Islander's diary ~離島ライフ~

隠岐諸島最南端に位置する知夫里島の自然と、日々の何気ない出来事を書き留める。時間が止まってるような、止まってないような…

夏の悩み

2015-07-29 21:07:24 | うちのごはん


夏の悩み、それは…
貰い物の胡瓜とプチトマト…

根菜とは違うから、常温でも冷蔵庫でも、そう長くは保存出来なく、
でも毎日毎日食べ続けても追いつかないくらいの収穫があり。

いや、私が育ててるわけじゃあないんですけど

父だったり、親戚だったり、バイト先でも頂いたり、
ラッキーって持って帰ってはいるけど、
食べ方変えなきゃなかなか消費出来ない!



って事で、今回は、父から貰った1kg余りのプチトマトで、トマトソースを作ったのでした。

庭のバジル、タイム、セージ、買ったローリエと、水少々で煮ます。



実はレシピには、ザルで濾して皮を除くようにと書いてあったんですが、
そうしてみると量がかなーり減ってしまうので、
フープロにかけて全部使うことにしました



最近、旦那毎晩イカ釣り行ってる。
これはもう、パスタにするしかないじゃん



で、出来上がり。
皮はフープロで粉砕できるものの、種は無理でした。
だからトマトソースのみを味見した時は、粒のブツブツした食感がすごく気になりました

だけど、パスタと他の具材と一緒なら気にならなくなるんじゃないかとそのまま作ってたら、
やっぱりその通り

プチトマトの酸味と甘味、イカの旨味が食感を消してしまいました。



使い切れなかったソース、翌日はポークチャップにしました。

もうねー…ペロッと食べてしまいました。
もともと酸っぱいもの好きなので、このソースはドンピシャです。

プチトマト侮れない

交流英会話!

2015-07-27 20:57:38 | その他


先週、お隣中ノ島の海士町のイタリアンレストランにて、
我々知夫の英会話教室と、海士の英会話教室の交流会がありました!

外国人の先生お三方含め、総勢12名の参加。
…私が最年長でした…



レストランに入る前、このプリントをくれました。
入店したら英語で席を聞き、料理や飲み物をオーダーして下さいとのこと。

なかなか本格的です!



こちらが当日のコースの紹介。









オーナーもシェフも女性なんです。
女性らしい、柔らかく優しいお味で美味しかったです
魚はもちろんですが、野菜も地場産。

自己紹介を兼ねたゲームもし、最終の内航船の時間まで
ワイワイと賑やかに和やかに会話を楽しみました!

今回は海士と知夫だけだったけど、西ノ島も含め島前3島でこういう機会を持ちたいね、
という話も出ました。

出来そうでなかなか出来なさそうではありますが、
気負わずいつかそういうことになればなぁと思いました。

少しでも英語を話す意思のある人と知り合えば、
お隠岐に滞在しているALTさんや国際交流員さんも、
島の人と付き合う機会が増えて、暮らしやすくなるんじゃないかなと。



イージーリスニング

2015-07-25 20:44:11 | 海のフォトグラフ


昨日午後2時半から泳ぎに行ったんですけど、
想像してたより水が冷たくて、
15分ほどで、海から上がりました。

今年はいつもより、海藻が多い感じがします。
もずくがよく採れているのも、さもありなん?

日の当たる砂浜で身体を温めながら、
しばらくぼーっとしてました。
波のの打ち寄せる音を聴きながら。

録音したいぐらい。
あのリズムが心地いいんでしょうね
そういうCDも持ってますけどね。

こんばんは

2015-07-23 21:03:47 | 海のフォトグラフ


3週間くらい前の写真です。
薄毛地区の渡津海水浴場の砂浜で、
見つけたアサリ。

大きくない?!

海沿いの砂を掘ったら、こういうのが複数いるのかな



これは、バイト先でお裾分けしてもらったきゅうり。
上のきゅうり、白いでしょ~

食べてみてって言われてご相伴にあずかったわけですけど

色の通り、青臭さのないきゅうりでした

明けた

2015-07-21 14:41:00 | その他


エアコン壊れて扇風機で凌いでいます。

知夫最高30℃ぐらいで、関西等に比べれば
かなりましなんでしようが、
やはり暑いです。

特に、人間より暑さに弱いメリーが心配
扇風機はメリー優先です。



体力付けさせようと、アカミズの皮を茹でであげました。
良いもの食べて夏を乗り切って欲しい。



明けた?

2015-07-20 09:31:56 | その他


昨日までとは打って変わっての日差しの強さ
梅雨明けしたかな?

天気が悪いと体内のヒスタミンが増えて具合悪くなるそうです。
今年の自分に完璧当てはまってる。
足もものすごい浮腫むし、
今シーズンの梅雨ほど、体がだるいと感じたことは無かった。

いつもなら仕事ない日は朝ウォーキングしてたのに、それに出掛けるのも辛くて
全然してなかった…

でも今朝は頑張って40分ほど歩いてきました!
梅雨終わって(たぶん)ヒスタミンが減って多少は動けるようになったからかも?

でも、半年くらい前に買ったスニーカー、初めて履いてみたけど…
モケモケが付いてて明らかに冬仕様

うー…
まあいいか、誰も気づかないだろう。


アヒージョ

2015-07-17 09:50:37 | うちのごはん


アヒージョというもの初めて作りました。
イタリアンレストランはもちろん、魚介の豊富な居酒屋さんなら、結構メニューにありますね。

まずは、サザエで。
オリーブオイルにニンニクスライス2かけ入れて温めて、
完全に茹でたサザエと刻みバジルを投入しさらに煮て、
塩胡椒と風味付けバターを小さじ一杯くらい。

まあまあだけど、お店で食べたのよりパンチがない…
ニンニクもっと効いてていいよなあと思い、



翌日は、夫が釣って来た剣先イカで再挑戦。

オリーブオイルにニンニク入れて、結構長い時間弱火でじっくり温めて、
香りを移す!

イカは完全に煮ると味が薄くなりそうだったから
熱湯かけるくらいで下ごしらえ終了。
その後ニンニクエキスたっぷりのオリーブオイルに投入し、強めの火で煮ました。

塩胡椒とバジル、バターはもちろん、ドライパセリとドライフェンネルも追加。
(パセリは種撒いて見たけど育たなかった)

イカの腹わたも使ったので、コクがあって、前日のサザエバージョンよりかなりいい感じで
美味しく出来ました

他の食材でも色々と試してみたいですね。

どっさり祭で屋台だしてみる?か?


蛇神様

2015-07-14 12:49:19 | 知夫里島ジオ


神島神話講座は半日で終わったけど…私の好奇心はまだまだ消えてないのであります。
知夫の一宮神社の神、天佐志比古命=大巳貴命(おおなむちのみこと)=大国主命(おおくにぬしのみこと)ということなら、
出雲大社の神様と同じ神様が鎮座されているということです。
(大国主命を祭神とする神社は全国に複数あるそうです)

↑の写真、一宮神社の屋根の亀甲紋、これが出雲大社系の証であるとか。

亀甲というからには、おめでたい亀様の甲羅かと思うのですが、
なんとウミヘビの模様という説もあるのです。



セグロウミヘビ(画像はウィキペディアより)。これのしっぽに、確かに亀甲っぽい模様ありますね。
このウミヘビ、コブラ科で有毒なんですが、神有月のころに、出雲地方の沖合に回遊してくるんだそうです。
昔は浜に打ち上げられることもあったとか。
大国主命の使者であり、八百万の神様が出雲に来られるときに先導をしてくれる神と信じられていたそうです。
このヘビを奉納する神迎祭もあるそうです。

ヤマタノオロチも、蛇ですしねえ…
出雲=蛇様信仰の土地なのですね…
今さら気づいた私。

そして、蛇といえば。知夫人の私がすぐ連想したのが、
毎年11月28日に行われるジャー巻です。




藁で作った蛇を、各地区7か所でそれぞれ一体作り、ごらんのとおり御神木に巻きつけます。
これも出雲大社の関係なのかな???と一瞬かんがえたのですが、
これは荒神信仰というまた別の神様の祭事とのこと。

探しても探しても、大国主命と荒神さんとの関わりは見つけられません。

でも~、別の信仰としても、そんなに蛇ってありがたい動物なのかな~…
牛や馬みたいに働いてくれるわけでもないし、犬だって番犬するし、猫だってネズミ捕るし、
人に慣れて愛嬌振りまいてくれるわけでもないし。
蛇ってそんなに人間の生活に役に立ってくれてると思わないけど???



一応頭のアップ。

色々ネット検索してみたけど、蛇って水の神様なんですって。
水の存在=命の源 だけども、私個人的には蛇に水のイメージありません~

それとも、怖い不気味な動物を悪さしないようになだめてるみたいな意味で崇め奉ってるのかな…
蛇神信仰って、どこか外国から伝わってきたようなセンスな気がしますよ。


それから、そうそう、荒神さんって西日本が主に普及してるそうで、
特に中国地方で。
山陰地方では知夫と同じく、藁の蛇を作って巻きつける風習があちこちに残ってるそうです。

書きつかれてきたのでこの辺で。

つづきがあるかも?


真夏日

2015-07-13 11:57:53 | その他


梅雨明けはしてませんが、今日は30℃越えました。
夏の雰囲気ありますね、玄関出たら、泳ぎたいなあって気持ちになったもん。



昨夜も寝苦しくて、あまり眠れてません。
そのせいで頭痛してるし、もしかしたら風邪でもひいたのかと思ったけど、

気温31℃で、体感34℃(iPhoneのデータより)なら、熱っぽく感じてもしょうがないです。



でも~
エアコン壊れてしまった!
新しいの買って設置するまでこの不快で不健康な状態が続くのかと思うと憂鬱

とりあえず扇風機でしのぐべし

神話のハジマリ

2015-07-09 11:12:04 | 知夫里島ジオ


前回、壊したiPhoneにたいした写真入ってなかったなんていいましたが、
やっぱり入ってました。
6月27日土曜日に開催された、『神話のハジマリ』という、神島にまつわる神話と歴史についての勉強会の写真が…

今現在、手に入るこれらの写真で公開することにします。



知夫で一番大きな神社、天佐志比古命神社(一宮神社)の神様は、西暦585年頃、
6世紀後半に知夫里島の南に位置する神島に降臨されたという言い伝えがあります。

知夫の南側からは大体この神島がよく見えます。
ここは赤壁の手前の道ですが、ここからも見えますね。



気づかないくらいひっそりと『猫が岩屋古墳』はあります。
崩れてしまって、素人には古墳とわかるかわからないかのような姿ですが…

この古墳の南側の、海に近い地域には昔水田がありました。
おそらくそれなりに大きな集落があって、その土地の首長のような方がここに埋葬されたということです。
神島が見える、神の御加護を受けられるようにと、この場所に置かれたのではないかとみられます。




仁夫里地区へ向かう途中の道です。



仁夫の小高い丘にある『石の唐櫃(からと)古墳』。
藪をはらえば、ここも神島が見える場所です。

去年も訪れましたが、その時小学生の発見した土器の破片から、
この古墳が6世紀後半のものだと判断されました。
同じスタイルの猫が岩屋古墳もたぶん同じ時代でしょう。



天佐志比古命が神島に降臨されたのが6世紀後半、
そして知夫に現存しているこの二つの古墳も6世紀後半の遺物。

黒曜石の本土への輸出の形跡や、縄文土器の発見などから、
隠岐には旧石器時代から人類が存在していたと推定されていますが、

人の生活、営みの跡が6世紀後半からは明確な姿として残されているということです。
神様の降臨は、神話ではありますが、
そのころの(知夫の)人々の信仰のあり方というか、意識が容易に想像されます。





こちらは同じ仁夫の海沿いにあった高津久横穴墓群から出土した、太刀と土器。
ハゾウとは、この開いている穴に竹等の管を差し込んで液体を注ぐのに使ったらしいです。

もちろんこの横穴墓からも神島がよく見えます。


585年から587年頃に神島に降臨という言い伝えがあるからには、
その頃になにか特別な出来事があったのかな?などとあれこれと想像してしまいます。
本当に神がかり的に英知に長けた人物がやってきたのかもしれない、
天変地異みたいな自然現象があったのかもしれない、
それから大漁とか豊作とかいいことがたくさんあったのかもしれない、などなど。

それから、今月に入って知ったことなのですが、
天佐志比古命の別名は、大巳貴命(おおなむちのみこと)というのですが、
この大巳貴命、またの名は大国主命(おおくにぬしのみこと)であり、
つまり出雲の国の主神であります。
(大国主命は名前が50以上あるそうです。)

その時、いったい何が起こったのか、誰が何をしたのか答えの出しようがありません。
できることならタイムスリップして大国主命が知夫に奉られた瞬間を見てみたいものです。