宮古島のバスガイドさんから聞いて興味を覚えたのは、黒糖のほかにもうひとつあった。
それはスイジガイ。水字貝と書く。
宮古島にシーサーが伝わる以前から、魔除けとして使われていたそう。
わたしも家にひとつ飾りたくて、お土産屋さんでさっそく物色。
大きさも、形も、模様も、個体によってかなり違いがある。
その中で選んだのがこれ。
6本の突起を水という字に見立てて、その名がついた。
これは特大サイズよりひとまわり小さくて、千円だった。
今回の宮古島旅行、最初の滞在地、那覇では晴れだったが、その後はずっと雨予報。
けれど、最後の最後で降られるまでは、一度も雨具を使わずにすんだ。
雨雲レーダーを見ると、強い雨雲は毎度宮古島の北方海上を通過してくれた。
しかし、この雨雲、最終日に那覇を襲っていた。
激しい雨と雷で、飛行機が離着陸できず、那覇から来る帰りの飛行機が35分も遅れたのだ。
運がよかったのは、那覇から中部国際空港へ飛ぶ飛行機も同じ機体だったこと。
待っていた飛行機に、那覇で慌てて乗継ぎ、なんてことにならずにすんだ。
とはいえ、中部国際空港に21:25という到着時間は、22:00となった。
あらかじめピックアップしてあった帰りの電車には間に合わない。
着くまでの機内で、乗れそうな電車を乗り換え案内で探した。
家の最寄り駅に着いたのは0時過ぎ。
日にちが変わっていた。
とはいえ、無事に帰ることができたのでよかった。
こういうのも、もしかしたら宮古島での初日に買った水字貝のおかげかも?
前に竹富島で買ったシーサーとともに、玄関に飾った。