あけましておめでとうございます 皆さんの幸多き一年でありますよう
我が家の正月は冬のフィールドにたっぷりつかって帰ってきました。お天気に恵まれましたが初めからチュウヒに振り回されっぱなし。後半やっとチャンスに恵まれ正月休みは終わった。
マイフィールドに体上面全体が黒渇色の雄成鳥が現れた。尾羽全体は灰色で、中央尾羽が換羽中で二分の一の長さ。この黒っぽい個体は私のフイールドノートにはなく初であり、お年玉のプレゼントカモ。
塒場所に雲一つない空の中、夕日が沈み西の山の辺りだけが、茜色に染まる時間帯。チュウヒが7つとハイイロチュウヒ雌１の影絵芝居。ハイイロチュウヒ雌一個体は、正月に初めて塒場所に姿を見せた。
年賀状には自費出版「枯野の猛禽 ハイイロチュウヒ」写真集もよろしくと書き添えた。30シーズン追い続けてきたハイイロチュウヒであるが、日本での越冬の生態形態の参考になる文献がなく現場で観察できた事例を基本に原稿をまとめた。私流に「生態写真論文」であり日本で初めてのハイイロチュウヒの一冊となっています。ハイイロチュウヒの美しく舞い、空を翔る姿に興味をお持ちの方、是非見てやってください。
デジブック
2019年初めてのデジブックは私がテーマにしている枯野の猛禽、初の個体チュウヒに登場してもらいました。
頭部から胸にかけてやや黒っぽい幼鳥個体。この個体もここでは初。
朝8時、塒場所から約8キロ東の農耕地で出会った幼鳥。
塒場所から一山超えた農耕地、16時過ぎこの個体を含めて2羽、休んでいた。
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