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鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

「ミツバチスタジオからみえてきたもの」写真集を自費出版しました。

2023-09-18 09:10:03 | 鳥撮る

昨年に続きハチクマの写真集を自費出版しました。

昨年は、半端ではない数のハチクマ秋の渡りの空中ショーが見られる九州最西端五島列島福江島を、舞台を中心にした写真集「彼岸鷹(ハチクマ)東シナ海の風にのって」を自費出版した。日本野鳥の会広島県支部の会報「森の新聞」2022  11~12№243に紹介したが、支部会員はハチクマにあまり関心がないのか、遠い長崎県だからなのか、あまり反応なし。この度の写真集は広島県内での観察記録。

20㍍前後の距離、ブラインドに入れば1日8時間、ここでハチクマたちの生態形態を13シーズン観察、新しくみえてきたもの。特に、他のタカにはみられない複数羽の行動の社会性を垣間見、まともたもの。

今年の夏は、過去126年で最も暑い夏とか。「熱中症警戒アラード」連続、大暑大暑の中、クーラーなしで扇風機2台を全開にしこの度の写真集制作にパソコン前。途中頭の中が熱中症なり、シャーワーで頭から水浴び体を何度も冷やしパソコンの前。ワードで構成、レイアウト、写真印刷、等々奮闘し出来上がった一冊を印刷製本で完成、発売日は10月吉日とした。

9/22~10/02 10日間、私にとって恒例の連続34回目の五島列島福江島。帰広してから皆さんに第八弾「ミツバチスタジオからみえてきたもの」写真集を紹介したいと思っています。画像はその中の一部です。

大きさA4サイズ  P60  定価4000円  ご注文はFAX 082-220-1065

 

 

 

 

 


ハチクマ

2023-08-23 09:57:20 | 鳥撮る

2023年のミツバチスタジオはアッと言う間に終わったが、毎シーズンイメージしていた日光浴シーンにやっと出会った。スタジオには抱卵期だけ現れ、個々の食欲を満たすだけのハチクマの雄と雌。日光浴目的だけに現れる個体もいる。毎シーズンではないが以前から、このミツバチスタジオで日光浴は行われている。

週末日曜日だけ観察の私は、今シーズン6月20日初めて念願の日光浴シーンに出会った。それもこの日だけで同時刻に雌2個体、1時間おいてまた同時刻に雌3個体が日光浴。それぞれ巣が離れているが気象温度等を把握し、同時刻にスタジオに複数で現れて日光浴。捨て巣を求めてやって来る時も複数の事も多い。

あまり鳴かないとされているハチクマ、スタジオでは姿は見えないが相手を呼んでいるかのような声や、鳴きかわしているような声も何度も聞こえてくる。スタジオ内で姿を見せ枝に止まり嘴を大きく開け、高い声で12分間も鳴き続けていた雌も観察された。鳴き方は目的や意味があるのであろうが、明解な答えは難しさがある。

他のタカ類にはみられない、ハチクマの複数行動の社会性をこのスタジオで見せてくれたが、なぜなぜが多い不思議なタカである。

 

 

 


マダラチュウヒ

2023-08-08 09:43:31 | 鳥撮る

残暑お見舞い申し上げます。

暦の上ではもう立秋。台風発生で大暑、大暑は続く。フリーになって2年目の夏であるが、昨年の夏は何をしていたのか思い出せない。この猛暑でボケが始まったのかなー。

二階の窓を開けぱなし、玄関も三階に上がるドアーも開け、扇風機も全開。セミの大合唱も全開の中、毎日パソコンの前。

やっとパソコンでの仕事が一区切り終わったので、気になっていた春に出たマダラチュウヒ雄をこの残暑の中、飛んでもらった。5月6月、栃木の渡良瀬でマダラチュウヒ雄1羽が飛び回り、多くのバーダーカメラマンも駆け付けたと聞いた。この個体の画像が我が家にも飛んできた。よく見ると画像は遠く100メートル以上はある飛翔シーンで、形態の細部までは解らなかったが、上尾筒の横帯と尾羽全体に濃淡の色になっていた。

マダラチュウヒ雄より3センチ大きいハイイロチュウヒ雄の成鳥過程を30シーズン観察し、まとめ写真集にしている事と、2022年春マダラチュウヒ雄成鳥の出会いとを重ね合わすと、渡良瀬個体は3年目若雄と思う。比較するために2022年春一時滞在した雄成鳥の形態が分かる画像を並べてみた。

頭から体にかけての黒い部分は、青色光沢がある黒色であるが、距離があると青色光沢はなかなか見られない。蝋膜は黄色であるが、黒の針状羽があり、距離があると蝋膜も黒ずんで見える。上尾筒は横帯は無く、羽毛一枚一枚の羽縁は白い。これも距離があると白一色に見える。尾全体も淡灰色一色になっていた。細かく見れば、次列前縁雨覆いも上尾筒の羽の模様と同じに見えた。

環境によって違いがあるのだろうが、ハンティング飛翔はチュウヒの高さで、上空から眼で獲物を探しているようだ。マダラチュウヒは脚が長く、草原でも歩いて獲物を探し捕食していた。

 

 

 

 

 


春の福江島

2023-05-29 09:56:49 | 鳥撮る

福江島の田んぼはそんなに広くない。田植えが終わった後の田んぼに、シギたちが立ち寄っていく。この春滞在した種と数は少なかったが、その田んぼで出会ったシギたちを並べてみた。

オオジシギ  ー1個体を見たが直ぐ畔の茂みに隠れた。タシギとはちょっと違うと思い形態が分か

        る写真をと顔を出すまで30分待ったが現れない。限られた日数の中30分以上は貴重 

        な時間諦めて次へ。後で再度挑戦。帰広後、ベテランバーダーに聞いてオオジシギ

        と判明。

ウズラシギ ー 春の毎シーズン出会う種であり、群れの中にアメリカウズラシギがいますと聞くが

        何時も出合えず。       

ヒバリシギ ー 何時も単独で出会うが、ここではキリアイ1個体と行動を共にしていた。近距離に

        来てくれたが、飛んで背の白いV字型模様は見せてくれなかった。

キリアイ  ー ヒバリシギより3.5センチ大きい全長17センチとあるが、2羽が居ても大きさは

        よく分からない。わかるのはキリアイの頭の白線2本と脚が黒

タカブシギ ー 10羽の小群もいた。あちこちの田んぼでも散らばっていた。和名の由来は尾羽の

        鷹斑になっているが、その尾羽はなかなか見せてくれない。

コアオアシシギー 山口の南岩国蓮田で、11羽の小群にも出会い、春の出会いは多い。この度は

         アオアシシギ3羽と行動を同じくしている3羽のコアオアシシギに出会った。

ムナグロ   ー 夏羽は春の渡りの後半、5月が一番顕著で日本で完全な夏羽を見るのはこの

        ごく僅かな期間のみと、文献にある。毎シーズン見ているが何時も5月、僅かな

        期間のみとは知らなかった。

これで春の福江島は終わりにしたが、後はまとめて冊子に作成。これが大変だー

 

 

 

 

        


春の福江島 7種

2023-05-24 16:13:55 | 鳥撮る

春の今シーズンは、鳥たちは少なかったが、それなりの出会いがあった。

コホオアカ   ー数はともかく春は毎シーズンの出会いがある。

シベリアアオジ ーコホオアカと同じ場所で、ここでは珍しくないようだ。

ノビタキ    ー黒い個体2羽と、黒になりきってない1羽が居たが、直ぐ移動したのか姿が見つか 

          らない。

カワラヒワ   ーオオカワラヒワ かもと1枚は切った?

ムネアカタヒバリー頭から胸にかけて、アカイロは初めての出会い。

アカガシラサギ ー冬羽も夏羽も良く出会っていて、春ここでは常連さんかも。

セイタカシギ  ー福江島での出会いは、数が少なく無視していたら、この個体はオーストラリアセ 

         イタカシギ かもと撮影してみたが?