多治見への日帰りドライブの続き。
永保寺の次に立ち寄ったのは多治見修道院。永保寺から車で15分ほど。

周囲を広いブドウ畑に囲まれて、白い壁、オレンジ色の屋根が絵になる。
ここで醸造されたワインは修道院ワインとして販売されており、
11月初めのワインフェスタの折には多くの人が訪れるそう。

聖堂内のたくさんのフレスコ画が目を惹く。ステンドグラスの方はシンプルなデザイン。

ドーム天井の祭壇。


祭壇の反対側にはパイプオルガンが。

帰りがけになってようやく二人連れが入ってきたが、静かで落ち着く空間だ。
そのあと、本町オリベストリートへ行ってみた。

散策用の地図もあって、前に訪れた岩村城下町のような古い町並みを期待したのだが、
ちょっと期待はずれだった。骨董店や陶磁器店がいくつかとカフェや食事処がメイン。
なにより、オリベストリートというのが一方通行の狭い道で、
それは岩村商店街とて同様なのだが、こちらは車がけっこう速いスピードで
ビュンビュン通っていくことだ。のんびり散策という雰囲気ではなかった。
こちらの階段の陶器のオブジェ、こんなのがもっと町のそこここにあったらいいのに。

最後に、多治見市モザイクタイルミュージアムを訪れた。
ここはまず建物がユニークですてき。

タイルの原料を掘り出す粘土山を表現しているそう。
妖精の家の入り口みたいなかわいいドアと窓。

まず4階まで上がってから、順に下りてくるという順路になっている。
タイルのカーテン。

タイル絵のコレクション。

とても目を惹くタイルカー。

窓までタイルで覆われているんじゃ、走れないなー。

というわけで、永保寺以外は紅葉とは無縁だった。

