シネマの森の迷走と探索

FBに投稿した映画作品紹介を整理し、再掲します。

☆は「満足度」(☆5個満点、★で補足)。

ウディ・アレン監督「ミッドナイト・イン・パリ」(アメリカ、2011年、94分)☆☆☆★

2020-10-16 11:53:21 | アメリカ・2000年~


舞台はパリ。わたしがかつて長く滞在したこの街の、エッフェル塔、ルーブル美術館、ロダン美術館など有名なところはもちろん、裏通りもくまなく写しだされ懐かしいです。

ストーリーは?

ハリウッドの映画脚本家で、小説家を目指し執筆に余念がないギル・ペンダー (オーウェン・ウィルソン) は、婚約者のイネス (レイチェル・マクアダムス) 、その両親とパリを訪れます。ふたりはイネスの友人ポール (マイケル・シーン) と出会い、ともに街を回ります。イネスはポールを気に入っています。しかしギルはインテリぶったポールを忌避しています。

そのギルがアンティークカーにのって1920年代のパリにタイムスリップ。行き着いたところはジャン・コクトー主催のパーティー会場でコール・ポーター、F・スコット・フィッツジェラルドと出会います。二次会、三次会では、ジョセフィン・ベイカー、アーネスト・ヘミングウェイ、ピ
カソ、ダリ、ルイス・ブニュエル、などと談笑します。

そうこうするうち、ギルは現実の世界には許嫁がいたにもかかわらず、そこに同席していたアドリアナ(マリオン・コティヤール)に一目惚れしてしまいます。

この顛末は???
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根岸吉太郎監督「ウホッホ探検隊」(1986年、105分)☆☆☆

2020-10-16 11:17:31 | 日本・1980年~


干刈あがたによる同名の小説の映画化です。

単身赴任の夫の家族(妻と男の子2人)が壊れていく様子を描いた作品です。テーマは深刻ですが、観ていて素直にわかります。離婚にいたる葛藤が当事者の気持ちによりそいながら、丁寧に描かれます。

榎本登起子(十朱幸代)はジャーナリスト。夫・和也(田中邦衛)との間にふたりの息子(中学生と小学生)がいます。夫は食品開発関係の研究所に努めていますが、単身赴任です。

ある日、和也が久しぶりに家に帰ってきます。家族4人でピクニックに出かけます。翌日、子どもが学校に行ったあと、和也は登起子に深刻な話をします。それは和也が研究所の女性とつきあっている、ついてはあって欲しいと、言います。

週末、登起子は子どもたちを母親(加藤治子)にあずけて、和也のもとに行き、その女性・三際良子(藤真利子)と同席して話し合います。3人はそれぞれ、自分の主張を繰り返します。

子どもたちは親の様子を次第に了解し、けなげに受け入れていきます。

ラストシーンが不思議です。こんなことあるの?・・・、という感じです。
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