夏の天気は？

今日、ようやく四国でも梅雨明けを発表しました。
観測以来、2番目に遅い梅雨明けです。

梅雨明けを発表した関東を含め、天気がぐずついています。

テレビなどの報道でも、異常気象とか冷夏とか、騒がれ始めています。

たしかに7月は太平洋高気圧の日本への張りだしが弱く、
梅雨前線が日本付近に停滞しました。

ただ、8月のお盆前あたりは夏の高気圧が一時的に強まり、
夏らしくなる日はありそうです。

夏全体でみると
高気圧の弱いことが多いので、猛暑ではなく、日照不足により、農作物にも影響がでそうです。

ただ、1993年のような極端な冷夏になることはないと思いますが・・・。

群馬県で竜巻か？

報道によると、７月２７日午後２時ころ、
群馬県内で竜巻とみられる突風が吹き、
１０人以上がケガをしたとのこと。

気象レーダーをみると、
非常に発達した雨雲があったとみられる。
竜巻が起こってもおかしくない積乱雲でしょうね。

ただ、館林の降水量は１４時までの１時間で０ミリ、
１５時までの１時間で0.5ミリと観測所での雨量は少なかったようです。
周辺では激しい雨になったかと思いますが・・・。

今の富士山河口湖から

富士山8合目まであと少し

週末、富士山に登りました。果たして、山頂までいけたのか、そして、ご来光は？

そのときの様子は週明けのスッキリで紹介する予定です。

梅雨明けはどうなるのか？

皆既日食あるいは部分日食が見られた方が羨ましいです。

東京は雲に覆われ、
私は見ることができませんでした。一瞬見たという人もいるようですが。

さて、7月も下旬だというのに、関東を除いて梅雨が一向に明けません。
関東もすっかり梅雨の空になっています。

スッキリで以前、放送したとおり、夏の高気圧が強まらず、
梅雨前線が日本付近に停滞しています。

エルニーニョ現象が発生したこともあり、夏の高気圧は強まりにくく、
1993年のように梅雨明けが特定できない可能性さえでてきました。

気象庁は8月始めに発表だけするかもしれませんが、
いずれにしても夏は短くなりそうですし、天候不順な夏になりそうです。

夏の高気圧が弱い年は
沖縄付近で発生した台風が本州に接近しやすいので、
台風の動向にも気をつけて下さい。

皆既日食の天気

いまだ、ほとんどの地域で梅雨が明けませんね。

皆既日食となる22日も天気が心配です。

皆既日食となるトカラ列島のほか、部分日食となる北海道から九州でも
梅雨前線の雲に覆われる所が多そうです。

沖縄で晴れるくらいでしょうか。

天気予報が外れることを祈るばかりです。

関東甲信は梅雨明け(14 日)

昨日(14日)の関東甲信での梅雨明け発表には驚かされました。

猛暑になった月曜にも発表する可能性がありましたが、
木曜と金曜日に梅雨前線が南下する予想で、
梅雨明け発表を見送っていたからです。

週間予報は毎日11時に発表されますが、
関東だけは木曜の雨予報を晴れに変えて、梅雨明けを発表しました。

梅雨入り、梅雨明けは秋に見直しをしています。

関東では月曜から夏空が広がったので、修正されるのはほぼ間違いないでしょう。

なお、梅雨は数日間の幅を持って変わる季節現象です。
特定の日に決めるのは非常に難しいということを付け加えておきます。

梅雨明け？

昨日、九州南部で梅雨明けしましたが、
きょうは関東から九州北部でも梅雨明けのような暑さです。

東京は午前10時前には30度を超えて、
14時までに33.6度まで気温が上がりました。
もちろん、今年一番の暑さです。

全国では、
三重県の尾鷲で、7月として過去最高となる38.0度、
そのほか、群馬県伊勢崎で37.2度、前橋で36.5度と、
体温を超えるような暑さになっているところもあります（15時まで）。

初めに梅雨明けのようなと書きましたが、
これはまさに、梅雨が明けた真夏の暑さです。

今週後半に前線が南下する予想となっているため、
気象庁は九州北部から北の地方の梅雨明けを見送っていますが、

雨が降ってもあと、１～２日程度ですので、
もう梅雨明けとしてもいいのではないかなと思っています。

真夏を告げるアブラゼミも鳴き始めています。

梅雨明けが近い

夏の足音が聞こえてきました。

平年に比べるとまだ早いのですが、夏の高気圧が強まるため、
土日に九州南部で、梅雨明けとなる可能性があります。

今日のように、一時的に梅雨前線が南下するので、
判断は微妙なところはありますが、
九州北部から関東も来週に梅雨明けの発表があるかもしれません。

ことしはエルニーニョ現象の影響もあって、
8月に夏らしい日が少ない可能性が高く、
夏のレジャーは早いうちがいいかもしれませんよ。

エルニーニョ現象と夏の天候

この夏、エルニーニョ現象が発生しそうだと気象庁から発表されました。

エルニーニョ現象は赤道太平洋の海水温分布の異常の一つで
インドネシア付近の海水温が低くなるが、

この現象が起こると、
夏の高気圧が日本付近で強まらないことが多い。

天候不順になったり、
夏らしい暑さが短くなったりすることが多いので
エルニーニョ現象の動向には注意が必要です。