シマトネリコに寒肥を施そうとして、幹から少し離れたところを掘ったら、
原種チューリップ〝クリサンサ〟の球根に当たってしまった。
予想ではもう少し左のはずだったんだけど……。
こういうことがないように、去年の秋から、地上部がなくなる植物については、
名札を立て、範囲が広いものは石でおおよその境界を示すようにしている。
でも、このクリサンサは芽が出てから、それをやろうと思っていたのだ。
ふたつに分球したうちの片方はだめになってしまった。
もう片方にも少し傷がついたが、とりあえず埋め戻しておいた。
だめかもしれないが、クリサンサは3球植えてあるから、絶えてしまうことはないだろう。
ほかの球根の花芽のようす――
うちの庭に新登場のスノードロップ。なんだかふたりでお話ししているような風情。
ピンクのヒヤシンス。これはうちの庭で3度目の冬を迎えている。
アネモネ(白)の花芽。これも3度目の冬。
しばらく前からこの状態で、なかなか顔を上げてくれない。