ローレン・ワイズバーガーによる同名の小説(2003年)の映画化です。よくあることですが、映画化の際にかなり変更の手が加えられています。
舞台はニューヨークそしてパリ。
名門大学を卒業し、ジャーナリストを目指してオハイオ州の田舎からニューヨークへやってきたアンドレア・サックス(アン・ハサウェイ)。
幸運にも何百万の女性の憧れであるファッション雑誌『ランウェイ』の編集部に、一時的に就職することになります。仕事は編集長のミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)のアシスタントです。ミランダはファッション業界で絶大な影響力をもつやり手ウーマンです。
しかし実際のミランダは自分の身の回りの世話を、アシスタントに押し付ける最悪の上司で、それまでにも何人ものアシスタントがついていけず辞めさせられていました。
もともとファッションに何の関心もなかったアンドレアですが、本来の目的である文芸誌での仕事への足がかかりに、ミランダの悪魔のような指示に耐えます。そのうちアンドレアはもちまえの根性で(?)で、次第にファッションとアシスタントの仕事の面白さに目覚めます。
ファッションが楽しい作品です。