三条通の商店街に行って、
「菊一文字」で買い物。
なかなかに歴史を感じさせられるお店の佇まい。
菊一文字の名前の由来は、刀匠の元祖ともいわれる則宗が、後鳥羽上皇の御番鍛治をつとめていた頃、その作刀の腕が認められ菊の御紋を頂戴することになり、紋の下に横一文字を足して彫った事による、とのこと。
明治以降は、その技術を生かして、料理用や園芸用等の刃物を作るようになったそう。
後鳥羽上皇といったら、鎌倉時代に承久の乱を起こした人物。そりゃ、歴史あるなぁ。
店内は刃物がいっぱい。
お目当ての爪切りを購入。
爪切りだけでも何種類かあって、お店の方がそれぞれについて丁寧に説明をしてくださりました。
これ、めっちゃ使いやすいわ。
刃が柔らかく爪に入り込んでいって、最後パチッと切れ味のいい感触が。
なのに切った爪が変なところに飛んでいかないという優れもの。
この切り心地、気持ちいい。