好奇 高齢者 の呟き

地場産業や蒲原の風景 山 山野草 良寛歌碑、 史跡 旧北国街道を訪ねる、 また聞いたり話した、方言を紹介したい、 

良寛 おかのどの戒語

2007-06-09 00:17:43 | Weblog
良寛が晩年世話になった、木村元右衛門に(かの)
と言う娘がいた、美人であったが家では炊事裁縫に手を出さない、
結婚が決まった時 心配して良寛に願って 嫁の心得を書いて貰った。

1、あさゆう、おやにつかふつるべき事。
1、ぬひをり、すべてをなごしよさ、つねにこころがくべき事。
1、さいごしらひ、おしるのしたてやう、すべてくひもののこと、しならふべき事。
1、よみかき、ゆだむすべからざる事。
1、はきさうじ、 すべき事。
1、ものにさからふべからざる事。
1、上をうやまい、下をあはれみ、しやうあるもの、
とりけだものにいたるまで、なさけかくべき事。
1、げらげらわらい、やすづらはらし、てもずり、むだ口、たちきき、
すきのぞき、よっそめ、かたくやむべき事。
右のくだり、つねづねこころがけらるべし。
おかどの
(やすづらはらし)は すぐふくれっ面をする事、
(てもずり)手先でもて遊ぶこと、 げらげら笑い 無駄口
たち聞き 隙のぞき 余所目
はしたない行為 良寛は感情を表面に出さず、目立つ動作を避け
慎み深く情愛豊かな人を理想的な女性と考えていたようだ。

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