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今回の台風6号は数年に一度程度にしかこないような、非常に危険な台風ですので、

最大限の警戒をお願いします。

 

台風の特徴をいくつかあげると、

1)長時間の暴風雨

台風6号は大型であり、動きが遅いため、暴風雨が長引くとみられます。四国で40m/sの風が予想されています。これは平均風速の予測なので、瞬間的には50~60m/sの突風も考えられます。

 

2)記録的な大雨

広範囲で大雨が降ります。とくに、太平洋側の南東斜面は観測史上最多を記録するような記録的な大雨になる恐れがあります。

20日夕方までの雨量で、四国600ミリ、近畿、東海で500ミリ。21日にかけて、さらに雨量が増えるため、記録的な大雨となる所もありそうです。

 

3)高潮

強い勢力のまま北上するため、台風の中心気圧が低く、吸い上げ効果となって、海面が持ち上がることや、風が吹き付けることで高潮は発生します。

満潮時期に重なることもあって、とくに南側に開いた湾では高潮の恐れがあります。伊勢湾も警戒が必要です。

 

いつもの台風とは違い、非常に甚大な被害をもたらす恐れのある台風です。被害が大きくなる前、明るい昼間のうちに、早めに避難するようにしてください。

 

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台風6号は、四国付近で、急に向きを変えて、東へ進むと予想されています。

まるで、台風の気が変わったのではないかと思うくらい、急な曲がり方です。

今回の台風は夏の高気圧、正確には太平洋高気圧の縁を回るように、北上してきています。

その高気圧の勢力がこのあと、急速に弱まると予想されて、

一方、北の高気圧である、オホーツク海高気圧が勢力を強めてくると見られます。

台風が北への進路を、オホーツク海高気圧に邪魔されるため、

台風は北ではなく、東へ進むものとみられます。

今年は猛暑が続いていましたが、ここにきて、高気圧の強さが弱まり始め、

そのタイミングで台風が北上してきたため、急なコース変更となりそうなのです。

 

 

 

 

 

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台風6号は、大型で非常に強い勢力を維持したまま、北上を続けています。

中心気圧は、945hPa、中心付近の最大風速は45m/s、最大瞬間風速は60m/sの猛烈な風が吹いている模様です。

 

ここ数日、台風について、取り上げてきましたが、いよいよ影響が出始めました。

三重、奈良、高知などで、1時間に40㍉以上の激しい雨が降り、24時間雨量も200㍉に迫ってきました。また、最大瞬間風速は、高知県の室戸岬で27.3m/sとなっています。雨や風はこれから一段と強まってきそうです。

 

今後も台風6号は北上を続け、明日昼頃から夕方には九州や四国にかなり接近し、上陸する恐れもあります。

上陸するかどうかに関係なく、強い勢力のまま、台風がかなり接近するので、西日本は広い範囲で暴風域に入ると見られます。暴風域に入ると、平均風速が25m/s以上で、瞬間ではもっと強い風が吹きます。

西日本にかなり接近したあとは、台風は急に向きを東よりへ変える予想で、近畿から関東の南岸をかすめて進むのではないかと思われます。

車がカーブするときに、スピードを落とすように、台風も向きを変えるときは、速度を落としますので、四国を中心とした西日本一帯では、暴風雨が長引きそうです。

中心に近い地域では暴風に警戒。そして、宮崎など九州の南東部や、高知など四国の南側斜面、三重県などの紀伊半島の南東斜面では、雨量が非常に多くなるので、土砂災害にも厳重な警戒が必要です。

近年、まれにみる台風被害になる恐れがありますので、屋外での活動を避けるとともに、がけの近く、川の近くにお住まいの方は早めに安全な避難所へ避難するようにしてください。

 

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