好奇 高齢者 の呟き

地場産業や蒲原の風景 山 山野草 良寛歌碑、 史跡 旧北国街道を訪ねる、 また聞いたり話した、方言を紹介したい、 

三条 地震 NO2 良寛詩

2007-02-24 22:25:42 | Weblog
地震亡霊塔の碑文は隆全住職への見舞い状

地震後の詩は長い詩なので1部だけ紹介
日々日々又日々   で始まり6句まで地震後の
日々夜〃寒さ裂肌  天候と余震
7句から18句まで天明大飢饉後 人々が贅沢になり
道義心をなくしたと嘆きこんな事を

世移軽靡信如馳  世はけいびに移ることと
         信にはするがごとし、
況怙太平人心弛  いわんや太平をたのんで
         人心ゆるむ
恩義頓亡滅   恩義とみに亡滅し
語道徹骨癡   道を語るをびこつのちとす。
慢己欺人稱好手  己に驕り人を欺くを好手としょうし

良寛詩一部 で特に人々に心の弛みや恩義がなくなり
道理を語れば馬鹿にし 自分は驕り高ぶり人を欺いて
も自分だけ儲ければ それが商売上手と持てはやす
そんな世相を戒めている、
これは現代でも同じ事が起きて自分だけがよければと
19句からは自然に逆らうことなく順応して身を慎み
人や天を怨むなと戒めている、

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