趣味で蒐集した「きっぷ」を見て考えたこと、とか…
JR直営の印刷場名は国鉄時代の印刷場名を使用します。
古紙蒐集雑記帖
さよなら 富士・はやぶさ
多くの人々に見送られて18時03分、下り「富士・はやぶさ」号最終列車が東京駅を発車します。
かつては富士・はやぶさをはじめ、さくら・あさかぜ・みずほ・紀伊・瀬戸・出雲といった数々の列車が東京駅を発車したものでしたが、本日(正確には明朝)をもって東京駅からブルートレインが姿を消します。
(はやぶさ号B寝台券…再度クリックすると大きく表示されます)
○自広島駅で発行された、はやぶさ号のB寝台券です。
子供の頃、父と二人で広島から帰京する際に使用したものです。
「○自広島(幹)駅」という発行箇所名から国鉄バスの窓口で発行されたものと思われますが、なぜ国鉄バスの窓口で購入したのか、当時の記憶が全くありません。
○社東飯能駅で発行された、富士号のB寝台券です。
東飯能駅は八高線の駅で、現在はJRと西武鉄道の駅が分離されていますが、発行された昭和59年当時は西武鉄道に駅務は委託されていました。そのため発行箇所名が「○社東飯能駅」となっています。
「富士号」や着駅である「宇佐」のゴム印が無くボールペン書きになっているところが残念ですが、社線発行のB寝台券は比較的珍しい例かと思います。
こちらは以前もご紹介させていただいたと思いますが、完全常備の富士号A個室寝台券の見本券です。
見本券なので実際にこのような券が流通されていたのかは定かではありませんが、東京駅もしくは同駅旅行センター(東京駅旅セ)あたりに設備されていたかもしれません。
今夜発車の最終列車は、大勢の人々に惜しまれつつ通い慣れた道をひたすら下り、富士号は明朝11時17分に大分駅、はやぶさ号は明朝12時31分に熊本駅に到着し、歴史にピリオドが打たれます。
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