お別れがありました

数年前、内視鏡検査を受ける為に病院に行った私は

ロビーのソファーに座って　テレビを見ながら

自分の名前が呼ばれるのを　待っていた

ふと見ると　ムース（Moose）の会員である　６０代のショー氏が

　　ロビーを　ゆっくりとした足取りで　歩いている。

声をかけると　人工透析（Dialysis)に　来ていると言う

彼の体の具合が悪いことを知らなかった私は

それを聞き　ちょっと　驚いたことだった。


その頃から　ゆっくりと　ショー氏の姿が　

　　　　ムース（Moose）から消えていった。



　その彼が　久しぶりに　　先々週の土曜　

　　　　奥様と一緒にムースに来られていた。


鼻には　小型の酸素ボンベから出た　チューブが入り

　　　　皮膚も　すっかり　黒ずんでおられたが

しばらく　バーのカウンターで　バッキーとも話をされていた。



　



そのショー氏が　昨日の朝　亡くなられた。


今日の午後　仕事をしていると　　

ショー氏の奥様が　店で買い物をされていたので

傍に行き

”I'm sorry for your loss"


と　言い　二人でハグをした。


”別れはとても辛いけど

主人は　長い間　苦しんでいたから　

　　彼にとってはいい事なのよ”


そんな事を話される奥様の目は赤く　

　　　　　涙で潤んでいた。




その後　マックにランチに行った私は

そこのパーキング場で　

偶然　　ショー氏の娘さんに　声をかけられた。


”Can I give you a job"

そう言って　近づいてきた　女性が　

　　ショー氏の娘さんだと気づいたのは

彼女がこう話した後だった。


”バッキーさんに伝えて欲しいの

先々週の夜　バッキーさんとムースで時間を過ごした時の事を

父は何度も話していたのよ。

本当に　ありがとう。”

”Thank you”　と


”It meant so much to him　”


という言葉を　娘さんは　何度も　繰り返された。

彼女からの言葉を聞きながら


あの夜　ムースで会った　ショー氏が

はっきりと　私の頭に浮かび　目頭が熱くなった。


その言葉をバッキーが聞いたら　彼も　喜ぶことでしょう

こちらこそ　ありがとう

そんな意味の事を言い


”We'll see you on Friday”

そう言って　彼女にハグをし別れた。


金曜の夕方　ショー氏の告別式が

　　町の葬儀場で行われる。



～～～水曜日に食べた物～～～


朝　：　コーヒー　トースト　（ルーバーブジャム）



　　　　

　　去年作った　ルーバーブのジャムもとうとう最後の瓶が終わった


ランチ：　お腹が空かなくて　ランチ抜き

夕飯：

　　　　


　夕飯になっても　空腹感がなく　


　スムージーのみ


　　今日も訪問ありがとう

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