明けの明星

寒さで空気が澄んでいるためか、
月と金星が綺麗です。

スギ花粉 今年と去年の比較

  

スギの花芽です。

左が今年（2011年、埼玉県秩父市）、

右が去年（2010年、千葉県市原市）です。

ぜんぜん、違いますよね。

 

 

新燃岳の爆発的噴火

新燃岳では昨日、爆発的噴火がありました。

爆発的噴火は52年ぶりということなんですが、
爆発的とはどんなことなんでしょう？

爆発音と共に、噴煙をあげれば、確かに爆発的噴火なですが、
音がなくても基準以上の空振、空気の振動が観測されればいいようです。

爆発的噴火が起こると、
火山灰や噴石が広範囲に飛来します。

今回は冬ということもあって、
強い季節風に流されて、
かなり遠くまで飛来しているようです。

昨日は、新燃岳から南東の都城市に飛来しましたが、今日は真東の宮崎市へ飛来しています。

日々の風向きによって、
被害を受ける地域が変わりますから、
新燃岳周辺では
上空の風の流れが気になる日々がしばらく続きそうです。

相変わらずの快晴

乾燥注意報が記録的継続

東京では大晦日から乾燥注意報が継続中です。

今日で28日連続となり、史上3位の記録となります。

今週始めに雨が降りましたが、
木材の乾燥度合いを示す実効湿度が低いままで、
乾燥注意報は解除されませんでした。

１月の平均湿度は40パーセントを切っています。

この理由は冬型の気圧配置が続き、晴れているからですが、
長期的にも東京の乾燥化は進んでいます。

１月の平均湿度は
70～80年前には60パーセントでしたが、
30年前には50パーセント、
ここ10年を平均すると、45パーセントと下がっています。

これは都市化で、
地面が土からアスファルトに変わったことが大きな要因でしょう。

東京砂漠といえるかもしれませんね。

春を待つ人、待たぬ人

寒さが続いている日本列島。

皆さんが、早く暖かくなってほしいと願っていると思っていましたが、
必ずしも、そうではないようです。

暖かくなるとスギ花粉が多く飛ぶから、このまま寒いほうがいいというのです。

といっても春が来ないのも困りますが。

花粉症の方にしか、
わからない苦痛さなんでしょうね。

春まだ遠い

１月も終わりに近づいているというのに
一向に春の暖かさがやってきませんね。

さらに拍車をかけるように、週末はこの冬一番ともいえる寒波がやってきそうです。

一段と寒さが厳しく、
日本海側は再び大雪になりそうです。

とくに西日本に寒気が南下するため、九州北部～山陰は記録的な積雪になるかもしれません。

すでに平年の2～4倍の積雪になっているところもあり、
雪下ろしや落雪に気をつけて下さい。

また、今日発表になった三ヶ月予報では、二月から暖かくなる予報が修正され、
少なくとも二月上旬まで平年よりも低い気温が続きそうです。

春はまだ遠いようです。

33日ぶりの雨

昨夜、東京はやっと雨らしい雨が降りました。一時、みぞれにもなりましたね。

晴天が続いていた東京で、
0.5ミリ以上の降水量を観測したのは、33日ぶりです。

ただ、チラチラと雪が降ったことはあり、
雪日数は今日で4日目となります。

夜の間に、チラチラ舞う感じだったので、
雪が降ったとは知らない方のほうが多いかもしれません。

東京の花粉は8.5倍！？

東京都福祉保健局の発表によると、

この春のスギ・ヒノキの花粉の飛散量は、

最大で昨年の8.5倍になると予想しています。

 

これは、27年間の観測で、過去２番目に多い量で、

2005年（観測史上最多）以来の大飛散となる見通しです。

 

飛散開始は2月16日～19日頃と予想していますが、

前回も書いたとおり、飛散開始日の前でも、

わずかに花粉は飛び始めますから、早めに対策を取るようにしてください。

 

スギ花粉の飛散開始日とは？

昨年の2～10倍以上が予想されるスギ花粉。

2月上旬～中旬から飛び始める予想ですが、
すでに花粉症の症状が出ている方もいるかもしれません。

飛んでいないはずなのに、
反応するのは何故か？

そう、わずかですが、
花粉が飛んでいるからです。

飛散開始日とは
1平方㌢あたり、1個以上の花粉が2日連続で観測されて初めて発表されます。

すなわち、基準以下の量だったり、
二日連続でない場合は
飛散開始とならないのです。

症状が出ているとすると、花粉症の可能性が大です。

しっかりマスクで防御しましょう！