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宮古島旅行雑感7:魔除け

2023-05-15 11:23:21 | 

宮古島のバスガイドさんから聞いて興味を覚えたのは、黒糖のほかにもうひとつあった。
それはスイジガイ。水字貝と書く。
宮古島にシーサーが伝わる以前から、魔除けとして使われていたそう。
わたしも家にひとつ飾りたくて、お土産屋さんでさっそく物色。
大きさも、形も、模様も、個体によってかなり違いがある。
その中で選んだのがこれ。


6本の突起を水という字に見立てて、その名がついた。
これは特大サイズよりひとまわり小さくて、千円だった。

今回の宮古島旅行、最初の滞在地、那覇では晴れだったが、その後はずっと雨予報。
けれど、最後の最後で降られるまでは、一度も雨具を使わずにすんだ。
雨雲レーダーを見ると、強い雨雲は毎度宮古島の北方海上を通過してくれた。

しかし、この雨雲、最終日に那覇を襲っていた。
激しい雨と雷で、飛行機が離着陸できず、那覇から来る帰りの飛行機が35分も遅れたのだ。

運がよかったのは、那覇から中部国際空港へ飛ぶ飛行機も同じ機体だったこと。
待っていた飛行機に、那覇で慌てて乗継ぎ、なんてことにならずにすんだ。
とはいえ、中部国際空港に21:25という到着時間は、22:00となった。
あらかじめピックアップしてあった帰りの電車には間に合わない。
着くまでの機内で、乗れそうな電車を乗り換え案内で探した。

家の最寄り駅に着いたのは0時過ぎ。
日にちが変わっていた。
とはいえ、無事に帰ることができたのでよかった。

こういうのも、もしかしたら宮古島での初日に買った水字貝のおかげかも?

前に竹富島で買ったシーサーとともに、玄関に飾った。

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宮古島旅行雑感6:黒糖

2023-05-13 14:18:44 | 

塩とともに、いやそれ以上に有名な沖縄の特産品は黒糖。
宮古島ではバスの車窓からも、あちこちでサトウキビ畑が広がっているのが見られた。

初めは特にお土産として買って帰るつもりではなかった。
うちの近所でも、黒糖は簡単に手に入るから。
それが変わったのは、宮古島へ向かう飛行機の機内放送によってだった。

沖縄の産地による黒糖の違いを詳しく解説していたのだ。
特に印象に残ったのは多良間島の黒糖だった。
これも含めて、2、3種類買って帰ろうと思った。

そして、お土産屋さんで見かけて買ったのが、右の西表島産と中央の多良間島産。


宮古島出身のバスガイドさんによれば、黒糖の旬は1月から4月ころまで。
この時期に出回る新物の黒糖はとりわけおいしく、中でも多良間島の黒糖が最高。
毎年、親戚から送ってと頼まれるのだそう。

そんな話を聞いたあとで、宮古空港の売店で新物とポップがついている黒糖を見つけた。
そこで、すぐさま購入したのが左の多良間島産だ。

こちらの賞味期限は2025年4月。
一方、その前に買った2種は、23年11月と24年4月。
保存期間はだいたい同じくらいだろうから。そっちは新物ではなさそうだ。

家に帰って、まず新物の黒糖から開けてみた。
ひとつ口に入れたとたん、これまで食べたどの黒糖とも違うと感じた。
甘いだけじゃない、とても複雑な味のハーモニーがあって、深みのある味わい。

雪塩じゃないが、こちらにもさまざまなミネラルが含まれている。
加えてビタミンB群と腸内環境を整えるオリゴ糖も。
黒糖もすごく健康にいいってこと。
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宮古島旅行雑感5:雪塩

2023-05-12 10:38:46 | 

以前から、わたしは塩はこのぬちまーすを使っていた。

これを変えることはないだろうと思っていた。

最近、地震のニュースでよく名前を聞く珠洲の塩田を見学したときも気持ちは動かなかった。
今回、宮古島の雪塩製塩所を訪れることを知った。
雪塩という名を初めて聞いたので、予習してみた。
ぬちまーすも雪塩も、両方ともギネスで世界一ミネラル分が多い塩と認定されたことがある。
成分はやや違うがそれほど問題ではない。

わたしが注目したのは海水の採取方法の違いだった。
ぬちまーすは海から汲み上げた海水を使っている。
一方、雪塩は地下の琉球石灰岩の地層を通ってきた地下海水を汲み上げている。
石灰岩由来のカルシウムももちろん成分に追加されるだろうが、
それ以上に大きいメリットは地層で濾過されるため、微小プラスチックが排除されるという点だ。
これを知ったとき、今後は雪塩に変えようと思ったのだった。
(心変わりが超速い!)

製塩所でとりあえず5個セットを購入。


ぬちまーすもまだ1袋あるし、これで当分保ちそうだ。
サンプルにもらった小袋を試しに使ってみたが、ぬちまーす以上にフワフワの粉状だ。
普通の塩小さじ1と同じ重さの量は、ぬちまーすだと小さじ2になるが、雪塩は小さじ3に!

朝食のゆで卵につけて食べると、料理に入れたときよりおいしさが一層よくわかる。
塩辛さより旨みがだんぜん勝っているのだ。
フワフワの粉だから、けっこう塩をつけているものの、卵1個に対して1gもない。
しかも、その4分の1超が塩化ナトリウムでなくミネラルだ。
とても健康にいい。
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宮古島旅行雑感4:マングローブ林

2023-05-10 14:48:54 | 

ビーチ以外で一番よかったのは、島尻のマングローブ林だろう。
干潮時に行くと、生き物がたくさん見られるとあったので、その頃に訪れた。
遊歩道の入り口


川沿いの遊歩道

しかし、宮古島には海に注ぎこむ川がない。
じつは、海の近くに地下水脈の湧き出し口があるのだそう。

大きく育ったマングローブもあれば――


まだ小さいマングローブもある。






島尻橋


干潟には無数のカニの穴、そして赤い点々は穴の住人、シオマネキ。


拡大してみる。シオマネキ特有の片方だけ大きなハサミ。


泥の色と同じ色で目立たないので、一生懸命探したミナミトビハゼ。



名前のとおり、ピョンピョンと盛んに飛び跳ねていた。
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宮古島旅行雑感3:ビーチ

2023-05-08 14:21:01 | 

宮古諸島は珊瑚礁が隆起してできた島なので、とても平坦。
切り立った崖がなく、島の周囲いたるところにビーチがある。
たまたま最初に訪れた砂山ビーチ、ここが最高によかった。

細い坂を越えた先にビーチがある。


印象的な岩







何キロも続く砂浜ではなく、左右が岩で遮られている。
その閉じた秘密の浜的な雰囲気がいい。
何より、浜辺の砂が混じりっけなしで均質ですばらしい。
他の浜で見られたような貝殻や珊瑚のかけら、海藻の切れ端がまったく見当たらなかった。
水も澄んで透明感いっぱい。

一方、貝拾いに最適という佐和田の浜には貝殻や珊瑚のかけらがいっぱい。
波がまったくなかったせいか、透明感はやや落ちる。


パイナガマビーチは、町の中心部に近いせいか、人が多い。
砂浜も格別きれいというわけではない。






トゥリバービーチは、細かい貝のかけらまじりの砂。
パイナガマビーチからそれほど離れていないが、こちらは人がとても少なかった。


渡口の浜の浜に行ったときは、風が非常に強く、砂粒が肌に当たって痛かった。


東洋一美しいと言われる与那覇前浜ビーチ。


広々と開けた景観。
晴れていたらもっときれいだったろう。




砂の比較
左は石川県の千里浜の砂。岩石由来で黒っぽい。
右が宮古島の砂。珊瑚由来で白い。

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