前日から急激に低気圧が発達しました。
11月28日9時に1010hPaの低気圧でしたが、
低気圧は日本海で急速に発達し、
29日9時には984hPaと、一日で26hPa
も気圧が下がりました。
24時間で24hPa以上も、気圧が下がる低気圧を、
「爆弾低気圧」(俗称)と呼んでいますが、
まさに今回の低気圧は、爆弾低気圧と呼ぶにふさわしい低気圧でしょう。
急速に低気圧が発達すると、
天気が急激に悪化し、暴風と高波になるので警戒が必要です。
気象庁でも情報を出して、警戒を呼びかけています。
爆弾低気圧が現れると、このあとは、
北日本の日本海側では、猛吹雪
が続き、
北陸地方でも、山沿いを中心に雪
になるでしょう。
全国的に風が強く、非常に寒くなる
と予想されます。
ただ、関東地方は、あすくらいまでは気温があまり下がりません。
山が壁として立ちはだかっているためで、
寒さの到来が他の地域より、1日程度遅れることが多いのです。