Islander's diary ~離島ライフ~

隠岐諸島最南端に位置する知夫里島の自然と、日々の何気ない出来事を書き留める。時間が止まってるような、止まってないような…

ルーツ

2009-09-30 16:53:43 | LIFE
ご覧のとおり、出雲市多伎町で、12万年前の地層から
尖頭(ものを突き刺す道具)など前期旧石器時代の石器19点が発見されました。

これまで国内で発見された石器の中では
岩手県で発掘された8~9万年前のものが最古だったそうです。
一気に4万年もさかのぼったんですねぇ。すごい
まだ見つかったばかりで、これから詳しく研究されるのでしょうが。


私、歴史には強くないんですけれども、自分のルーツには興味があります。
といっても江戸時代の自分のご先祖様はどんな人だったか、という類のものではなく、
縄文人よりなのか弥生人よりなのか、ぐらい昔のことを知りたいんです。

つまりは日本人という民族はどんな道のりを経て構成されたかってことなんですが、
現代でもこれといった答えは出てないみたいですね。

本もちょっと読んだりしましたし、
暇が出来た時に検索したりするんですけどね。
例えば日本人は中国人や韓国人ととても似ているようだけど
遺伝子レベルではかなり違いがあるとか。
あとは、沖縄の人や北海道のアイヌの人、隠岐を含む離島の人など
列島の端に住む人達は身体的な特徴が似ているとか…
そういうの読むと、人類の壮大な旅だあ~ってロマンを感じるんです。

でもしばらく自分なりに想像を巡らしていると、
もう1人の自分が「そんなことより目の前の現実を見なさいよ」って囁くんですよね

でも、知りたいなあ。
いつか誰か、確定は出来ないけど十中八九こうでしょうって言う答えを出して欲しいなあ

アンチョビ作り 途中経過

2009-09-27 13:16:44 | 島のグルメ
先月11日に仕込みましたアンチョビのその後であります
その時のログはこちら↓
http://blog.goo.ne.jp/islandersdiary/d/20090811




塩漬けにして1ヵ月半、冷蔵庫で熟成させました。
腐っていないか心配でしたが、におっても悪い感じは全く無く、
むしろ香ばしい良いにおいがしました。



タッパーから上澄み液を取り出しました。
これがナンプラーです。
さらに半月くらい熟成させると完成だそうですが、
東南アジア系料理はあまり作ったことが無いので、う~ん…どうしよう…
このまま保存して傷まなければ何かに使ってみようかなっと。

その後イワシを取り出して塩水で洗って、瓶詰めにしたのが一番上の画像です。
左側の瓶にはエキストラバージンオリーブオイルとサラダ油の混合液、
右側の小さい瓶はオリーブオイルのみで漬けてました。

このまま常温で半月以上熟成させて完成(するはず)ですが、
その後冷蔵保存する時に、オリーブオイルのみだと白く固まってしまうので、
サラダ油も加えた方がいいということなので。

パスタやピザにふんだんに使いたいので、絶対成功して欲しい
雑菌さえ繁殖しなければ大丈夫なはず。

結果もまたご報告いたします

真鯛の塩釜焼き!

2009-09-25 08:17:44 | 島のグルメ
シルバーウィークの最終日は旅の疲れを癒すべくのんびりしてましたが、
天気もよく風もなく、海も凪いでいたので午後から船釣りに



↑またまた手頃な大きさの真鯛ヒット~
いや、釣ったの私じゃないですけども



どう手頃かというと、またまた塩釜焼きでして。
塩500g、白身1個分でOKでした。
あと、前回は焼いた後、塩がお皿にガッチリくっついてしまって洗うのが大変だったので、
今回は下にクッキングシートを敷いて焼きました。
塩の蓋についてる黒い点々はブラックペッパーです。

初めての塩釜焼きは「れんこ鯛」、
今回は「真鯛」だったわけですが…
(写真じゃ分かりにくいですが、れんこはオレンジ色、真鯛は青っぽいピンク色をしています)

好みだけど、真鯛の方が若干より美味しかったような~
れんこはもっと庶民的な味だったかな?と。

夫婦2人であっという間に平らげてしまいました。
蒸していますから、普通の焼き魚よりくどくないんですね、つまり
満腹感を感じない…?
良いのか、良くないのか…

帰って来ました

2009-09-24 08:06:26 | その他
2泊3日の小旅行から帰って来ました。

いつものとおり、松江市に滞在したわけですが、
今回はちょっと遠出して、出雲市にある『古代出雲歴史博物館』も行って来ました。
出雲大社のすぐそばにあるんですよね~

島根県の古墳から出土したおびただしい数の土器や銅剣、銅鐸などを観賞しました。
島根県は現在も職人さんの多い土地なんですよね。

記念に勾玉のストラップ買ってその後は松江市で買い物しました。

スニーカーを探しに行ったら、↑の長靴を見つけてしまって…
…ダイヤモンド○ユカイみたいだな。
長靴って地味~なのか、花柄のメルヘンチックな模様しかないじゃないですか。
前からこういうの欲しかったんですよね。豹柄の。
アニマルプリントの服は着ないけど、長靴くらいいいかなと。

でも持って帰るのに荷物になるからって、結局買いませんでした。

あとは冬用のパジャマや下着(はやい話がババシャツ)、毛糸の帽子を買って終了。
アウターは買わなかったなぁ。マッサージも混んでて予約とれなかったし。
花の苗も、連休で問屋さんがお休みなのでしょうか、花屋さんは開いてるけど品薄で、2種類しか買いませんでした。
6種類くらい欲しかったけど。

ああ、そうだ。
私はマスクして行ったんですけれど、松江市でも出雲市でもしてる人はほとんど見かけなくて、
3日間で4人しか出会いませんでした。
乳母車の赤ちゃんも杖をついたお年寄りも、車椅子で移動されてる方もみなさんノーガード。

あんまり怖がられてないんだなあ、新型インフル。

Beijyに遭遇

2009-09-21 17:58:20 | 音楽
連休を利用し、松江市に来ています。(外出先がワンパターンですね…)

午前中は出雲古代民俗博物館へ、
お昼に松江に帰って来てご飯を食べ、
夫はどこかへパチンコに、私はサティで買い物と単独行動を取ることになりましたが…

なんと偶然にもBeijyのインストアライブに遭遇しました。
3ヶ月ぶりの再会。

30分で5曲を熱唱、ライブ終了後はCDを購入したり一緒に写真撮ったりするお客さんが並んでいました。

そして後ろを振り返れば、隠岐楽さんが…
またまた偶然。

Beijy、松江にいるのか知夫里にいるのかわかんなくなっちゃったんじゃないでしょうか~

久し振りに生歌声が聞けて嬉しかったです!

おもちゃ

2009-09-18 08:16:15 | 島の動物
メリーがどこかから見つけてきた亀の子だわしを
ガジガジ噛んで遊んでて、それをとても気に入ってるようなので、
ペットグッズのお店で似たようなおもちゃを買って与えてみました。

歯磨き効果もあるんじゃないかと期待してましたが、
噛むのはブラシの部分ではなく、
もっぱら両側の骨の形をしたプラスチック部分。
ブラシの毛は毟って遊んでいました



破壊されるのも時間の問題のようです…
買って何週間も経ってないんですけども…

交互に古い亀の子だわしも使っています。
おかげで歯の汚れは綺麗に取れてるみたいです。

わざわざ犬用のおもちゃ買わなくても、
次は新しい亀の子だわしでいいかな。

秋晴れの海

2009-09-14 07:52:21 | 海のフォトグラフ
昨日はとっても良い天気、でしたが
風も少しあって釣りにいくタイミングがなかなかやって来ない…

それでも午後からかなり波のざわめきもおさまって来たので
船でいつものポイントに出かけました。



↑写っているのは西ノ島です。
このあたりから知夫へ電気を送る電線が3本出てます。



約2時間でヒラマサを2匹釣りました。もちろん夫が。
私は網を出して、ちょっとだけお手伝いしたような気分を味わいました。

ぼーっとしてたつもりが、常にこ細かい波に揺られていたせいか
帰ったらぐったり…

それでも持って帰った魚を義母に義母にさばいてもらって
(大きな魚は自分ではちょっと無理
お刺身とあら煮にして堪能したら、行ってよかったなぁとしみじみ。


いつもガーデニングや散歩で見たり触れたりと、植物と関わってばかりですが、
たまには大海原へ出かけて季節の変わり目を感じるのも良いなと。

鯛の塩釜焼き!

2009-09-10 07:36:57 | 島のグルメ
ずーっと前から作ってみたくてしょうがなかった、もう憧れとまで言ってもいい、
“白身魚の塩釜焼き”、昨夜とうとうrealized
手ごろなサイズのれんこ鯛を主人の友人にいただき、これはやるしかないと。



↑体長30㎝強の鯛。ウロコやはらわたを取って、中にハーブを詰めます。
ローズマリー、バジル、タイム。




↑1㎏の塩と卵の白身1個分を混ぜ合わせ、鯛を包みます。
いい感じです。雪化粧ですね。




↑230℃のオーブンで25分焼いた状態。完成です。


で、肝心の味でございますが、ほんのり塩味の蒸し魚以外のなにものでもないわけですが、
旨味がぎゅーっと閉じ込められているのでなんの調味がなくても美味
一応レシピではオリーブオイルを添えて、と書いてありましたが、なくてもOK。
カロリー気になりますからね~

主人はどうせならもっと洋風にして欲しいから、なにかソースを考えてくれと言ってましたが。


次はスズキで作ってみたいので、誰か釣って来て下さいまぜんか?
よろしくお願いします

トウテイラン

2009-09-08 10:22:40 | ガーデニング
しばらく休んでおりましたが、今日からまた更新を再開したいと思います。

もう一ヶ月以上前のことですが、トウテイランを見たいと言う
広島のあるハイキングのグループ総勢20名の方が知夫里に来られました。

ちょうどそのころ新聞にこの花の記事が載っていたので、切り抜いて取っておいたんですけど、
読んでみると自分が思ってたより珍しい植物みたいで、わざわざ観に来られるのも分かる気がするなあと納得。

『日本固有の種。ゴマノハグサ科。オオイヌノフグリに近い仲間。
ランと名が付いているが、いわゆる蘭ではなく、
中国の洞庭湖の水のように青い花が咲くので“洞庭藍(らん)”と名付けられた。』

日本固有の種なのに、中国の湖の名前が付いたのですね。ロマンですねぇ。

鉢植えでも花壇でも、移植すればどこでも根付くので丈夫な花だと思っていたんですけれど、
自然なままの海岸が少なくなっていて、生息地が狭められており、
島根県では隠岐地方だけ、全国でも京都府や鳥取県湯梨浜町の海岸しか自生していないそうです。
山陰両県では絶滅危惧種、危惧Ⅱ種に指定しているとか。


派手さはないんですけれど、高山植物っぽい、
どことなく不思議な雰囲気の色と形の花です。