鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

塒入り今シーズン最後の挑戦

2012-03-13 21:08:00 | 鳥撮る
   
私の2012年3月11日は身も心も寒さで震えあがり日が暮れた。

週末も午後スタート。まず秋穂図書館、塒場所の塩田跡地の歴史の資料を調べる。そして1990年自費出版した「枯野の猛禽 阿知須干拓」私の原点の写真集2冊を寄贈。
夕方タカは帰ってくるがポジションが悪くシャッターは切れなかった。

翌11日予定どうり6時には現場、ハイイロチュウヒは低空でストレートで東の方へ、チュウヒも浮き上がるがすぐ東へ出ていく。日中は強風になり雨も降ってきてタカの動きなし。
今シーズン最後と思いきらら自然観察公園にも顔を出し、第四弾「Crested Honey-Buzzard」写真集一冊を寄贈二冊買ってもらった。smile

クライマックスは寒さで震えあがった。夕方曇っていた空が晴れたが強風の中17時から車外でスタンバイ。塒入りを待っているが手袋なしの右手は冷え切りポケットのホカホカカイロを握るが指の冷たさで暖かさを感じられない。春が来たと薄着をしていたためもあるが、冷たい風が吹き荒れ震える身体、震える指でシャッターを切った。
チュウヒ5、ハイイロチュウヒ♂1♀2の塒入りを見届けて、ヒーターをバンバンきかせて帰路についたがなかなか足の先が温まらなかった。

塒場所に7個体のチュウヒが姿を見せ記録した。その中の一個体、カラフルなチュウヒをスライドショーにした。



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イカル

2012-03-07 20:30:00 | 鳥撮る
   
2月はヒバリの頼りない囀り、3月に入ってウグイスが6回鳴いて時報を知らす我が家の柱時計。春告げ鳥より春だー春だーと口笛のようなキーコキーコキーのイカルの大きな囀りの方が明るい春を感じるのになぁー。clock

冬のタカをテーマにしているとイカルがいる環境には顔を出すことはないが、一年前東のマイフィールド内の公園でイカルの群れが越冬した。私のテリトリー内のお客さん無視するわけにはいかずお付き合いした。その時のシーンをスライドショウにまとめた。

普通に見られ全長23センチのイカル。和名は「鵤」角のような硬い嘴を持つ鳥とあり、大きな嘴の中で種など転がしながら殻を割っているので別名「豆まわし」とも言う。
英名は「Masked Grosbeak」仮面をつけた大きな嘴を持つ小鳥となっている。日本のお面に比べ西洋の仮面は無表情、洋画の中で見た仮面を思い出すとまさにイカルの顔はマスクトゥ。
これら二つの特徴を意識しながら楽しんでください。




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オオボケコボケ

2012-03-05 20:16:00 | 鳥撮る
   
3月4日6時にはまだ暗い小雨の中塒場所で待機。6時34分過ぎ次また次と飛び出る。
今日は時間が経つにつれて雨の量が多くなってきて日中タカたちの動きぜんぜん無し。塒立ちの後の小一時間で今日の仕事は終わり。その仕事中人がやらない大技二連発をやってしまった。hi

その一つ6時には撮影準備、明るくなるまで時間に余裕があるのにボケーと塒内を見ていた。8時10分過ぎイメージどうりのシーン、距離といい言うことなしでシャッターを切る。飛び上がった後画像確認、雨の朝の重い鉛色の空以上に画像真っ黒。カメラセットの大きな誤りを見た一瞬。頭の中は真っ白ではなく真っ黒だぁーー
取り直しはノーですぐ削除と思ったが、帰ってゆっくり反省材料にしようとすぐ飛び立った個体を追った。

ドジのもう一つ、雨が降っているのにレンズに傘を差さなかったことだ。私が使っているメーカーのレンズボディは防滴、防塵構造、少々の雨の中でレンズが濡れなければ大丈夫と思っていてフード無しで長年使用している。はじめは数枚切っていたが違和感を感じレンズをみるとスリガラスのフイルターを付けた状態。こりゃ写真にならんとちと余裕があったのでレンズをきれいにし傘をさしてやったらファインダー内で虹彩の黄色が見えてきた。

オオボケコボケの状態で帰り、パソコン前に座っても外も私の心も雨は激しく降り続く。



まずは真っ黒い画像、画像情報は内緒。
アドビーの自動カラー補正で玉手箱






レンズが濡れる前の画像。



レンズが雨にかかりガスがかかったような画像。
アドビーで処理したらこれまた玉手箱





気が付きレンズ清掃、基本どうりフードを付けての撮影画像。



チョウゲンボウ 雌

2012-03-01 20:14:00 | 鳥撮る
   
東の冬のマイフィールド笠岡湾干拓でチョウゲンボウの越冬地での生態形態を12シーズン追った。その時の食はバッタ類、野ネズミ、小鳥類を捕食、そして貯食シーンも一個体を一日中マークし記録した。だがイモ虫の捕食は初めてのシーンである。

牛の排せつ物を田んぼに積み上げている上に、夕方ちかく何時も現れイモ虫を捕食している。26日も見てしまった。イモ虫がいる気配を感じたところへ素早く歩いて行き簡単に嘴にくわえる時もあるが、趾で堆肥を掘り起こしもしていた。
昔みたニワトリの行動と重なり、お前は小さくても猛禽であるのに、ニワトリやカラスのまねをするただ鳥だったのかーー。
バッタ、ネズミ、小鳥の捕える行動はカッコよかったのにー、イモ虫は見とうなかったのにと、嘆き節。hekomi    




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