良寛が晩年世話になった、木村元右衛門に(かの)
と言う娘がいた、美人であったが家では炊事裁縫に手を出さない、
結婚が決まった時 心配して良寛に願って 嫁の心得を書いて貰った。
1、あさゆう、おやにつかふつるべき事。
1、ぬひをり、すべてをなごしよさ、つねにこころがくべき事。
1、さいごしらひ、おしるのしたてやう、すべてくひもののこと、しならふべき事。
1、よみかき、ゆだむすべからざる事。
1、はきさうじ、 すべき事。
1、ものにさからふべからざる事。
1、上をうやまい、下をあはれみ、しやうあるもの、
とりけだものにいたるまで、なさけかくべき事。
1、げらげらわらい、やすづらはらし、てもずり、むだ口、たちきき、
すきのぞき、よっそめ、かたくやむべき事。
右のくだり、つねづねこころがけらるべし。
おかどの
(やすづらはらし)は すぐふくれっ面をする事、
(てもずり)手先でもて遊ぶこと、 げらげら笑い 無駄口
たち聞き 隙のぞき 余所目
はしたない行為 良寛は感情を表面に出さず、目立つ動作を避け
慎み深く情愛豊かな人を理想的な女性と考えていたようだ。
と言う娘がいた、美人であったが家では炊事裁縫に手を出さない、
結婚が決まった時 心配して良寛に願って 嫁の心得を書いて貰った。
1、あさゆう、おやにつかふつるべき事。
1、ぬひをり、すべてをなごしよさ、つねにこころがくべき事。
1、さいごしらひ、おしるのしたてやう、すべてくひもののこと、しならふべき事。
1、よみかき、ゆだむすべからざる事。
1、はきさうじ、 すべき事。
1、ものにさからふべからざる事。
1、上をうやまい、下をあはれみ、しやうあるもの、
とりけだものにいたるまで、なさけかくべき事。
1、げらげらわらい、やすづらはらし、てもずり、むだ口、たちきき、
すきのぞき、よっそめ、かたくやむべき事。
右のくだり、つねづねこころがけらるべし。
おかどの
(やすづらはらし)は すぐふくれっ面をする事、
(てもずり)手先でもて遊ぶこと、 げらげら笑い 無駄口
たち聞き 隙のぞき 余所目
はしたない行為 良寛は感情を表面に出さず、目立つ動作を避け
慎み深く情愛豊かな人を理想的な女性と考えていたようだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます