少しずつ春の花が咲き出す

クロッカスの最初の花が咲いた。ほかのつぼみはまだ色も見えない。
去年も３月に満開になったので、もう少し待たないといけないようだ。


スノードロップも暖かさに誘われて、大きく開いた。
本などには半開きの写真が載っていることが多いので、
ここまで開くとは知らなかった。
まあ、チューリップなどでも、花びらが全開になったものより
半開き状態の写真が載っていることがほとんどだけど。


これはルッコラ（ロケット）の花。収穫はそろそろ終わりだが、
花を見たかったので、プランターからごそっと抜いたそのままを
庭に植えておいたものだ。少し時間が経ってから見たら、
右のつぼみも開いていた。


このオキザリスは、買ったときからハマベブドウの鉢に生えていたが、
今まではずっと葉ばかりだった。初めて花が咲いた。

庭のコケ

親戚の家の日本庭園にはきれいにコケが貼ってあったが、
洋風庭園を目指しているうちの庭にもいつの間にかコケが繁殖していた。
近くに寄って見ると、こんな冬でも緑が鮮やかでけっこうきれいだ。
石の間からのぞくスギゴケは、ミニチュアの箱庭に植えるとよさそう。


スナゴケからは胞子嚢がいくつも出ているのが見える。
これって、よくコケ玉に使われているコケじゃないかと思う。
近所の北側の石垣にはもっと大きな塊に育ったのがある。


このハイゴケもつやがあって、いいコケ玉になりそう。


今度コケ玉を作ってみようかな。
そうそう、ゼニゴケだけはねちゃねちゃして、気持ち悪い。
繁殖お断りだ。

観葉植物の葉の切れ込み

百均で買ったモンステラ。うちへ来て２枚目の葉も切れ込みなしのハート形だった。


一方、買ったときから切れ込みのある葉をつけていたセロウムは、
新しい葉にもちゃんと切れ込みがある。


もっとも、セロウムと同じフィロデンドロン仲間のクッカバラは
クッカバラとわかる葉が出てくるまで、かなりの時間がかかった。
最初についていた葉はこんなふうにまったく切れ込みがなくて、
クッカバラというものを知らなかったわたしは、大きくなっても
こういう葉だろうと思っていた。
　　　　　

やがて、葉に少しずつでこぼこが現れ始めた。
　　　　　

ついには、こんな葉ばかりになった。

今は大のお気に入りで、春になったら、さらに大きな鉢に植え替えるつもり。
モンステラも、切れ込みのある葉が出てくるのを気長に待とうと思う。

木の根は冬のあいだも伸びていた

朝、ウォーキングしていてある窓が目にとまった。
それは、家の角をまたぐようについている出窓で、ふつうならしゃれた印象を与える。
でも、その窓には、なんと内側からクッション材のプチプチが貼られていた！
きっと結露防止のためだと思うが、せっかくのおしゃれな窓がだいなし。
家も人間と同じく、外見を飾る前に、まず内側から健康に！ということが言えると思う。


ところで、去年の秋、こぼれ種から庭で芽を出していたトウカエデらしき苗を
ミニ鉢に植え替えた。冬になって落葉したら、針金みたいな幹が残っただけ。
　　　　　

存在感なさすぎで、水遣りを忘れそうなので、別の大きな植木鉢の片隅に載せた。
先日ふとそのミニ鉢を持ち上げてみると、その下からいっぱい根が出て
下に置いた植木鉢の土の中へもぐりこんでいた。冬のあいだは休眠していると
ばっかり思っていたのに、根は盛んに伸びていたらしい。
あわてて一回り大きい鉢に植え替えた。
　　　　　

障害物にも負けず シラーの芽

去年植えたシラーの球根は５個だったが、ひとつ分しか芽が出ないなあと思って、
周囲を注意して見ていたら、石の脇からのぞく小さな芽を発見。
この石は去年の花が終わったあと、葉が枯れたあとも位置がわかるように
球根を囲むように置いたものだ。あわてて石をどけると、
すでに頭を出していたもののほかにも、石の陰で伸びている芽があった！


去年生えた場所からけっこう動いたようだ。念のために別の石をどけて見たら、
そこにも伸びかけの芽があった。あぶない、あぶない。

でも、前に書いたオレガノ・ケントビューティーを通り越した場所から出た芽は
シラーではない気がする。そこには去年ヒヤシンスを植えていた。
ヒヤシンスを掘り上げたとき、木子が落ちて残っていたんじゃないかと思う。
シラーの芽と、ヒヤシンスの木子から出る芽はとてもよく似ているのだ。


去年の秋、スイートピーの種を１袋蒔いた。
でも、鳥が見つけて食べちゃったのか、２本しか芽が出なかった。
そのうち１本はかなり元気で、最近、脇芽がわさわさ出てきた。
前にスイートピーの苗を買ってきて植えたときより、脇芽が多い。
たくさん花が期待できそう。
　　　　　

もう１本はあまり育ちがよくないが、葉にこんな斑が入っている。
　　　
だから、こちらも大きく育って欲しい。