【9月18日2時現在】
台風13号は屋久島の西の海上にあって北東へ進んでいます。
沖縄~奄美周辺の海水温が高いため、
中心気圧はやや下がり、980hPaと台風はやや発達しました。
今後の予想ですが、ほぼ予想通りで、
今夜(18日)、鹿児島の南をかすめるように通過し、
明日(19日)夜に、四国沖~紀伊半島、
あさって(20日)午後~夜に、関東南岸を通過しそうです。
上陸する可能性はありますが、列島縦断コースではなく、
本州南岸コースの可能性が高そうです。
また、今回の台風は勢力が強いということはありませんが、
秋雨前線とカップリングするとともに、
台風の動きが比較的ゆっくりであることから、
大雨が長時間、続きそうです。
暴風をもたらす「風台風」ではなく、
「雨台風」として大きな被害を及ぼしそうです。
ここ2~3日間の降水量が500~800㍉に達する所もあり、
土砂災害には厳重な警戒が必要です。
とくに、危険な地域は、
鹿児島県、宮崎県、高知県、和歌山県、三重県など、
西日本を中心とした太平洋側の山沿いです。
また、この台風によって、渇水となっている、
四国の水ガメ、早明浦ダムでは一気に満水になりそうです。