京王帝都電鉄 東松原駅発行 運賃着駅払証

先日、7年間使用していたPCのハードディスクがクラッシュしてしまいました。管理人は携帯電話の文字入力が苦手で、どうしても「あれ」で記事を入力する気にはなれず、しばらく更新をお休みしていました。昨日、やっと新しいPCがやって来たので、更新を再開します。今後とも、拙ブログをよろしくお願いいたします。

再開1回目は、かつてご紹介したような気がしますが、機器の故障に因み、券売機の故障時に発行された券をご紹介いたしましょう。


   

発行された年代は不明ですが、京王帝都電鉄(京王電鉄)井の頭線の東松原駅で発行された、運賃着駅払証という券です。青色けいおうていと旧地紋のB型千切り券で、シンコー印刷で調製されたものと思われます。
この券は、券売機が故障や点検、その他使用できない理由で乗車券の発行ができない場合に発駅が旅客の乗車駅を証明する券になります。

この券を交付された乗客は、「着駅または乗継駅でお支払いください。」とありますように、着駅または乗継駅で精算することになります。
着駅の場合は出場時に改札口もしくは精算所で現金精算することになります。乗継駅の場合は、乗換改札口の精算所で精算することになると思いますが、明大前駅のように京王井の頭線から京王本線に乗り継ぐような場合、大抵の旅客はそのまま着駅まで乗車すると思われますが、精算所で精算を請求された場合、改札内において特別補充券での精算がなされた可能性があります。


   

裏面です。
「ただいま自動券売機の点検中です。大変ご迷惑おかけいたしますがご了承願います。」という案内文が記載されています。大変迷惑をかけたにもかかわらず、「ご了承願います」とは、現在では考えられない、少々横柄な感じがします。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (batasyan)
2021-08-21 20:52:35
普通駅名が大きく書かれるとおもいますが、普通の切符みたいに、〜駅発行と控えめの書き方がなんか変な感じですね。
 
 
 
> batasyan さま (isaburou_shinpei)
2021-08-22 15:22:27
コメントありがとうございます。
仰せの通り、発行駅名のみしか発行駅が特定できませんので、現場的には視認性は悪いかもしれませんね。
これを考えると、一般的に入場券は駅名が大きく、視認性が高いと言えます。
 
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