何の話をしていたのか覚えていないけれど
ある夜バッキーが
「どうせ俺の言うことなんて当てにならないさ
世の中は猛スピードで変化して行っていて
俺の意見なんて間違いに決まってる」
そんな内容の事をそれは情けない暗い表情で言う。
「何言ってるの貴方」
何かに後押しでもされるように勢いつけて私が話し始めた。
どんなに世の中が変わって行こうと
それについて行けない自分を卑下することなどない。
ついていく必要もない。
そんな事より
自分を信じる事が何よりも重要だ。
貴方という人格を形成した最も基本になるコアは
貴方を育てた人たちの愛情で輝いているのだから
それを深く信じる事で
貴方を幸福に導いてくれるようになっている。
そんな事を勢いつけて話しながら自分の中に存在するバッキーが
それこそ輝いて見え、
これからの人生を共に暮らしていける自分が
如何に幸せ者であるかと思った。
あー今日もおのろけ話になってしまった。
ぽちっとね