人生は 五 七 五

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(by mother teresa)

易しいものを続けるのが、実力UPのコツだ 

2009-09-11 09:46:17 | 随筆、Essay
表現力が大切なのは、世の中の常というか今のようなメディア時代には重要なんだな。おれが此処で書いているようなことが本になっている。

「しがみつかない生き方」だ。

内容は自分が思っていることと一緒で、此処のBlogに書いてある様なことだ。しかし、なぜこのblogは閑古鳥で、本は売れているのか。偏に表現力だ。同じネタを持っていても、表現力次第で読まれたり読まれなかったりする。

逆に人のネタでも表現力が高ければ、読まれるんだな。でこの表現力は才能だ。才能だから1の人が1.2ぐらいにはなるかもしれないけど、3とか4にはならないんだな。

さて、上記の本では論述風に述べているが、論述風に書かれてもあんまりしっくりと伝わってこないんだな。謎が残る場合が多い。だからやはり聖書が使っている手法。物語で表現するのが良い。物語ってのは言いたいことを表現するのには中々良い方法みたいだ。

ってなことで勉君登場

勉は悩んでいた。難しい参考書ならいくらでもやる気が出るのだが、易しい参考書というのは何かする気がしない。今、できること、簡単なことはやればできるのだが、やればできると言うことにどうも魅力はないし、やりたいとも思わないのだ。しかもそれをやってどのぐらい実力が付くのかと考えると余計やる気がしなかった。

その逆に、難しいものはやる気満々だった。気力と体力のまだある若い勉には、全く解けない参考書でも、解けるようになった暁には、T大に行けると思うと俄然やる気が出てきた。しかも、勉強のできるできないは、やる気と努力だと思っているので、このやる気はとても力強い味方だった。

解けるようになったらと言う夢は実現できず、体験記を読んでは、新たな参考書の情報を得て、とっかえひっかえ色々な難解な参考書に挑戦していた。

難解な参考書の壁は厚く高かった。しかし、現状の低いために受けた屈辱からの解放とT大を諦めきれない気持ちが難解な参考書も諦められなかった。いつかはできるようになるだろうと、挑戦していた。

彼は、分かっていなかった。難解な参考書などやることすら苦しいのに、更にマスターするなど夢の夢であると。彼の最大の欠点は、簡単なものに魅力がないということだった。最も簡単で速い実力の付け方は、簡単なものを沢山することだった。簡単なものをしている内に、次の簡単なものが出て来る。

そうやって簡単なことをしている内に、難しいものもできるようになる。最も時間がどれぐらいかかるのかは、その人により、難しいものをいきなりしても、簡単ものをこなせなかったら解けないのだ。しかし、彼がこれに気づくのは、20年以上経ってからだった。

ってな感じだ


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