鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

変なチュウヒ

2022-11-10 15:58:17 | 鳥撮る

変なチュウヒが来ている、確認するようベテランバーダーお師匠さんの命令で?、即出かけました。尾羽全体が灰色一色で、地元バーダーたちは大陸型チュウヒで、このタイプはここでは初めて現れたと言っていた。

11月1日 曇り空が続く中、尾羽全体が灰色の変なチュウヒの形態が観察できた。4~5日滞在していただけで、今では一度も姿を見る事が無いと地元バーダー。一日だけであったが、私にとってはラッキーな出会いだったカモ。

尾羽全体が灰色一色の個体は、冬のマイフィールドで今まで二個体の出会いがあり、この度の個体と比較してみると、形態は類似していた。1995年初めて大陸型、国内型と言われるようになり、今では図鑑でもこれが適用されている。近年北海道では、大陸型チュウヒ、ズグロチュウヒの繫殖行動が観察されていて、大陸型、国内型の判断は難しさがあるようになってきた。

40シーズン中国地方で、越冬チュウヒをテーマにしてきた私の場合、ヨーロッパチュウヒと比較する為、「東側諸国のチュウヒ」として個体、形態を説明するだけにとどめている。この度の個体は大陸からやって来たのであろうが、はっきりした説明は難しさがある。