はちきんizyのアメリカ丼

料理にすると丼カップル
はちきんイジーとアメリカンいごっそうバッキーの
山あり谷ありの国際結婚ブログです。

もう1通の手紙

2011-07-14 | 日本の家族
もう一つの手紙は 日本に住む いとこ からだった。

高校時代 にお世話になった伯母が

一人暮らしが出来なくなり 高齢者の貸住宅 に入居したという

現在は 要介護2で それ以上進むと 

   そこにいられなくなると書かれていた。


テレビの嫌いな伯母は

一日中 ベッドの上に座って 過ごされているらしい。


ぽつん と ベッドの上に座った彼女の姿が見えてきて

いい思いで いらしゃるといい

そんな願いで いっぱいに なった。



   


伯母夫婦は私が12歳ごろの時に

高知市郊外に出来た 住宅地 で暮らし始めた。

育て親だった 祖母が亡くなって

私は 伯母夫婦の家から 高知城の傍にある高校に バスで通っていた。

  (途中寮に入ったが 1年もしないうちに 退寮になり

       また 伯母夫婦の家から高校に通った、、、。)




ある日 友人と家に帰るバスに乗ると

前のほうの席に座っていた伯母を見て


”あんたの伯母さん 痩せたねえ~’


と 友人が言った。


先にバスから下りた 伯母の後姿が 

とても 小さくなっていたのに 気付いた。



(私の事で こんなに痩せてしまったんだ)



そんな事を思った。


伯母の3人の子どもたちは まっすぐな性格

一番上の子は 中学高校と 高知でも 有名な 

    私立の進学校を卒業し 有名大学を終えた後 

1流会社で ばりばり 仕事をする人だった。

誰も 私がしたような 心配を 

   伯母にかける事はなかった。




ベッドの上に 何時間も 座っているという伯母と

あの時 バスから下りていた伯母の 小さくなった後姿

一つになって見えて来る。



この世を去る日を 身近に 感じながら

  日々を生きていらっしゃるのだろう


あの時のような痛みのない

   穏やかなお気持ちで おられますように、、。


   

 
昔 伯母が 

”一度アメリカに行って見たい”

と 言っていたのを思い出した


アメリカの絵葉書を 毎月 彼女に出すのは どうだろうか

と思いたった。


そうして 彼女の為にも 一つ しおえなくてはいけない事 を

また 考えるようになった。




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