは、骨董的な価値も無く、二束三文とでも言うのが相場だが、買い手が付くのか?こればかりは分からない。


お節介と言われるかも?と思いつつ、CQ出版社のCQ ham radio編集部へ電話を掛けてみた。「コピー本が神田神保町界隈に出回っていますが・・・」っと伝えたが、「あぁ~そうなんですかぁ~・・・」と淡泊な返事だった。


改めて、それが、時代を経てきた希少?な古書の複製では、古紙以上の価値も無い事実に、今更だが、肩の力が抜ける思いがした。


 


ファームウェアを更新、TS-590Gシリーズ、TS-590シリーズ、TM-D710Gシリーズ、TH-D72 など・・

2015-01-30 15:46:59 | アマチュア無線

ケンウッドからアマチュア無線機器のファームウェア・アップデート情報のご案内がメールで昨日着信した。
その概略は以下の様だ。

平素より、ケンウッド製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。
お客様がご登録されているアマチュア無線機器のサポート情報をご案内申し上げます。
TS-590SG/DG/VG、TS-590S/D/V、TM-D710G/GS、TM-D710/S(RC-D710) および TH-D72のファームウェアを更新しました。(2015年1月29日更新)
該当ページよりダウンロードし、ファームウェアをアップデートしていただくことをお勧めいたします。

 

 

バージョンアップ情報