笑顔の“いずみ”を湧かせるために

千葉市若葉区都賀にあります「いずみ整骨院」のブログです。

認知症にならないために 1 (1.老化?それとも認知症)

2007-10-29 23:09:02 | スタッフの一言
1.老化?それとも認知症

1.日常生活に現れる認知症のサイン
「最近、なんだか忘れっぽくなった」、「同じことを繰り返し話したり、尋ねたりする」…自分自身や家族の症状について心配になったことはありませんか?

このような「もの忘れ」は、認知症の代表的な初期症状です。厚生労働省の推定によると、2035年には認知症高齢者数が376万人に上るとされています。認知症の初期症状を気付かずに見過ごしてしまうと、症状が悪化し、家族や介護保険への負担が増すなどの問題が深刻化してきます。

そのため、認知症の対策は社会全体として取り組むことが急務といわれますが、まずは身近な人の変化をいち早くキャッチすることが大切です。しかし、症状の始まりがわからないのが認知症のやっかいなところです。

 「年をとったから仕方がないのかな」、「この程度で病院に連れて行くのは気が引けるから、もう少し様子をみよう」と、気になる日常の変化があっても、専門病院の受診を先延ばしにしがちです。

その結果、本人を病院に連れて行くのは、俳徊したり、暴力行為が出てきてからなど、認知症がかなり進んでからのことが多いのが現実です。

 変化が現れてすぐに専門医などに受診させたケースは1割にも満たず、約7割の患者が最終的に認知症と診断されるまでに2年以上かかるケースが多いといわれます。

最初の変化としては

「同じことを言ったり聞いたりする」
「ものの名前が出てこない」
「蛇口やガス栓の締め忘れが目立つ」

などの「もの忘れ」が多くみられます。加齢に伴い誰にでも現れるこのような症状は、認知症であるかどうかの区別がつきにくいものですが、疑われる症状がいくつもあり、それらが次第に頻繁に現れるようになったら要注意です。